オホーツク海からこんにちは! ライターのギャラクシーです。人生初の北海道に来ています。
さてみなさん、北海道といえば何を想像するでしょうか?
・厳しい寒さ?
・地平線まで続く平原?
・新鮮な魚介類?
正解は……
セコマこと『セイコーマート』です。
セイコーマートとは
北海道をメインに展開するコンビニエンスストアチェーン。店舗数は2016年時点で1183店。24時間営業にはあまりこだわっていないため、店舗によって営業時間が違うことも。
北海道に行ったこともないのに、なぜ「北海道といえばセイコーマート」なのかと言うと、『ばくおん!!』というアニメで、北海道をツーリングしている女子高生がそう語っていたからです。
実際、北海道を移動してるとそこら中『セイコーマート』だらけで、他の大手コンビニチェーンのほうがむしろ少ないくらいです。
というわけで今回は、ほぼ北海道のみで展開するコンビニにて、それっぽいものを買ってみましょう!
セイコーマートに潜入
惣菜類が小さなパックに入って大量に陳列されています。どれも値段が安い! ナポリタン118円。
ひとつの料理を大盛りで食べるより、「少量ずつたくさんの種類を食べたい」という人って多いのでは? こういうの嬉しいですよねー。東京のコンビニでもやってほしい。
セイコーマートはもともと酒販店からの転業が中心だったため、酒類に滅法強いです。この棚はごく一部に過ぎません。
あまりにも外の気温が寒かったので買いませんでしたが、アイスも北海道っぽいものがたくさんあって美味しそう! 同行してくれた北海道出身のライターによると、道民は汗をかくくらいストーブを焚いて生活するので、冬でもアイスクリームをよく食べるそう。
そして、『セイコーマート』最大の特徴といえば、このホットシェフ! つまりはホットスナックのコーナーなんですが、マジ度がハンパない。カツ丼とか売っててもはや弁当屋レベル。
店員さんも北海道出身ライターも、口を揃えて『“セコマ”と言えばホットシェフのカツ丼ですよ!!』と言ってました。
では実際に飲食してレポートしますね。
リボン ナポリンとガラナ
左:リボン(シトロン味とナポリン味)|右:ガラナ
聞いたことね~~~~!! どちらも北海道限定。道民にとっては知らない人がいないくらい有名な飲み物だそう。
・リボン ナポリン
甘さ強めで、子供が好きそうです。なんらかの柑橘系的さわやかさを感じたんですが、実は無果汁。
・ガラナ
ちょっとスパイシーな炭酸飲料。味が薄い……というと悪く聞こえますが、甘ったるくなくて飲みやすいです。
激めんワンタンメン
パッケージに「お弁当と一緒に!」「おにぎりのお供に!」と、ものすごい卑屈なことが書かれているんですが……食べてみると、確かに! 味が濃いのとスープがおいしいんで、ごはんに合いそう。
具のメンマも良いし、麺もモチモチでおいしい! ワンタンは皮だけじゃなくて、肉(カップヌードルの謎肉みたいなやつ)が入ってます。
ホットシェフ:フライドポテト
ホクホクでうっま~い!
北海道といえばじゃがいもの名産地ということで食べてみたんですが、「じゃがいもの良し悪しを比較する」って相当難しいですね。とりあえずムチャクチャおいしいということだけわかりました。おすすめです! 少なくとも130円という価格は遥かに飛び越えてきます!
ホットシェフ:カツ丼
ヤバイ! 完全においしい! コンビニで売ってるレベルじゃねーぞこれ!
とろっとろの半熟卵がかかったトンカツは、さすが店内で揚げるとあってサクサクの衣。そして、ほどよいボリュームがよろしいですな(大盛りもあります)。
肉もただ柔らかいだけじゃなくて、ちゃんと食感を残してて絶妙なバランス。これでお値段税込み500円てマジかよ。羨ましいぜ道民!
ただ七味がついてたら嬉しかった(旅行中だと七味を持ち歩いてないので)。
まとめ
というわけで今回は、北海道をメインに展開するコンビニ『セイコーマート』に潜入してみました。
東京だとコンビニ、スーパー、酒屋、弁当屋、に分散するものが、土地の広い北海道ではセコマに集約されているという感じなんでしょうか。どれもレベルが高かったです。
ちなみに冒頭で「『ほぼ』北海道のみ」と書いた通り、実は埼玉県と茨城県にも店舗が存在します。関東在住の人は行って雄大な北海道の風を感じてみてください。
(おわり)