金玉はなぜぶらさがっているのでしょうか。
心臓や脳など、重要な器官はみんな体内に埋め込まれています。なのになぜ金玉だけは、おまけみたいに袋に入ってぶらさがっているのでしょうか。
もしかしたら神様が人間をお作りになったとき、うっかり入れ忘れたのかもしれません。
作り終えたと思ったら、足のかげからコロッと大事な部品が出てきて「あー、しまった!」というのはよくあることです。
そこで神様はあまった皮膚に玉を包んで(あまりものだからあんなに材質が荒いんですね)股にぶらさげて、よしとしたのだと思います。
おかげで男は子孫繁栄に欠かせない大切な玉を(まあ、ようは金玉を)、きびだんごみたいに頼りなくぶらさげて生きることを余儀なくされたのです。
ただ、なにも私は金玉のために神様を恨もうなどと言っているわけではありません。
金玉が外付けされていることのメリットも当然あると思うのです。
それは
「金玉の感触を知ることができる」ということです。
「金玉の感触を知ることができる」ということは、つまり
「金玉の感触に似たものを探すことができる」ということです。
「金玉の感触に似たものを探すことができる」ということは、すなわち
「それを思いっきり潰せる」ということです。
金玉は「人が潰してみたいものランキング」の中でもかなり上位に食い込むのではないでしょうか。
でも金玉は潰せない。ですので金玉の感触に似たものがあれば、それを潰すことで欲望を満たせると思うのです。
では、ここからが本題です。
私が思う、もっとも金玉の感触に近いもの
それは…
「クラフト ひとくちモッツァレラ」(森永乳業)です。
はじめてこれに触れたとき、「なぜ私の金玉が店頭に?」と不思議な気持ちになりました。
やわらかさ、丸さ、サイズ感など、どこまでも金玉なのです。
金玉の持つ、ふんわりとしてて、しかしどこか弾力のあるあの感触にそっくりなのです。
そう思うほどパッケージ写真の残酷さに胸が痛みます。
是非みなさんも「クラフト ひとくちモッツァレラ」を…いや、金玉をお買い求めになり、指でこねくり回したり、ひと思いに潰したりしてみてください。
クセになりますよ。
ちなみに、「俺の玉はそんなに小ちゃくねえ。バカにすんな!」という殿方がいらっしゃいましたら、ご安心ください。
大きいのもあります。
(これもまた輪をかけて残酷なパッケージだ)