あけましておめでとうございます!
昨年の夏から始めたこの連載ですが、今年も細々と続けていきたいと思っております。
今回は、新年ということで去年1年間で聴いてよかった曲(アルバム・アーティスト)を選んでみました。
ぜひ聴いたり聴かなかったりしてみてください。
(けっこう長いのでお時間のある時に御覧ください)
Laptop Funeral – “pretty punk”
Lo-Fiなキーボードの音・囁くような歌声。
フロリダの青年が奏でるベッドルームサッドポップ。
Yaeji – “EP2”
NYを拠点に活動するアーティストYaeji。
韓国語と英語が混ざった独特のラップにドープなトラック。かっこいい。
SAYOHIMEBOU
初めて聴いた時、目まぐるしい曲の展開に脳が処理できなくなりました。
Vaporwave・IDM・ブレイクコア…などジャンルで語るのは簡単ですが
さよひめぼうは”さよひめぼう”としか言いようがありません。
スカート – “20/20”
ポップマエストロ、スカートのメジャーデビューアルバム。
場所や時間を選ばずによく聴いてました。とても芯の強い作品。
集団行動 – “集団行動”
元相対性理論の真部脩一・西浦謙助が新たにボーカルを迎え新たに結成したバンド集団行動。
相変わらずの安心するポップさです。
Jerry Galeries – “Quartz Plaza”
シンガポールから届いた80年代のソウル・シティポップ・AORを彷彿とさせるサウンド。
夕暮れのビーチ、ヤシの木、踊る若者たちが見えます。
Wake Up,Girls! – “恋?で愛?で暴君です!”
アニソンだと今年も作曲家:田中秀和(MONACA)の曲をよく聴きました。
この曲は複雑なAメロBメロで始まりサビの開放感がすごいです。
同じく田中秀和作曲のアニメガタリズEDテーマ「グッドラック ライラック」も最高。
Gus Dapperton – “I’m Just Snacking”
刈り上げマッシュルームヘアーに黄色い眼鏡という強烈なキャラクターでデビューしたガス・ダパートン。
少年のようで時々しゃがれる声がセクシーです。
Maison book girl – “image”
ニューエイジポップユニットMaison book girlはアルバムとEP共によく聴きました。
いつかスティーブ・ライヒとコラボしてほしい…。
アイドルは他にBiSHをよく聴きました。曲が良い。
メイドインアビス ORIGINAL SOUNDTRACK
オーストラリアの作曲家Kevin Penkinが手がけたアニメ『メイドインアビス』のサウンドトラック。
アニメの音楽と侮るなかれ、まるで洋画のサントラのような重厚感があります。
少女終末旅行 – ORIGINAL SOUNDTRACK
こちらもアニメのサントラ。
年末はこの2つのサントラを交互にずっと聴きながら仕事をしていました。
LCD Soundsystem – “american dream”
ダンスパンクバンド7年ぶりの新作。
アメリカン・ドリームと謳っておきながらその内容はどこか哀しい。
Giant Claw – Soft Channel
新興電子音楽レーベル「Orange Milk」の主催者Giant Clawの2017年の最新アルバム。
tofubeats – FANTASY CLUB
tofubeatsの最新アルバム。
全編に渡って歌われる「わからないもの」「気づかないもの(気がつかなくていいもの)」。
1曲も飛ばせない完璧なアルバムだと思いました。
豊平区民 – メモリーレーン
北海道在住のVaporwave作家、豊平区民の名作。
ノスタルジーと哀愁。
Visible Cloaks – “Lex”
新世代のAmbient music。
無機質な機械音声がディストピア感を生み出しています。
Alex Cameron – Forced Witness
とにかくカリスマ性のあるロン毛のおじさんが熱く歌い上げる80sポップ。
これが2017年に生み出されたというのが信じられません。
PVもどこまで真面目でどこまでふざけているのかが分からなくて、とにかく最高!!!!!!
Coma Cinema – “Loss Memory”
Mat CothranのプロジェクトComa Cinemaが4年ぶりに出した新作であり最後(Coma Cinema名義では)のアルバム。
最後にふさわしい名盤です。