俺の名はナ月、34歳だ。
30歳になった瞬間から「年齢なんてただの数字じゃないか」と思うようになったが、それはそれとして
「宇多田ヒカルさんは15歳の頃にはAutomaticでドバドバ稼いでいた」
みたいな話を聞くと人並みに「その頃俺は何をしていたっけ」と憂鬱になったりもするぜ。
他人の人生と自分の人生を比べても仕方がないとはいえ、他人の「○○歳の頃に××していた」話のクソくだらないバージョンをいっぱい集めたらそもそもあんまり気にならなくなるのではないか。そういう記事の2回目だ。前回はこれ。
余談だが俺は34歳にして、でかいヘアブラシを使うと髪の具合がなんかよくなることを実感している。
早速見ていこう。
9歳の頃、好きだった児童文庫の二次創作をしてた
その頃はまだオタク的な文化を知らなかったので、二次創作という概念も知らなかったと思うけど、その作品が好きすぎてアナザーストーリーを考えて絵を描いたり無意識にやってました。
言われてみれば二次創作をやるオタクの片鱗ってこういうところでもう見えるのかもしれないな。
15歳の時、地元のブックオフを完全制覇した
全部チャリで行った
熱中症になった時もあった
年齢と冒険のスケール感が最高に良い。
24歳の頃に舞茸のバター炒めの美味しさに気付いた
また同時期にそれをカレーに加えても美味しいことを発見したのである。
これこれ、これくらいくだらないのが読みたかった。
30歳手前でクレーンゲームにめちゃくちゃハマった
ゲーセンとオンクレのことで毎日頭いっぱい。仕事中も隙を見つけてはオンクレ。お陰で破産寸前。(now!)
なんかある日急にハマるよねクレーンゲーム。
8歳の時、初めて乳首の書いてあるエッチな絵を見た
画像検索で出てきたToLoveるのナナの絵でした。
その後、大学生になってToLoveるの単行本を買った時に、該当のシーンを見つけてすごく嬉しかったです。泣いた
感動の再会。こういう話好きだな。初めてみた絵の乳首ってなんだったかな。
5歳でケロロにどハマりしてた
なんなら小6まで友達と兄弟を巻き込んでケロロごっこしてた。ケロロランドのオリジナルキャラ募集のコーナーで自分が送ったキャラが採用されなさすぎてケロロが嫌いになり、それからは独自のキャラクターになりきって遊んでた。
好きなものを嫌いになるルートってこういうのもあるのか……。
12歳のときに靴紐のリボン結びができずに号泣した
適当に固結びもどきみたいなのを作って乗り切っていたが、ある日親の目の前で結ばなければならない状況になったときにできないことがバレて号泣し、代わりにやってもらった。
号泣したというのがいいな。くだらないほど屈辱だよね。
17の頃、嘘ついて部活をやめた
バレー部で頑張ってたんだけど、下手すぎて顧問に罵倒されて辛くて仮病つかってやめた。なのに部活仲間と離れるのは嫌でプレイヤーをやめてマネージャーになるために慢性的な病気を調べてそれになったって嘘ついた。ずっと引きずってる
まあでも誰にも迷惑かけてないしな。
逆にちゃんと二十歳過ぎてからタバコを吸い始めた
演劇をやっててタバコを吸う役をやることになったので、役作りのために吸い始めた。真面目か。
やっぱり他人がタバコ吸い始めたきっかけの話ってめちゃめちゃ面白いな。
19歳で人間がハンバーグを作れることを知った
工場で機械に肉加工してもらわなくてもハンバーグって食べれるんや
元の肉と見比べるとあまりにも『めっちゃ加工!』って見た目してるしな。
20歳のとき近所の心霊スポットで木登りして、木の上で花見団子食べながら沈む夕陽を眺めた。
心落ち着く至高のひとときだった。
これやりたい!!
23歳で、うんちするとたまに肛門がめっちゃ熱いときがあるのは前日に辛いものを食べたからだと気付いた。
味覚と肛門がリンクしてるなんて信じ難いしな。「本当に関係あるじゃん!」って気がついた時は衝撃だった。
27歳のとき初めて柿の種の正体を知った
それまでずっと本物の種だと思ってた
どんなきっかけで違うと気がついたのか気になるな。
14歳の頃、アニメに影響されてずっと寝てた
田中くんはいつもけだるげと言う神アニメ
続編やらないかなあ
アニメに影響される14歳は最高。
24歳で初めてcoco壱の1辛を食べた
普段はレトルトカレーも甘口だけど、ふと今日は行ける気がするって食べてみた 普通に食べられた
こういう一歩踏み出してみた話めちゃめちゃ好き。勇気の大切さを教えられる。
8歳の頃から『さいきょうのじぶん』が敵と戦う物語という妄想を漫画形式で脳内連載していた
『さいきょうのじぶん』が気のおけない仲間たちといっしょに、ある時はテロリストだったり、でっけ〜怪獣だったり何かしらと戦っている。当時好きだった漫画のキャラクターを勝手に登場させたりしていた。この間連載10周年を迎えてしまった。
頼む、死ぬまで続けてくれ。
7歳の頃、蚊取り線香を舐めたら舌が痺れた
甘い匂いがするのでどんな味か気になって、煙に指を突っ込んで舐めた。
親に言い出せず、布団の中で痺れが治まるのを待った。
本体ではなくて煙を舐めてみようと思いつくのはなかなか。殺虫能力があるのは煙の方だからな。
中1くらいの時、自販機のジュースを制覇するのにハマってた
ある時そのお店の店主さんに「いつもありがとう」って言われました
ちょっと素敵すぎる挑戦だな。絶対毎日楽しいな。17アイスとかでもいいな。
22歳、わさびとからしを克服
克服しすぎて今ではめちゃくちゃ付けてお腹壊す
大人になって急に克服した食べ物ってそれまでの反動みたいにハマり狂うよね。
10歳の時に初めてディズニーランドに連れて行ってもらった
15周年だった。楽しみすぎて、行く数ヶ月前から買って貰ったガイドブックを読みふけっていた。当日の事は興奮しすぎたのかよく覚えてないが、お土産のミッキー型の風船(緑)、記念の柄のポップコーンバケツ、カリブの海賊の帽子は大事に取ってあった(今は親に捨てられてしまったが)
あまりにも普通に良い思い出なので紹介しました。
以上!!!! 「○○歳の頃に××していた」みたいな話のくだらないやつパート2はここまで。
超良いな。何歳で何をやるなんてみんなバラバラで良いんだ。何か食べたことがないものを食べてみたくなった。
みんなも何かこういうのがあったら、コロモーで集めているから教えてくれよな。