こんにちは、ARuFaです。
様々な便利グッズを発明するこの「ARuFaの大発明室」も、今回の連載で13回目。
これまで僕は、世の中をもっと良くするために様々な便利グッズを発明してきました。
しかし、いくら発明品を製作しても、誰もが商品化を熱望するような画期的な便利グッズは未だに発明できておりません。
……恐らく、その原因は僕の『観察眼』が不足しているせいでしょう。
発明は常に消費者のニーズに寄り添って生まれるもの…。観察眼がなければ良い発明は生み出せませんからね。
そこで今回の記事では、僕の観察眼を鍛えるために、実際に市販されている便利グッズを編集部に買ってきてもらい、詳細を知らない状態からノーヒントで使用方法を推理してみることにしました。
世に出回っている『便利グッズ』の使用方法をノーヒントから考察すれば、自然と観察眼が養われるはずですからね。
知らない便利グッズの使い方を推理する
そして後日、編集部から手渡された『便利グッズ』がこちらです。何これ。
ピンク色の円形状で、固いトゲトゲがあるのが特徴的ですが、現状では何に使うのか全くわかりません。
しかし裏側には吸盤が付いているため、そこから「何かに貼り付けて使うモノ」だというヒントを得ることができました。
ピンク色のトゲトゲを、どこかに貼り付けて使用する………。であるならば、このような使用方法が考えられるのではないでしょうか。
■仮説1
ルンバを『バトル ルンバ』にするアタッチメント
次世代の自動掃除機であるルンバですが、ご家庭によっては「掃除機同士でバトルがしたい」という好戦的な主婦の方もいらっしゃるかと思います。
そんな時は、このアタッチメントを装着すれば、ルンバが『バトル ルンバ』に早変わり。
圧倒的火力差で相手のルンバを粉々に破壊した後は、その破片も一つ残らず吸い取ってやりましょう。
■仮説2
世紀末 見習い肩パット
世紀末といえばトゲトゲの肩パットですが、世紀末初日からあんな鋭利なモノを身に着けていては危険過ぎるとは思いませんか?
なので初めて2週間まではこの安全な肩パットを装着し、「研修中」のバッチも付けて、世紀末の基本を学んでもらった方が良いと思うんですよね。
研修中は時給も安いだろうけど、ゼッタイ楽しくなってくるから一緒にガンバロ! まずは火炎放射器の品出しからやってみよっか!
■仮説3
幼児用暗器「あんさつできるもん」
ピンク色で丸みのあるこのフォルムは、幼児用オモチャにもよく似ており、ともすれば形状を見るからに幼児用の練習用暗器であることは明白でしょう。
殺し屋家系に生まれたお子さんにプレゼントすれば「あんさつ、すゆ~」と大喜び間違いなし! パパの背中を越えることはできるかナ?
「おふろで殺りたい放題」も同時発売!
■仮説4
マリオ避け
マリオって基本何でも踏んでくるじゃないですか。でも、マリオに踏んでほしくないモノもたくさんありますよね。
そんな時は、トゲゾーから着想を得たこの便利グッズを踏まれたくないモノの上に置けばもう安心。本能的にトゲを嫌うマリオは、ダッシュからのジャンプで避けてくれるはずです。
ただ、いくらトゲをつけていても坂道の途中に置いた場合には、滑り降りてきたマリオに全てかっさらわれて1UPされる可能性があるので注意が必要です。
※マリオに踏まれてしまった草大福
最終的な僕の回答はこちら
さてさて、ここまで色々な角度の仮説を考えてきた訳ですが、商品を観察するうちに、ついに「これが正解だろう」と自信を持って答えられる回答に辿り着くことができました。
「ピンク色」で「複数の突起」があり、「吸盤」で貼りつけることができる「2つ」の便利グッズ……。
これらの要素を全て兼ね備えた、僕の解答がこちらです。
……ほら、白いTシャツって、どうしても乳首が透けて恥ずかしいじゃないですか。
でもご安心を。そんな時に使用するのがこちらの便利グッズなのです。
こうやって、便利グッズを乳首に貼りつけてTシャツを着れば……
乳首の位置がわからない~~!!
「木を隠すなら森」という言葉があるように、複数のオトリ乳首のおかげで真乳首(まことちくび)の所在を隠すことができるのです。
そう、この便利グッズの正体は、Tシャツの透け乳首を特定されなくするための「ハッタリ乳首」!
商品名は、”乳首をプラスする”という意味を込めて『ニップラス』に間違いないでしょう!
どうだ~~~~~~~!!! 正解なのか~~~~~~!!!?!?!?
正解発表
浴槽用のツボ押しでした。さようなら。