こんにちは、株式会社バーグハンバーグバーグのまきのです。
ラ・ラ・ランド、めちゃ良い映画でしたね。主役である若きジャズ・ピアニストのセブを演じたのはライアン・ゴズリング。最高の男です。超絶イケメンというわけではないのですがなかなか特徴のある顔つきに、歌にピアノに何をやらせても器用にこなす彼が魅力的に演じている映画はラ・ラ・ランドだけではありません。
というわけで、今週は「ライアン・ゴズリング主演の面白い映画」を3本ご紹介したいと思います。もうすでに知ってたらすいません。私より詳しい映画好きの方は「浅い」と思うかもしれませんが、大目に見てください。
■復讐に燃える男!「オンリー・ゴッド」
オンリー・ゴッド
【あらすじ】
タイでボクシングジムを営むジュリアンは裏で麻薬密売に関わっている。ある日、兄のビリーが殺されたことを受け、復讐をする。しかし彼の前に立ちはだかるのは、元警官にして裏社会を牛耳る謎の男チャンだった。
「ネオン・デーモン」「ドライヴ」などを手掛けたニコラス・レフン監督でライアン・ゴズリング主演のサスペンス映画がこちら。正直言いますとセリフを極限まで削りつつ抽象的な表現で展開するため予備知識無しで見ると理解が追いつきませんが、バイオレンス描写やアクション、演出、映像美はかなり目を見張るものがある不思議な一品です。
元警官の男が人を殺すたびにカラオケをするシーンが挿入されるという謎の描写もクセになりますし、ライアン・ゴズリング演じるジュリアンはかなり無口ですがそれでも内に秘めた力強さを感じることができますよ。
【予告】
■恋人はラブドール!「ラースと、その彼女」
ラースと、その彼女
【あらすじ】
いい奴なんだけどコミュニケーションが苦手で友達も少なく、兄夫婦からすごく心配されていた青年ラースが「彼女できた」と連れてきたのがラブドール。「弟がイカれてしまった…いや、だけど普通に接してあげないと!」と、街の人達みんながそのラブドールを普通の人として接してあげる話
二つ目は、ラブドールを恋人として疑わない青年を取り巻くほっこりヒューマンドラマ「ラースと、その彼女」です。一見狂った映画か…と思わせておいて、ここまで心が暖かくなる映画があっただろうか!?という気分にさせてくれる非常にほのぼのした作品です。
悪者が一切出てこない、街の人みんながラースに何をしてあげられるかを考えてくれるこの平和な世界!ラース…なんと恵まれた人生か!さらに子供の頃から「ミッキーマウス・クラブ」という子供番組に出演し歌唱力を評価されていた実績を裏付けするような甘く優しい歌声も聞くことが出来ます。最高なので是非とも見てください。
【予告】
■ポンコツ探偵!「ナイスガイズ!」
ナイスガイズ!
【あらすじ】
1977年ロサンゼルス。示談屋ジャクソン・ヒーリーは、天然系探偵のホランド・マーチを相棒にし、とある少女の失踪事件を捜査することになった。マーチの娘ホリーも同行して聞き込み調査を進めていると、様々な不審死事件の被害者が失踪した少女に関係のある人物だった。やがて全てがつながる時、大いなる陰謀が明らかになる…!
最後は2017年3月の時点で絶賛上映中の探偵バディムービー「ナイスガイズ!」。こちらのライアン・ゴズリングはポンコツな探偵を演じており、むちゃくちゃコミカルで最高です。怪我をする、酒に溺れる、坂から転げ落ちる、車をぶつける、居眠り運転をする、屋上から落ちる、とにかくめちゃめちゃフラフラしているのですがそれがなんとも憎めなくて愛らしい!
監督は「リーサル・ウェポン」を監督したシェーン・ブラックで、凸凹コンビを描くのが得意なんですよね。相棒となるラッセル・クロウが(物理的に)巨大化した状態で敵をなぎ倒し、ライアン・ゴズリングが怪我をする…さらに頭の切れる娘(1億年に一人の逸材レベルで可愛い)がちょこまか動き回る構図もバランス良し。加えて70年代のLAの古き良き雰囲気と携帯電話すらない地道な調査で謎を解き明かしていくストーリー展開がとっても心地よいサスペンス・コメディとなっております。満足度はかなり高い一品なので、映画館へ急げ!
【予告】
■気になったら見よう
いかがでしょうか。シリアス、ほっこり、ポンコツと出演するたびに全く違う役を演じるライアン・ゴズリング。私はかなり好きなのでこれからも頑張って欲しいですね。
ちなみに、ライアン・ゴズリングといえば「シリアルを食べない」という動画が有名です。
これはライアン・ゴズリングが映っているシーンのTV画面に、スプーンに入ったシリアルを近づけるものの、見事に顔を背けてしまう…というめちゃめちゃ面白い動画シリーズで、ネット上でかなり流行しました。
しかしこれを最初に発明した動画投稿者がガンで亡くなってしまいました。そしてそれを聞きつけたライアン本人が追悼の意味を込めてvineでシリアルを食べる動画を投稿した、という「いい奴〜!」と言いたくなるほっこりエピソードもあわせて紹介しておきますね。
(1:07ぐらいから)
それではさようなら。またいいのがあったら教えます。