こんにちは。えいぞうです。
みなさんはお寿司は好きですか?新鮮なネタにふんわりとしたシャリが口の中でほどけていって最高ですよね。
と良く聞くのですが僕には全然わかりません。というのは僕は生魚が食べられません。
お寿司は言うまでもなくお刺身もダメ。焼いたら大丈夫だけど生はダメ、この話をすると「人生の半分を損している」とか「人生の三割損している」とか、どうやらその人によって割合が異なるようですがとにかく損をしているとよく言われます。逆に聞くけどよくあんなの食べられるな。
生魚のどこがダメなのか
一言で言うと生臭さです。特にアレルギーではないので飲み込んだところで体に支障はないのですが、とにかくあの生臭さがダメで、1ミリでも生臭さがあればオエッとなります。
たとえば生魚を切った包丁をしっかりと洗わずに(一応洗っていても)切った野菜すらダメなぐらいです。
下のグラフは独断と偏見に基づくグラフなのですが、
鮮度どうこうじゃなくて、どう転んでも魚に含まれている1ミリの生臭みでもうアウツです。
今までまわりで同じく魚を食べられない人は3人ぐらいしか見たことなく、かなり少数派なのではないでしょうか。
会社の一人、同じく生魚がダメな同僚がいて、「鮮魚◯◯」と名前がついた居酒屋での全社飲み会で、我々二人に配慮して生魚が出なかったときはウケました。
とはいえ我々はやはり食べたいものを尊重し合う必要があります。「鮮魚◯◯」と名付けられた居酒屋では生魚を楽しみにする必要もあるでしょう。仕事終わりに「シースー食いてぇなぁ。あ、でもえいぞういるからダメだわ。普通の居酒屋にしよう。」となっては申し訳がたちません。
ということで、
回転寿司に行ってみよう
生魚がダメな僕でも果たしてお寿司屋さんにいけるのか検証してみようと思います。
パッと思い浮かぶ、僕でも食べられるお寿司は「たまご」「うなぎ」「納豆巻」ぐらいですが、昨今の回転寿司屋さんはメニューが抱負に取り揃えられているようです。もし全然大丈夫ならお寿司に誘うことに気兼ねがななくなるからどんどん誘われるかも!?
今回お邪魔したのは、
くら寿司です。34歳にして回転寿司に入るのは人生で初めてですが、勝手がよくわからないままお邪魔します。
わりかし近い池袋の方に行こうと思いましたが、予約状況を確認したら夜遅くまで取れなかったので東向島までやってきました。くら寿司人気すぎ。
着席。備え付けられたお湯マシーンでお茶を淹れます。
レーンを見ると、忌まわしき生魚たちが回ってますね。鮮度を保つための「鮮度くん」というキャップで覆っているようですが、おれには無意味……!そもそも無理なのだから…!
生魚が無理なぼくでも食べられるお寿司はあるのか?
生魚を食べられない人も果たしてお寿司屋さんで存分にお腹を満たすことができるのか。タッチパネルのメニューから選ぶと別のレーンで運ばれますが、ちょうど回転するレーンで流れてきたのがこちら。
たまご焼き。完全に大丈夫なたまご焼きから攻めましょう。
メニュー名では「たまご焼き」となっており、たまごとたまご焼きの違いがよくわからないですが、たぶん思っているのと大差はないと思うので、たまご焼きスタートです。
いただきます。
うん。うん。なるほど。
ゲロウマ。やはりたまごはおいしいですね。最悪でもたまごを10皿も連続で食べればお腹もふくれるので、生魚がダメな僕でもお寿司屋さんでお腹を満たすことができるというのは立証されました。
しかしここからが回転寿司の真骨頂。生魚以外のメニューをどんどんオーダーしていきましょう!
生魚じゃない握り寿司を食べる
ベーシックなお寿司の形態、すなわちシャリの上にネタがのったタイプのものがたくさんあったのでオーダーしていきます。
お寿司と言えばやはりこのイメージで、右手の人差し指と中指を揃え、親指を下にした状態で手を口元に持っていき、「行っちゃう?シースー行っちゃう??」とか言ってみたい。
旨だれ牛カルビ。
あぶり豚カルビてりマヨ。
チキン南蛮カツ。
ハンバーグ。
いかがでしょうか。牛、豚、鶏が取り揃えられており火も通っています。生魚が無理な僕でも食べられるお寿司がたくさんあるぞ……!!
しっかりと火が通ったネタにふんわりとしたシャリ。口の中で絡み合い、ほどけていく。最高です。もはや生魚は無くてもよいのではないでしょうか。
軍艦巻きを攻める
お寿司というともう一つ、軍艦巻きっていうんですかね。海苔で巻いた上にいくらとかウニが乗ったやつ。
生魚を食べられない君や僕は想像するだけで顔が曇ってしまいますが、くら寿司ではノープロブレム。せっかくなので軍艦巻きも食べましょう。
ツナサラダ。
コーン。
味玉。
圧倒的マヨネーズ。これはあるいは前菜かもしれない。お寿司というカテゴリの中に主菜や副菜という概念があるかどうかはわからないですが、マヨネーズで攻めることもできました。ツナもコーンもたまごもマヨネーズと併せて食べておいしくないわけがない。
お寿司だけじゃないぞ!
この辺りでお寿司はもうイナフではないでしょうか。十分にお寿司を堪能し、生魚以外でも全然いけるということがわかりました。
お腹もふくれてそろそろ〆が欲しいなっつって、メニューにあった光り輝くメニューをオーダーします。
??
担々麺……!!たぶんレーンに流すと麺が伸びちゃうので、通常レーンには流れて来ずにオーダーしたら出てきました。
ズゾゾゾゾゾゾゾゾ
好(ハオ)!!
お寿司だけではなくラーメンでしっかりと〆ることもできました。わからないですが、回転寿司じゃない普通のお寿司屋さんってどう〆るの?生魚のお寿司で始まって生魚エンド?
といったところでもうお腹いっぱいです。とはいえ甘いものは別腹っつって、
チョコケーキやパフェなどのデザートもあって最高。
生魚が食べられない人でも全然お寿司屋さんに行けた!
生魚がダメな僕でも回転寿司なら全然いけることが判明しました。
あと、初めて行ったのでびっくりしたのが、お酒を飲まなかったのもありますが、二人で2500円ぐらいで思ってたよりめちゃくちゃ安かったことにびびりました。お寿司な気分の際にはお気兼ねなく誘ってくれても大丈夫です。
ということで生魚がダメなあなたもぜひ行ってみてください。また、生魚がダメな人がまわりにいたとしても、回転寿司なら食べられるものがたくさん揃っているのでどんどん誘ってみましょう!シースーに行こうぜ、シースー。
余談ですが、この数年でもしかすると味覚や嗅覚が変化していて生魚が食べられるようになっているかもしれない、と思いひとつ中トロを試したところ、
うーむ……、
ええいままよ!
ダメでした。