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過去にブロスの方で何度か推させていただいておりますが、非対称型サバイバルホラーゲーム「Dead by Daylight(以下 DBD)」がまたここに来て人気が再燃しております。

 

【基本的なゲームのルール】
・ストーリーモードは無く、最低5人のマルチプレイで始める
1人の殺人鬼4人の生存者をオンラインで集めて試合開始
・4人の生存者は殺人鬼に見つからないように隠れながら、協力してマップに点在する発電機を5台修理して出口を開く扉を通電させて脱出すればクリア
・殺人鬼は、隠れている生存者を見つけ出して追いかけて殴って捕まえて生贄に捧げればクリア
・生存者は殺人鬼に対抗する武器は無く非力なので、逃げることしかできない
・殺人鬼は個性豊かなキャラ性能で生存者を追い詰める
・生存者はTPS視点(自キャラが見えている)、殺人鬼はFPS視点(殺人鬼の目線)なので、戦略がそれぞれ異なる

 

…という実にシンプルなゲームながら、「見る側もやる側もゲーム実況との相性がバツグン」という側面もある人気の逸品です。慢性的に殺人鬼の人口が少なくなってマッチング成立までの時間が長くなってきているので、ここらでもう一度オススメさせていただきます。

※PRではなく普通に紹介しています。このゲームが好きだから…。

 

 

配信向きな理由:初見でもルールがすぐ分かる

「生存者→隠れろ & 逃げろ & 発電機を修理しろ」

 

「殺人鬼→殺せ!!!!!!!!!!!!」

 

実に単純明快で分かりやすいルールですね。細かいことは一切無し。逃げろor殺せのせめぎあいだけが存在する空間。プレイヤー側はもちろん、このゲーム配信を初めて見るという視聴者でも一瞬で理解できる構造が初心者でも入りやすい要因の一つになっているかと思います。

特に生存者に関しては他のゲームと比べて難しい作業はほぼ無いため、プレイヤー側でも始めやすいんですよね。一人が怖い場合はまずは友人同士でパーティーを組んでプレイしてみるとよいでしょう。

 

 

 

配信向きな理由:シンプルに怖い

生存者でプレイする時に強調されるこのゲームの特徴として、「怖さ」がその楽しさを増幅させる装置の一つかもしれません。まずステージ自体がおどろおどろしいデザインで統一され、いつどこから殺人鬼が自分の近くにやって来るか分からない中で発電機を修理する緊張感…。そしていざ殺人鬼に追いかけ回され、殴られ、殺される時の恐怖は他の追随を許しません。

生存者プレイヤーはその際に「驚く」「叫ぶ」「恐れおののく」など、非常に分かりやすいリアクションが意識してなくても自然に出てしまい、見てる側も「今やばいじゃん!!」と理解しやすくなるのです。

 

このゲームではどの方向から音がするかがかなり重要なので、プレイの際にはヘッドセットが必須です。

 

 

配信向きな理由:おもろポイントの撮れ高が多い

生存者側でプレイすると、1試合に1回以上は確実に「殺人鬼に追い回される」という場面に遭遇します。この時に「無様に殴られて捕らえられる(珍プレー)」か、「華麗に逃げ切る(好プレー)」かの二つの結末に着地するのですが、どちらに転んでも見てる側は面白いという非常に都合の良い展開が用意されています。

生と死の狭間を浮遊する人間は、何故かこうも面白いのです。

 

 

また、他の生存者が捕らえられ、フックに吊るされた際に自分が救助しにいくという状況も頻繁に発生します。仲間の状況を把握して協力し、勇気を振り絞って仲間を助けに行くというヒーロー性!それは4人全員で脱出するために無くてはならない行動なのです。試合後にもらえる経験値の「頑張って助けたね評価点」が増加するし。

ちなみに今回のマッチでは私以外誰も吊られなかったので、自分が吊られている写真になっています。

 

 

翻って殺人鬼目線でも、苦労の果てに生存者を追い詰めて殺していき、絶望を与えていけたときの喜びはひとしお。様々な能力を駆使してファンタスティックにぶち殺していければ、見ている側もきもちいい〜〜、となるはずです。

 

 

 

配信向きな理由:試合時間が短い

DBDは1試合にかける時間が短く、10〜15分程度のコンパクトさ。さらにいつどのタイミングで見てもだいたいの進捗状況が分かるので、サッと1試合だけ見るというお手軽さも人気の理由の一つです。マッチング検索中画面の方がが長くなり、めらめらと燃えている焚き火を見つめるだけの時間「焚き火オンライン」と揶揄される時もありますが…。その原因は「慢性的な殺人鬼不足」です。この時間を減らすためにもぜひ殺人鬼をプレイしましょう。

 

 

 

配信向きな理由:お笑いさんがめちゃやってる

古くは本田翼さんに始まり、狩野英孝さん、品川ヒロシさん、ダイアン津田さん、東野幸治さん、かまいたち、ロンドンブーツなどなど、昨今のご時世で家にいる時間が増えたのか、お笑い芸人の皆様がこぞってYouTubeで配信しています。それもこれも上にあげた「ルールのシンプルさ」「リアクションのとりやすさ」「撮れ高の多さ」が選ばれる理由であると思われます。

 

 

 

ポジティブ・ネガティブ含む、プレイヤーの声

さて、そんな私の推論はさておき、実際にプレイしているライターからも「ここが最高」というポイントを聞いてみましたので、あわせて紹介いたします。「軽く感想教えて」と言ったらみんなめちゃめちゃ長文を送ってきてくれました。どこかで発散したかったのかな。

 

  ナ月(ライター・DBDプレイ歴:2年)

子供の頃は足が遅くて鬼ごっこの鬼になることが何よりの絶望だったのですが、このゲームのおかげで人を追いかけ回して暴力を振るう楽しさを知ることができました。

人と一緒に遊ぶ時以外はほとんどキラー専門で遊んでいます。一時期は最低1日1回はサバイバーを全滅できないと落ち着かないほどハマっていました。

このゲームは通常の殺人鬼のほか、「SAW」「悪魔のいけにえ」などの有名ホラー映画コラボを含む個性豊かな能力の殺人鬼を選ぶことができるのですが、お気に入りの殺人鬼を活かすためのパーク(付け替えできる特殊能力みたいなの)の構成を考えては実践を繰り返すのがとても楽しいです。

殺人鬼の短所を補うか、長所を伸ばす構成にするか。能力との相性はどうか。生存者だったらどうされるのが一番嫌か。など、カードゲームのデッキを組み立てるような楽しさもあります。

考えたパークの構成がハマってお気に入りのキラーで最後の一人を殺した時の爽快感は筆舌に尽くしがたいです。

また、色々試すうちにお気に入りのパークなんかも出てきて「このパークを活かすための構成を考えよう」「一見クソパークだがこれと組み合わせると……」などとやり始めるとキリがありません(もちろん生存者でも同様の楽しみがあります)。

バランス調整が極端、常に何かしらバグがあるなどの欠点もありますが文句を言いながらも愛せてしまっているので殺人から抜け出せません。助けてください。

 

 

   神田匠(ライター・DBDプレイ歴:2年)

私は逃げ回るより追いかけるほうが楽しいからもっぱら殺人鬼側でプレイする。

殺人鬼の特徴は千差万別。チェーンソーを持ってダッシュする者や罠を仕掛ける者、テレポートする者などがいて、いろんな能力を使って生存者を追い詰めていくのがとても楽しい。もちろん生存者も固有の能力が違うのでそれぞれの長所を生かしてがんばって生き延びる。「ハロウィン」「ストレンジャー・シングス」といった有名作品からキャラクターが登場しているので、作品のファンはとりあえず触ってみるだけでも楽しめるはず。私は「ハロウィン」のブギーマンが好きすぎるのでほぼ彼しか使っていない。

このゲームは生存者側は三人称視点、殺人鬼側は一人称視点を採用しており、生存者は自分の周りを広く確認できるが、殺人鬼は自分が見た視点のみで索敵しなければならない。それゆえ殺人鬼は「狩り」の感覚を強く味わえる。

殺人鬼でプレイしていると茂みでやり過ごす人や、あえて囮になって仲間を逃がそうとする人がいて、生存者の思惑が手に取るようにわかって追い詰めていくことに興奮する。汗をかく。こちらが既に襲いかかろうとしているのにも関わらず、存在に気づいていない生存者を見かけるとその後ろ姿がかわいくていじらしくなる。

私は「全員捕まえるぞ!」 という気持ちではやっておらず、誰かひとり標的を決めたらそいつをしつこく追い回している。追いついて昏倒させ、フックに吊るしたときのうれしさはたまらない。

とはいえ生存者側も生き延びるために必死に抵抗するので絶対に殺人鬼が勝つわけではない。むしろ全員捕まえられることは稀といっていい。フックに吊るしても別の生存者が助けて脱出し、追いかけると時間を稼がれて脱出される。逃げられると本当に悔しく、そのやりきれなさもゲームの魅力だなと思う。

生存者側でプレイするのもかなり楽しく、誰かを助けて死ぬと「こんな私でも誰かの役に立てたんだ」というヒロイックな満足感に包まれるのでどっちで遊んでもぞくぞくできるはず!

 

 

【※感情がぐちゃぐちゃになっている”マジ”のレビューのため、熟練プレイヤーのみお読みください】

  ナクヤムパンリエッタ(漫画家・DBDプレイ歴:??)

このゲームを、人に勧めて良いのだろうか。

学生の頃の一時期、俺はこのゲームにドハマりしていた。

朝か夜かわからない時間に起きて、デッドバイデイライトをやって、寝る。起きて、デッドバイデイライトをやる。

マッチングの待ち時間に飯を食い、シャワーを浴び、マッチングすればデッドバイデイライトをやる。俺はとにかく暇だった。

いままで対人ゲームを遊んだことはなく、また興味もなかった。正直言って今もあまりない。しかしこのゲームは違った。何かが俺を狂わせたのだ。

銃を撃つ必要もなければFPS視点でもない。スタートから高い技術を要求されない、言ってしまえばホラーテイストの鬼ごっこである。これほど馴染みある題材はない。きっと、このゲームで対人プレイを始める人は多いのだろう。

狂ってしまった俺は遊ぶ相手もいなければ一人用の練習モードもないため、チュートリアルの画面端にチョコンと置かれた岩のまわりを、一時間延々と回り続けた。

最初は、「初心者におススメ!」と言われている一番目立たないキャラクターを選び、画面端でしゃがんでいた。見つかったら殺されるのなら、見つからなければ勝ちである。

見つかるので即負けた。後に、目立ちにくいスキンでしゃがむプレイヤーは「ウンコ」と呼ばれていることを知る。理由は、ウンコをしている様に見えるからである。俺はウンコだった。

次は、「都会の逃走術」というしゃがみ移動の速度があがるスキルをつけ、しゃがみながら歩いた。

見つかるのならばより見つかりにくくすれば良い。さらに「凍り付く背筋」という殺人鬼から見られていると察知できる能力もつけた。万全だ。

確かに見つからなかった。しかし、俺以外が全員死んだ。なぜなら、俺が爆速しゃがみで画面端を移動しているなか、他の人は発電機を修理しているからだった。

このゲーム、生存者は力を合わせ、より早く発電機を修理する必要がある。なぜなら発電機を修理しないといつかは見つかり、結局殺されてしまうからだ。

しかし、俺は発電機を修理してはいなかった。なぜかというと見つかったら怖いから。つまり、俺はウンコから、歩くウンコに進化しただけだった。

もうこうなったら、練習するしかない。

とにかく暇だったため、動画を見て、マップや能力を把握し、板や窓枠といった殺人鬼から一時的に逃れられるポジションについて学んだ。

チュートリアルの岩の周りをグルグルと回り、ヘッドホンを買い、公式のパッチノートが来たらすぐさま目を通した。

なるべく発電機を修理し、無理やりではなく、助けられそうなタイミングで味方を救助する。

見つかってしまったら、発電機から離れ、できるだけ殺人鬼を引き付ける。もちろん下手なのですぐ死ぬが、せめて状況をこれ以上悪くしない場所で死ぬよう心がける。

そしていつの日か、もちろん下手には変わりないものの、ウンコよりは幾分かマシで、そこそこ脱出ができるようになっていた。

なんとなく勝手がわかってくると、ゲームというのは楽しくなってくる。

殺人鬼に追われている最中に読み勝てれば嬉しいし、上手な殺人鬼に全滅させられれば素直に尊敬の念を抱く。こうして、俺はこのゲームにのめりこんでいった。

そう、あの時までは……。

 

***

 

一時期離れてしまっていたが、最近、ふと気が向いて、久々に少しだけプレイしてみた。

お気づきだろうか。

この文章は、一貫して「生存者」のプレイを前提に書かれている。
「殺人鬼」は、初心者の時に5回連続で赤・紫帯に当たった時に心が折れ、以来触っていなかったのだ。

……今はガバマッチに怯えながら、赤帯生存者にジャングルジムを三周された後窓枠を経由して小屋に連れていかれる日々を送っている。

ヨボヨボのステイン隠しも意味をなさず、無駄に膨らみ距離をとられ、一発殴れたとおもったら通電しアドレナリンで全回復、ゲート前で屈伸され机をぶん殴った後ゲームを閉じるのだ。

窓から板に置きエイムした斧は判定を窓枠に吸われ、破滅は相変わらずすぐ壊され、足跡は散り、バベチリは見忘れるし、そもそもパークは集まらない。

ゲームが開始したと思ったら、四枚の「石化した樫の木」がめくられ、最後に俺の出した「モズのリース」がペリュッという屁のような音とともに裏返った瞬間、死に救済はないと悟る。

弱音に限ってチェイスがうまいのなんなんだ。上裸になるな、オブオブ外せ見んじゃねえ。解放詰むな、不滅もやめろ、旋回するなめりこむな。嬉しそうにロッカーから腕クロスして飛び出すな、ストライク顔で突っ込んでくるな直前に鍵持つんじゃない見えてるぞ。

常にバグがあり、レーティングもガバガバ、マッチングは時間がかかり、公式の突然の仕様変更に怯えながら過ごす。

もちろん面白いのだが、疲れることも多い。なぜかコラボキラーであるデモゴルゴンは1000円払うと肩からトゲトゲが生えてくる。

 

それでも、また戻ってきてしまった。

 

このゲームは、面白い。でも俺は、人に勧めることができない。

 

なぜなら、いろんな意味で、逃れられなくなるからだ。

 

もう助けてくれ。

 

 

皆様、熱いレビュー、忌憚なきご意見、ありがとうございました。前半ではあまり触れてませんでしたが、「殺人鬼をプレイするのはかなりストレスがたまる」という払拭できない一点さえ乗り越えることが出来れば、気軽に最高のゲーム体験が出来るでしょう。興味がわいてきたなら是非プレイしてみてくださいね!しょっちゅう値引きセールやってます!

 

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