こんにちは、株式会社バーグハンバーグバーグのまきのです。
超能力少年、SFやアクションなどのジャンルでは無くてはならない存在です。未来を予知する、物を動かす、空を飛ぶ…その能力は映画によって様々ですが、中にはかなり突飛な能力を持った少年もいます。
ということで、今回は「特殊能力を持った少年」が登場する映画を3本紹介したいと思います。もうすでに知ってたらすいません。私より詳しい映画好きの方は「浅い」と思うかもしれませんが、大目に見てください。
■光る目!神の啓示?「ミッドナイト・スペシャル」
ミッドナイト・スペシャル
【あらすじ】
少年アルトンは、実父のロイと彼の友人ルーカスとともに真夜中の逃避行を続けていた。超能力を持って生まれてきたアルトンは、神の啓示を授けると信じられたために宗教団体によって強引に養子を組まされ奪われてしまったのだ。ロイは数年見守っていたが、アルトンが持つ「ある目的」を果たす手助けをするために誘拐することを決意する。果たしてこの逃避行に終わりはあるのだろうか…。
まずは「MUD」、「テイク・シェルター」などヒューマンドラマを多数手がけるジェフ・ニコルズ監督の「ミッドナイト・スペシャル」。こちらに登場するアルトン少年は、時折目や手のひらがめちゃくちゃ光り、聞いたことの無い言語の言葉や数字の羅列を話したりする能力が備わっているため、それを「神の啓示」だと信じて疑わないカルト教団に目をつけられてしまいます。
そんな息子を守るため、父親が奮闘します。カルト教団、政府、国家安全保障局などの追手が迫る中での決意と覚悟、親子の絆をエモーショナルに描いた力作となっております。少し説明不足なところはありますが、アルトンが果たすべき最終目標にたどり着いた情景はなかなか圧巻です。
【予告】
■夢が現実になる!「ソムニア 悪夢の少年」
ソムニア 悪夢の少年
【あらすじ】
事故で息子を失ったとある夫妻は、コーディという少年を養子に迎えることに。とても素直でいい子のコーディはすぐに受け入れられるが、ある日息子の話をコーディに聞かせて寝かせたあと、死んだはずの息子が現れた!何故!どうやらコーディには「夢が現実になる特殊能力」を持っているらしい。しかし悪夢も具現化してしまい悪魔「キャンカーマン」が迫り来る!
夢が現実に干渉してしまう能力を持った少年が登場するのは「ソムニア -悪夢の少年-」。こちらは一分のスキもないほど完璧な脚本、夢が具現化する幻想的で美しい描写、そしてコーディの過去に隠された悲しき思い出と、悪夢のキャンカーマン…!一切無駄なシーンが無い非常に分かりやすい展開で、大きな軸は「子を失った母と孤独な少年の絆と成長」を描いている傑作です。
キャンカーマンのビジュアルも最高ながら、その正体もなかなかのもの。その謎が少しずつ明かされる展開も飽きが来ない巧い構成になっており、90分はあっという間。ジャンルはホラーですがファンタジックな描写がかなり多いので、ホラーが苦手な方も是非とも見てもらいたい逸品です。
【予告】
■ネタバレ出来ない超絶能力!「ダークレイン」
ダークレイン
【あらすじ】
未曾有の豪雨によりバスステーションで足止めを食らった男女がいた。双子が産まれたので早く病院に行きたい男、夫とケンカしてしまった妊婦、学生運動に参加する学生、謎の言語を話すシャーマンのババア、2週間後に定年する券売係のジジイ、ステーションに住み込みで働いている女、そして病気の息子をもつ母。
いつまで経ってもバスが来ないどころか、何故かステーションから出ることすら出来ない。次第にイライラが募ってわちゃわちゃが最高潮に達した時に、とんでもない事態が巻き起こる〜〜〜!
最後は「パラドクス」のイザーク・エスバンの長編二作目「ダークレイン」です。「パラドクス」の時点でこれはとんでもない映画や…と思ってたんですが、こちらの「ダークレイン」もマジで果てしなくやばいストーリー…。鑑賞後、「メガトン級のおもろがまたしてもメキシコからやってきたでホンマに…」という心境でした。
ネタバレになってしまうので詳しくは絶対に言えないですが、とにかく中盤以降の展開がもう誰も見たことのない展開が繰り広げられます。この括りで紹介する以上「少年」がキーになるのですが、絶対に予測不可能かと思われます。是非ともこれ以上前知識を入れることなく見ていただければ幸いです…。
【予告】
■気になったら見よう
いかがでしょうか。この三作はどれも面白いので、是非とも本日TSUTAYAで借りていただければと思います。ダークレインだけでも…。
それではさようなら。またいいのがあれば教えます。