こんにちは、ARuFaです。
先日、「はんこ自動販売機」という珍しい機械を発見しました。
1000円~1万円からの値段でオリジナルのハンコを作れるらしく、せっかくなので僕も作ってみることに。
お金を入れてハンコの種類を選び、名前を入力すると機械が轟音を立てながら名前を掘ってくれます。
そして完成したのがこちらです。
『野口英世』と掘ってみました。この時点でこのハンコの価値は僕にとって”0”です。
とはいえ、この正確に掘られた文字には驚きを隠せません。現代の技術の進歩がうかがえますよね。
……でも、ちょっと言わせてください。
ハンコって、キレイに押すのが難しくないですか?
「ハンコの角度」「インクの量」「力加減」……このどれかが一つでも欠けた瞬間、押された印は不正なモノになってしまいます。
いくら現代技術が進んでハンコが作りやすくなったところで、それをしっかりを押せなければ意味がないので、今回はそんなハンコを確実に押すための発明を考えてみました。
こちらです。
「絶対に押し損じないハンコ」
【作り方】
1.ハンコをドリルにつける
2.完成
電動ドリルにハンコを付けただけの物を「発明」と呼べるかはあなたの優しさ次第ですが、性能さえ見れば、これがいかに優れた発明かがわかることでしょう。
さあ、それでは早速この「絶対に押し損じないハンコ」で押印をしてみたいと思います。
朱肉をたっぷりつけて……
スイッチオン!
ギャーーーーーーン!!!
ギュリリリリリリリリ!!!
ゴギャギャギャギャギャギャ!!!
バゴーーーーッ!!
穴が開きました。
……しかし、どうでしょう。穴が開いたことによって「ハンコの角度」「インクの量」「力の強さ」、どれも確かめる方法がありません。
そして、確かめることができないのであれば、それは『失敗した』という証明もできない……つまり、『押し損じては、いない』ということになるのです。
この方法ならば、誰がどうしようが絶対に押し損じることはないでしょう。まさに完璧な発明です。
ちなみに、穴が開く前にやめると完全に失敗したことになります。
それではさようなら。