10月13日、ついにPlayStationVR(通称PSVR)が発売されました。
PSVRとは、PS4にゴーグルみたいなやつを繋げることでまるで現実にいるかのような体験を楽しめる次世代のアレです。
すみません。そのへんのことはたぶんもうみんな知っているので省略します。ギズモードとかを読んでください。
さっそく開封。箱がデロリアンのドアみたいに開くのでもうテンションが上がります。
説明書。青いですね。
配線はわりと複雑なのですが、2ページかけて1行程を説明するユーザーフレンドリーが過ぎる仕様なので九九が言えないドアホウでも接続できます。
コードには番号札がついているうえに、端子にマークが書いてあるおかげで混乱することはありません。
ここまでわかりやすさに気を配った組み立て案内は初めてだったので少し感動しました。
ヘッドセットの動きを捉えるカメラの準備もできたので装着します。メガネをかけていても問題なくかぶれます。
調節すればかなりピッタリと頭にフィットし、重さも思ったよりずっと軽いです。
さあ始めるぞと意気込んでかぶったのですがすぐソフトウェアアップデートが始まり、私の最初のVR体験が「アップデート」になりました。
まるで目の前でアップデートされてるみたいにリアルでした。
早速やってみたゲームはこちら。『VR WORLDS』
5本の短編ゲームが収録されている入門編。「次世代機を買った人がとりあえず買うやつ」です。
臨場感を味わえそうな『VR リュージュ』をプレイ。スケートボードに仰向けに寝そべったまま道路を走り下りるゲームです。
フォントダサい! 最高!
滑り降りながら車とかがバンバン飛び出してくるのでかなりの大迫力。
世界まる見えで紹介される海外のバカの気分になれます。
「あ~! ぶつかるぶつかる!」とか叫びながら頭を傾けます。レースゲームやって体が傾いちゃうアレによって操作できる感覚は新鮮でした。
編集部の加藤は寝そべりながらプレイ。変な体勢をとりカメラの位置からズレたせいで自分の首から下が左隣に表示されてしまい「誰~!? 怖い怖い! これ誰の体~!?」と叫んでいました。あんたのだよ。
次はロボットに乗って惑星を探査する『スカベンジャーズオデッセイ』をプレイ。かなり「ゲーム」っぽいゲームです。
巨大な機体を操縦してガシャンガシャン歩き回る快感はやってみないとわからないかもしれません。
発売前はあまり話題になっていませんでしたが、これ、かなり面白いです。一人でじっくりやりたい!
さて、VR WORLDSはこのへんにして……。
サマーレッスンだ~~~!!!
夏休みの終わり、高校生に一週間だけ家庭教師をするシミュレーションゲーム。
起動しただけで編集部の男たちのテンションが最高潮になりました。
「絶対に女子の部屋に入りたい」と切実な顔で呟いていたライターのARuFaが最初のプレイ権を手に入れます。
「あなたが家庭教師の人?」
「…………ヤバイ」
「あ~~~ヤバイヤバイ。これヤバイ! ヤバイって!」
部屋に入って5秒で完全に語彙力がなくなったARuFa。
「うわっ、近い! 近いって! ヤバイヤバイ! なっちゃうから! 変なふうになっちゃうから!」
変なふうになっちゃったARuFa。
「もしかしてこれ現実? 触れるんじゃない?」
「あぁー……やわらかい……」
30代中盤の男性の胸を触って恍惚とするARuFa。
「これはとんでもないわ……」
人間の最終回。
次に最近子どもが生まれたばかりの男、原宿がサマーレッスンをプレイ。
「ああー、ヤバイって。女の子の部屋だよこれ」
「………………………」
「………………………………」
「もうちょっと……こう……」
注意:プレイエリアの外です
「あ~~~、そうそうそう……」
注意:プレイエリアの外です
「うーん……」
「やるか」
すぐに取り押さえました。
というわけで、一通りPlayStationVRを楽しんだ感想は……「すごい」です。
本当に目の前に「それ」があるかのような体験を自宅で楽しめるのは単純にワクワクします。
画質や手軽さの面での課題も感じましたが、むしろ伸びしろだと思うくらいにはこの分野は革新的です。
興味のあるかたは是非購入を検討してみてください!