先週はこの時間でサブスクサービスで見ているドラマなどをご紹介しましたが、今週は色んなライターに「地上波のバラエティ番組で好きなやつ」を聞いてみました。軽くご紹介させていただきます。

余談かつ嘘ですが、↑こちらのリビングの写真はあのアーノルド・シュワルツェネッガー氏の自宅とのこと。

 

DAIGOも台所〜きょうの献立何にする?〜

DAIGOも台所〜きょうの献立何にする?〜

【オススメ人:ビュー】

全体的にゆったりした空気の番組で、見ていて落ち着きます。放送開始当初は料理初心者だったDAIGOさんのたどたどしさが話題になっていましたが(包丁で皮をむく映像は下手なホラーより怖かった)、最近は大分こなれて来ました。

一番好きなところはDAIGOさんが出来上がった料理を食べる時、しっかり味わってちゃんと飲み込んでから味の感想を言うところです。当たり前の事ですが、情報番組でたまーに「食べ物が口に入ったまま大声を出して暴れる」みたいな食リポも見るので、その行儀良さに感動してしまいました。

 

かがやけ!ミラクルボーイズ

かがやけ!ミラクルボーイズ

【オススメ人:はらつかう】

テレビ神奈川で放送中の、かが屋の冠番組です。タイトルにもある「ミラクルボーイズ」はかが屋の2人が演じる架空のYouTuberで、ゲストの芸人も何かしらの役になりきって街ブラロケをします。

TVerで配信していて、たまたま観たジェラードンがゲストの回が衝撃的に面白くてハマりました。世界を目指す天才キッズ・相撲少年のたーくん(アタック西本)、卓球少女のちーちゃん(かみちぃ)と一緒に川崎市を巡る回です。

中学生のミラクルボーイズと、天才キッズたちのほんわか街ブラロケの体裁で、実際バチバチにお笑いをやっている……というのが痺れました。他にも空気階段やザ・マミィ、ヨネダ2000などがゲストで出演していますが、どれを観ても面白かったです。あと、やっぱり仲良く楽しそうにやってるバラエティが一番!

画期的なのは、多少スベっても「もう、ショウちんったら」と許せてしまう作りです。「往年のバラエティ番組に強い憧れを持つ中学生YouTuberのバラエティ番組」という設定の土台があるから、かが屋やゲストの芸人が好き勝手やっても、「そういうもん」として観れてしまいます。もちろんこれはどの芸人にも出来るわけではなく、かが屋の綿密な演技力の賜物に他なりません。
終始ゆるい感じの雰囲気ですが、かが屋というコント師にしかできない番組だと思っています。観て!

 

見取り図じゃん!

見取り図じゃん

【オススメ人:はじめ】

見取り図のお二人が上京して初の深夜かつ冠バラエティ。”東京に染まる“をコンセプトにゲストを迎えながら企画にチャレンジするのですが、
手抜き感やだるさを感じさせない企画力とお二人の番組に取り組む姿勢に、毎週見てしまう魅力があります。

深夜だけどしっかり時間をかけて取り組むものあり、特に盛山さんが範馬勇次郎になるため180°開脚のトレーニングをする「100日後に勇次郎になる」、美大卒で教員免許も持つリリーさんがキングコング西野に(ほぼイジリなしで)売れる絵本の作り方についてアドバイスをもらいながら3か月で出版を目指す「絵本プロジェクト」など、めちゃめちゃ最高でした!

 

イタズラジャーニー

イタズラジャーニー

【オススメ人:BIGSUN】

チョコレートプラネットとかまいたちの2組がイタズラを仕掛けられながらも旅やレジャーを楽しむ番組です。フジテレビ土曜18:30〜というお家でお菓子を食べながら見るのに丁度いい時間にやってます(TVerでも見られます!)。

基本的には馬鹿馬鹿しいイタズラに翻弄される2組を笑う感じなのですが、そのイタズラが容赦無い!たとえば、突然水を掛けられてびしょ濡れになってしまい、服を着替える為に部屋に入るとその部屋の中に蛇がたくさんいる…!そして用意されてた着替えがのび太くんのコスプレ!(なんで!?)みたいな事が普通に起こります。玉突き式にどんどんイタズラが加速して行くのが毎回見ていて楽しいです。

なかでも私は大仕掛けのイタズラが好きで、旅の初めに大玉が転がって来てぶつかるという番組の名物があるのですが、その大玉が金色だったりスイカ模様だったり転がり方のバリエーションも豊富でいつも見る時の楽しみになってます!!

エンディングで流れる奇妙礼太郎さんの「オー・シャンゼリゼ」は過酷なイタズラの数々を全て優しく包み込んでくれて、見てて笑い疲れたこっち側も癒してくれます。
あと、進行役の渋谷凪咲ちゃんがとても可愛くて面白いです!!!

 

運搬千鳥 それ、どうやって運ぶんじゃ?

運搬千鳥 それ、どうやって運ぶんじゃ?

【オススメ人:凸ノ】

特番で時々しかやってないんですが「水族館に展示する2万匹のイワシ」「桜の木」とか「そう言われればそれってどうやって運んでんだろう…」て気になる物の運搬方法を紹介する番組です。

専用の車両が登場したり、どの運搬にもプロフェッショナルの技術やこだわりがあり面白いです。

確かに以前から「深夜に運搬される新幹線の車両」の動画とか皆大好きなので、”運搬”に注目した番組作りはとても良い着眼点だなあと思いました。

というかそもそも千鳥さんが好きです。

 

推しといつまでも

推しといつまでも

【オススメ人:神田匠】

2023年4月から始まって、9月4日に最終回を迎えた番組です。タイトルのごとく大好きな”推し”芸能人に一般のファンが長年あたためていた思いや感謝を伝えるのですが、「ああ、人が人を思いやりあっている」と見ていてとても好きでした。特に、自宅で芸能人の好物を作ってもてなすときに料理を口に運ぶ様子をドキドキしながら見つめ、コメントが返ってきたときにパッと表情が明るくなるところ。そこがたまらないですね。番組を見終えるとぽっと心があたたかくなります。

コロッケやMr.マリックなど大勢に斜からいじられがちな芸能人が登場しますが、彼らを推す一般の方はまっすぐ、真正面から彼らを好きなことが伝わりその愛の強さに胸を打たれます。「私はあなたのこういうところが好き」って口に出さないと伝わらないので、ファンがその思いを伝える場としてすごくいい番組だったなと思います。もう終わってしまいましたがまた何かで復活してほしい番組です。

どの回から見ても楽しめますが、私は一生懸命作った手料理を誰かが食べる様子が好きなので純烈の回がおすすめです。

 

マルコポロリ

マルコポロリ

【オススメ人:おおきち】

関西ローカルのトークバラエティですが、なぜかゲストの人選がおかしく、東京のバラエティ番組でもあまり見ないわらふぢなるおを救済SPと称してメインに据えたり、ダイノジの大谷さん(エアギターじゃない方)にフィーチャーしたりと、お笑い好きしか見てないと思われるおかしい番組です。

近い番組でいうとさんまのお笑い向上委員会かと思うのですが、MCの東野さんなのか番組の空気なのか、とにかく「仕込んできたネタはウケない。まず手持ちのものを捨てろ。定石はやるな!」という雰囲気があり、追い込まれた末の最後っ屁が素晴らしいホームランになることもあるのですが、マイナス3点の自殺点すらもオンエアされてます。むしろ「自殺点を見せろ!」という空気があり、何も起きない地獄の時間が頻繁に起こります。見てる人もその地獄を求めてる気がします。

さんまのお笑い向上委員会の魔王回(ザブングルの加藤)が好きな人なら絶対オススメです!

 

よしもと新喜劇NEXT 小籔千豊には怒られたくない

よしもと新喜劇NEXT 小籔千豊には怒られたくない

【オススメ人:おおきち】

これもマルコポロリ同様、関西ローカル。吉本新喜劇の若手座員が様々な企画に挑戦。それを小籔さんがダメ出しをするというテイの番組なのですが、若手座員の方々が本当に個性的過ぎて(つまらないノリを延々とやりつづける、どこで笑っていいか分からないギャグがある、挙動不審過ぎる、とにかく痛い)、それを必ずみつけて拾ってツッコむ小籔さんとゲストという形は、相席食堂のダメ過ぎて逆に面白い回を毎週見ている感覚です。とにかく辰己さんが出てくるだけで笑ってしまいます。

どちらもTVerで必ず見てる番組です

 

 

 


以上!

 

皆さんも、おもろバラエティ番組があったら教えてください。敬具