みなとみらい
みなとみらいとは、ランドマークタワー・赤レンガ倉庫・山下公園他見所が多数存在するオシャレな港町で、都市景観100選にも選ばれた横浜の象徴とも言える都市だ。そして言わずと知れた日本屈指のデートスポットである!!!!!
そんな家賃相場30万円代の土地に私は迷い込んでしまったのだ!!!!!
私はこの時、みなとみらいにこんな一面があったのかと驚いたと共に興味が湧いてしまった。もっと朝のみなとみらいを知りたい!!!
調査開始
8月某日、朝4時。私は山下公園の水の守護神像の前にいた。朝のみなとみらいの実態を確認する為だ。
水の守護神像:横浜市の姉妹都市であるアメリカのサンディエゴ市から寄贈された仲良しの証。
日の出を待ってから散策するかどうか悩んでいると、急に嫌な感じがしてきた。
視線を感じるのだ。
恐る恐る視線を感じる方に目を向けると、水の守護神像の前のベンチに人影が見えた。そしてその人影は私をジッと見ている。
怖すぎて思わず逃げる私。
小走りしていると、何かが煌煌と照らされているのに気が付いた。
怖っ…!
凄い防犯力がある置き物だ!私はこの置き物にフィルチと名付けた。
※映画「ソウ」のジグソウ・キラーというキャラクターらしい
その後、横浜中華街が近いので、営業しているお店があったらそこで日の出を待つことに。
やってるお店、無かった。
しかし幸運な事に、ブタまんの江戸清が営業していない店とは思えない明るさの照明が点いていたので、その下で日の出を待つことに。
(尋常じゃないほど明るいブタまんの江戸清)
心から日の出を願うこと20分。カラスの鳴き声がしてきたので空を見上げたら、空が何となく白んできていた。
急いで山下公園に行くと…
日が出て来てる!!
早速調査を始めることに。今回はこの順路で散策していくので、朝4時のみなとみらいを歩いてる気持ちでご覧ください。
(不確かな地図)
山下公園
時刻は4時30分をまわっていた。早速山下公園を散策する。
山下公園:1930年に関東大震災の復興のシンボルとしてガレキを埋め立てて作られた公園。面積は74,121㎡。畳の広さで表すと約40,635畳分。とても広い。
早朝にも関わらず、公園から見える氷川丸の前にはベストショットを狙ったカメラマンがカメラを構えていた。
折角なので私も写真を撮る。
(私が撮影した氷川丸。繋がってる鎖一つ一つがパイナップルぐらい大きい。)
氷川丸:1930年に三菱重工業によって竣工された戦前より現存する唯一の貨客船で、国の重要文化財に指定されている。喜劇王、チャップリンも乗船した事があるらしい。
氷川丸の前には未来のバラ園というバラの名所もあるので入ってみる事に。
未来のバラ園:160種・1900株のバラが植えられているが、暗いと全然見えない。それは全部そうか。
暗くてよく見えなかったうえ、夜明けだからか花が少し閉じてた。
未来のバラ園は普通に昼来たほうが良い事が分かった。
そうこうしてる間にジョギングや散歩をしている人、カメラを持った人が続々と集まって来た。もうデートしているカップルまでいる!!
(続々と健全な人々が集う山下公園)
あまりにもカメラを構える人が多いため、ついつられて写真を撮ってしまう。
(朝焼けに染まるベイブリッチと小さく映り込む釣り人)
山下公園は一通り見て回ったので次のエリアに移動する。期待していたような面白い事は1つも見つけられなかったが、歴史が深い公園だった。
赤レンガ倉庫
山下臨港プロムナードという遊歩道を通り赤レンガ倉庫へと向かう。
山下臨港プロムナード:かつて存在した山下臨港線の路線を流用して作った遊歩道。500mあるが、体感だと200mぐらいしかない。
遊歩道からは象の鼻地区が一望できる。
象の鼻地区:ペリー来航から6年後の1859年に開港された横浜港始まりの地。防波堤の形が象の鼻に激似な事から象の鼻という名前になった。
防波堤の奥では飛鳥Ⅱがきらびやかに光り輝いている。
飛鳥Ⅱ:露天風呂や映画館、ダンスホール等全ての娯楽施設を備えた日本籍最大の豪華客船。3〜4日の旅で26万〜90万円ぐらいの料金。この船で旅する人と、一生知り合いになれないんだろうな。
カラフルな象の置き物に躓きそうになりながらも赤レンガ倉庫に到着!!!
赤レンガ倉庫:現在は商業施設となっているが、1911年に完成してから関東大震災で壊れたり戦後アメリカに取り上げられたりと壮絶な歴史がある。
赤レンガ前は人気もなく閑散としているので、そのまま海沿いの方へ…
すると沢山の人が!!
分かりづらいので矢印をつけると…
こちらは全員釣り人である。ここではアジやイワシが釣れるらしい。
ここも健康的な人々で溢れているので、冒頭にあったあの日は何だったんだという気がしてくる。
しかし投げ出すことも出来ないので歩き続けるしかない。
(のびのびと育つ植物)
コスモワールド
しばらくするとコスモワールドの前を通りかかった。
コスモワールド:世界初の都市型立体遊園地。コスモクロック21という観覧車は、世界一大きい時計としてギネス記録を持っている。会社の同僚は「乗せたら大体の女の子の機嫌は取れる」と言っていた。
海沿いは結構人が集まりつつあるのだが、商業施設が立ち並ぶエリアは全くと言っていいほど人がいない。
コスモワールド付近である会社のロゴマークが目に入り、私の眠っていた記憶が蘇る。
その時に私が頭に思い描いていたロゴというのが…
これだったのだ。(Audiのロゴ)
すると芋づる式にその当時の事を思い出す。
(どう考えても現金の方が価値が高いのに満額請求)
恋人の街は、昔の恋を思い出させてくれる。
臨港パーク
思い出に浸っていたら本日のゴール地点、臨港パークに到着した。
臨港パーク:みなとみらい最大面積を誇る公園緑地で面積は78,967㎡。畳で換算すると43,292畳分と、山下公園より畳2657枚分広い。
海ーーーーーーーーー!!!!!
海を見たらまたジャンケン王(昔好きだった人)の事を思い出してしまった。
(私って鼻クソ食べ顔なの?)
昔の恋の忘れたい部分を狙って思い出してしまう…これがみなとみらいの力なのだろうか。
臨港パークではある事をしようと思って、持ってきた物がある。
ゲイラカイト〜〜〜!!!
ゲイラカイト︰アメリカ製の凧
密かに数年前に凧揚げしている人を見て気になっていたのだ。
ちなみに凧の揚げ方は、アニメクレヨンしんちゃんの「たこあげは楽しいゾ」で予習して来たのでバッチリだ。
揚がりませんでした。海沿いで風が全く無い日もあるんですね。
諦めてリマちゃんと握手したりしているうちに…
パークの端っこまで来てしまったので、調査終了。
終わり
コレコレ〜〜!