こんにちは、かんちと申します。

ちょっと私の話を聞いてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ある日私は、夢の中で知らない人に「ジンジャーエールでビーフジャーキーが作れる」と教わりました。

以前どこかで見た情報が頭の隅っこに残っていてそれが夢に出てきたのかもと思い、ネットで検索してみましたがそんなレシピは見当たりません。

たしかに炭酸でお肉が柔らかくなるといいますし、ジンジャーエールに含まれる「生姜」や「砂糖」は味付けの材料として使われます。ジンジャーエールに醤油を足せば、それっぽい調味液になりそうな気はします。

ドイツの科学者、アウグスト・ケクレは夢の中でヘビが輪のようになっているのを見て、ベンゼン環の構造を思いついたと言われています。

私が見た夢も、世紀の大発見につながるのでは！？

そう思い、急いでスーパーへ肉とジンジャーエールを買いに走りました。

 

ビーフジャーキーを作る

用意するのは夢で教えてもらった材料の牛ブロック肉、ジンジャーエール、醤油のみ。

 

 

牛ブロック肉（もも肉）はスライスしやすいように、半冷凍にしてあります。

 

厚切りのジャーキーが好きなので、5mm程度に切りました。

 

材料の分量は不明なため、適当にジンジャーエールを肉に注ぎます。ざっと100～150mlくらい入れたでしょうか。

 

醤油もジンジャーエールと同じくらいの量入れた…？気がします、多分。ワイルドな食べ物を作るのにチミチミ分量はかってられるか！ 適当でいいんです、こんなものは。

 

あとはこれを6時間ほど冷蔵庫で放置すれば、いい感じに味が染み込むはず。

 

 

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30時間後

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すっかり存在を忘れて、1日以上漬け込んでしまいました。おかげでよく味が染み込んでいるようですね。血圧をぶち上げてくれそう！

 

キッチンペーパーに1枚1枚広げて、

 

上からさらにキッチンペーパーで挟み、ギュギュっと押して余分な水分・塩分を取り除きます。

夢で教えてもらった材料だけなら醤油とジンジャーエール以外は使わないのですが、どうも心配になって半分に唐辛子ペッパー、もう半分にブラックペッパーをふりかけてしまいました。

 

後は乾燥させるだけ。野菜干しネットが家にあったので、肉を敷き詰めて下から除湿機の風を2時間バンバン当てます。

 

2時間除湿機の風に当てたお肉は表面は乾いているもののまだ柔らかく、衛生的にも怖いのでトースター（650W）で10分加熱してみました。

自宅に燻製器がある方はトースターやオーブンを使わずに燻製にしてもいいですね。

 

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トースター加熱後
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すたみな太郎で小皿に退避させられた焼き過ぎの焼肉……？

いえ、これぞ夢見たジンジャーエール・ビーフジャーキー！

常温まで冷ましたら完成です。

 

 

量は200gちょいで、元のブロック肉の3分の2ほどになりました。

市販のビーフジャーキーは40g400円くらいの値段で売っているので、これがちゃんと美味しければ2000円くらいの価値があるってことです。

売ってるビーフジャーキーは量が少ない割に高いので、安くたくさん食べられるのは嬉しいです。そう、ちゃんと美味しければの話……

 

それではいよいよ実食です。

 

はたしてお味は…！？

瞬食（しゅんしょく）

 

ちゃんとビーフジャーキーの味！ これをつまみに妻と一緒にビールを飲んでいたらあっという間に無くなってしまい、残りカスみたいな写真しか撮れませんでした。

 

結局のところ肉に醤油の味と砂糖の甘みが染み込んでいればいいので、ジンジャーエールじゃなく、コーラやファンタグレープに醤油加えただけでも正直いけた気がします。なんなら醤油使わずめんつゆだけでもいけたかも…。

 

しかしまずは大成功ということで、今後作るときはこれにニンニクやごま油などを入れて、オリジナルビーフジャーキー作りを楽しみたいと思います。

 

 

ありがとう、夢に出てきた知らない人！

 

 

ありがとう！！