こんにちは、ARuFaです。

突然ですがみなさん、「S字フック」ってムカつきませんか?

よくよく考えればただの曲がった鉄のクセに妙にかっこつけているというか、「自分、荷物引っかけられますケド?」みたいなスカしたスタンスが腹立たしいんですよね。

いや、お前はただの鉄だろと。お前が便利なのは工場の機械さんがS字に曲げてくれたおかげであって、お前の功績じゃないだろと。

こいつは確実に周りの鉄を見下しているし、突然「いつもの面白いアレまで3!2!1~~!」みたいな無茶ぶりをしてきそうなので、飲み会にS字フックが来るなら僕は出席しません。

…というわけで今回は、そんなS字フックのひねくれた根性を叩き直してみました。

こちらです。

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I字フック

【作り方】

1.S字フックを叩き伸ばす

2.完成

S字フックを熱して叩き、本来の姿に戻してやりました。

かつてはひねくれていたその身体も、今ではまっすぐひたむきな感じになり、好感が持てますね。

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それでは早速、そんな『I字フック』を使用してみましょう。

その使用方法は至ってシンプル!

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使用したい壁に向かって、トンカチで打ち込むだけです。

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なお、自宅の壁は傷つけたくなかったので、今回は僕が働いている会社の壁に打ち込みました。

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と、いうわけで設置完了。

ガンガンに打ち込んだのでビクともしません。これまでのS字フックじゃこうはいきませんよね。

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早速、ワンちゃんのストラップをかけてみました。

子犬ってすごく可愛くないですか? これだけでも会社の壁に穴を空けて正解だったな、と思ました。

……しかし、このI字フックの力はこれだけではありません。

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なんと、フランスのストラップをかけることもできてしまいます。

フランスって料理がすごく美味しいし、空気も綺麗そうなので、そんなストラップをかけられて僕は感無量です。

また、ここにS字フックを使用すると、さらに色々なものを引っかけることができるようになりました。

『過去があるから今がある』……そんなメッセージが込められた素晴らしい光景に、僕は涙をこらえきれませんでした。

S字フックを見る目も、今日から変わった気がしますね。

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いかがでしたでしょうか? 今日も素晴らしい発明ができましたね。

それでは僕は社長に呼ばれたので、今日はこのへんで失礼いたします。

さようなら。

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