皆さん、今週のヤンジャン、もう読みましたか?
毎週買って読んでるぞ!という方も沢山いらっしゃることでしょう。
でも、何度か読んだヤンジャンは部屋の中で結構置き場所に困るモノ。。
廃品回収以外の再利用の方法はないものか??と、お悩みの方も多いかと思います。
そんな皆さんに朗報です!
読み終わったヤンジャンのひとつの大きな可能性を今日ご紹介します!
はじめまして。
私、世界各国の民族楽器をこよなく愛するミュージシャン兼ヤオヨロ~ズの音楽クリエーター、ふみさんです。
そんな私は今年、あこがれの地、アフリカの「ギニア共和国」に行ってきました!
見知らぬ地で少し不安もありましたが 大好きなアフリカンミュージックを通して ギニアのみんなと楽しく交流することができました!
ありがとう、アフリカの兄弟たち!! また来ます!!!
~日本へ帰国後~
すっかりアフリカンロスに陥ってしまいました。
楽曲制作もまったくはかどりません。。。
日本でもあのアフリカの大地の音を奏でたい! あの魅惑の打楽器「バラフォン」が欲しい!
え、「バラフォン」って何? ですって??
バラフォンを知っていただくために、まずはこちらの動画をご覧下さい。
一見、木琴のようなこの楽器「バラフォン」の特徴は、なんといってもぶら下がっている「ひょうたん玉」です。このひょうたん玉には穴が空けられていて、そこにクモの糸の膜を張ることで「ビンビン」という独特な音を奏でます。
はぁ。バラフォン、欲しいなぁ。。。
…でもアフリカ旅行の直後 当然、高価な民族楽器を買うお金なんてありません。。。
はぁ~
バラフォンはあきらめて、気分転換にヤンジャンでも読むか。。。
え!?「キングダム」のテン、もしかして死んじゃったの!?大丈夫なんかぁ??
「ハチワンダイバー」の次の一手が気になる~!!
最近「べしゃり暮らし」載ってないけど、オレも漫才師になりたいなぁ~
早く続きが読みたい!
ヤンジャンってやっぱ最高!!
…でも、読み終わった後ちょっとかさばるんだよなぁ。。。
かといってコンビニで読んでると、「キングダム」読み終わったあたりで、モップ持った店員さんがプレッシャーかけてくるんだよなぁ。。。だからついつい買っちゃうんだけど、結局置き場所に困ることに…
はぁっ!!そうだっ!!!!
「ヤンジャンでバラフォンを作ればいいんだぁ!」
これまで買い溜めたヤンジャンのバックナンバー、 廃品回収にださなくてよかった~
↑こういう感じでバラフォンを作っていこうと思います。
バラフォンでもっとも重要なのは ひょうたん製の共鳴器。これで音色や音程のほぼすべてが決まるんです。
ひょうたん買うお金や育ててる時間がなくても、ヤンジャンがあればどうにかなるはず。
まずは風船を膨らませます。
次にヤンジャンを短冊状に切って切ってきりまくって。
風船に放射線状に貼るべし!!
これがほんとのガンツ玉、まずは「ガンツ」のページでドの音階を作ります。
「くッそ 厄介なことになッてんな」
たしかに、ヤンジャンで民族楽器を作るのは厄介。
お次は「キングダム」でレを作ります。
「漂、出る!!!」
なつかしい場面です。出るのは漂ではなくレの音ですが。
「ハチワンダイバー」もありました。バラフォンの音色でオス力が復活することを期待します。
こちらは「ライアーゲーム」の一場面。このセリフ自体が完全に負けフラグの匂いがしますね。ヤンジャンで楽器を作っている人間が人生の最終勝者になるわけはないので、人のことは言えませんが…。
こちらは「サラリーマン金太郎」。ヤンジャンでの民族楽器作りなんて無理だとおもっても…やってみなくちゃ何もできねぇ!
……と、若干心が折れそうになりつつも、 ヤンジャンのたくさんの漫画からちょっとずつ元気をわけてもらいつつ、このような玉の制作作業を何回も繰り返します。ヤンジャンを玉に幾重にも幾重にも貼りかさね、厚さ5ミリくらいになったらあとは乾かすだけ!
~数時間後~
ノリが乾いたら、内側の風船を割って、
中身をとりだせば。。。
ひょうたん玉の出来上がりです!
口の部分の広さを変えることで音程を整えます。
さぁ、しっかり固まったかな? カナヅチで叩いてみよう!!
うんうん、カッチカチになりました。ただ楽器にするにはまだ遠いですね。
ここから最終仕上げとして和紙を貼り、
穴をあけ、クモ糸の代わりにヤンジャンを買った時にもらったビニール袋を切って貼ります!
そして、え~、事前にフツ~に前もって、当たり前のように用意しておいた竹や木と組合わせて。。。
ついに!!
ヤンジャンのひょうたん玉で作った「バラフォン」完成ですっ!!!
(何かがはしょられたような気がしたとしたら、見なかったことにしてください)
よし!この勢いで、
アフリカでのお祭りの時にみんなが着けていた奇妙な仮面も作ってみよう!!
↑これ
まずは粘土で型を作って~
この上に残ったヤンジャンを同じようにペタペタ貼って…
…………って、これは!??
ウリリイイイイイイー!!
…失礼。これは別のジャンプのお話でしたね。
ツノの部分はアルミホイルで型を作って そこにヤンジャンを巻き付けます。
あとはヤンジャンがしっかり固まったら型から剥がします!
仕上げにキレイに塗装して…
よしっ!できた!!
さっそく装着! ヤンジャン仮面! ヤンジャンバラフォンを叩きますよぉ!!
……ふぅ ふぅ ふぅ~ 完全にアフリカみたいな所にもってかれました。。。
でも、なんだかタダで旅行した気分になれました。
ありがとう、ヤンジャン! ありがとう、バラフォン!! ありがとう、アフリカの兄弟たち!
読み終わったヤンジャンで
世界中のみんなの暮らしがもっともっと平和で、豊かになりますように……。
ヤンジャンボ!!
(おわり)
ふみリズム
http://www.fumi-rhythm.com/