クッキングスタート!

 

よし、とりあえず野菜を……

 


/ガサゴソ… ガサゴソ…\ 

 

ん?

 

…何それ?

え? あぁ……

 

文房具などです。

なんで過ぎ!

二つ目のハンデに必要だからですよ!!

 

包丁を用意してもらったところ申し訳ありませんが、二つ目のハンデは「文房具調理」です。

慣れないモノを使ってもらうことで動揺を誘うと同時に、クオリティを下げてやりましょう!

 

 

どれでも好きなものを使ってくださいね!!

マジかよ…… 本当に切れるの?

分からん。

 

う~ん、三角定規とか包丁っぽいかな……

 

ほら!なんかめっちゃ包丁じゃん!!

本当だ!!!

 

ちょっと切ってみるわ。

いけ~~!!!

 

/ザクッッ\

 

わぁ!!すごい!!!

 

アァァァアアッッ!!!

めっちゃ腕力を用いている。

 

ハァ……ハァ…… ちょっと三角定規は疲れるわ……

 

なんか他のやつ……

 

コレなんだ!?!!?!!?!!?!

S字フックです。

どんな調理法を想定してたんだよ……

 


↑S字フックの使い方を考えている

 

良い感じに混乱してデバフがかかっていらっしゃるご様子。狙い通りだ!

 

あ!これ良いかも!!粘土ヘラ!!

 

ほら!!めっちゃ切れてる!!!

なんだと……!!

 

粘土ヘラを相棒にして、慣れた手つきで食材を切っています!

みくのしんさんは文房具屋に閉じ込められてもご飯を作れそうです。

 

きゅうりは、もう、切らない!!

え!!

 

潰す!!!!!!

えーー!!

 

/ドンッ ドンッ ドンッ\

 

お、おぉ……

 

 

よし!!一品完成!!!!

うおお!!美味しそうだ!!

かなり動揺していて見栄えが微妙になってしまいましたが……とりあえず一品!

 

順調に調理が進んでいます!!そろそろ邪魔をしないと……!!!

 

 

ティッシュってありますか?

あるよ!使います?

使います!次のハンデでね!!

 

料理をするにあたって味見って結構重要らしいんです。

そして、人は味を感じるときに嗅覚からかなりの影響を受けています!

 

そこで!!嗅覚を封印することで味見のパフォーマンスを下げさせる作戦です!!!

なるほど…… 鼻を塞いでおくってことか。

はい!ですので……

 

鼻栓をしていただきます。

 

…………牛ッス……?

大丈夫ですか? 苦しかったらすぐ外してくださいね!

 

……ちょっとまって……普通に恥ずかしいかも……

あれ!?

 

かなりやばい状態かも! これ! 恥ずかしッッッ!!

あらら~~!?!?

 

「恥ずかしすぎてやばい」という理由で再び荒ぶっていらっしゃいます。あらら。

私が鼻栓のビジュアル的問題に鈍感だったばかりに……

 

すみません…… でも似合ってますよ!!

似合ってても問題だろ。

 

まぁいいか!焼うどん作ろう!!

あ!ちょっと待ってください!!

 

実は、もう一つハンデがあって……

 

このコンロ、「1」が最も弱火で「9」が最も強火ですよね? だから……

 

2~8は使用禁止にします!!

マジでッ!?

 

最後のハンデは中火禁止!程よい火加減なんて私が許しません!

 

うわぁ~~嫌だなぁ~~。

健闘を祈りますよ!

 

よっしゃ!!俺「9」で行くわ!!

おぉ!!大きく出ましたね!

 

一瞬で火が通っていってる……

 

におい分かんないから味付けムズイわ……

 

うわぁ!焦げてるなぁ! なにこれ!? IH焦げるの早くない!!!??!?!!?なに!?なんで!??!?!!ちょっと!!!!待って!!!!!待って!!!!!!!ちょっと待ってください!!THEMATTEKUDASAI!!!!!ウサギ・アロハオエ!!!!!!!!

 

やはり、嗅覚と火加減は結構大事みたいです。

 

よし!!出来たかな!!!

 

 

とうとうみくのしんさんの料理が完成!鼻栓もう外していいですよ!!

 

 

さて!そういえばこれは料理バトルだったので、これから審査員に料理を評価してもらいましょう!

 

 

果たしてどちらが勝つのか……!

 

 

審査開始!!

 

料理バトルと言うからには、第三者に勝敗を決めてもらわないといけません!

 

そこで!審査員として……

こちらのお二人に来ていただきました! ありがたい……

お二人には、どちらの料理の方が美味しかったかを決めていただきます!

 

ちなみにみくのしんさん曰く、鬼谷さんは食べるのが好きで恐山さんは変なものが好きだからバランスが良いと思って、審査員をお願いしてくださったそうです。
なんかすごくみくのしんさんらしい。

 


↑企画説明中

 

とにかく!ほとんど料理したことないんですけど、「料理対決で勝ってみたいなー!」って思ってるんです!

おこがましい……

なんか私野さんって経験の無い事柄が多いですよね。

 

初対面の私に忌憚ない意見をぶつけるお二人。厳正な審査が期待できますね。

 

それでは、最初にホワイトシチューを食べていただきましょう!

 


※ちなみに審査員は、作った人がどちらなのか知らない状態

どうですか!?!?

いや…… 美味しいですよ。

おぉ……!

 

強いて言うなら、玉ねぎの切り方が見たことない感じですね。

なるほど……(適当に切った気がする……)

 

この大きいやつは白菜……?

いや、玉ねぎのめっちゃ外側の方です。

 

どうやら私の「サイズのことのみを考えた割には不揃いな切り方」のせいで、玉ねぎが不審な形になったり、極端に大きいものがあったりしたようです。

切り方も大事なのか……

 

いやでも、本当に味は美味しいです!

(よっしゃあ!!)

 

概ね高評価なのでは……!?

 

お次は、みくのしんさんがハンデを乗り越えて作ったこちらの二品!

審査員はどう評価するのでしょうか?

 

食べてください!!!!

 

じゃあまずはきゅうりの方から……

 


ズリュリュルリュウゥウゥゥ……

 


!?!?!?!?

長くないですか!?

まぁまぁまぁ!!!!!

 

この二つの差すごい。

荒々しい切り方だな。

まぁまぁまぁまぁまぁ!!!!!!!!

 

やはり、包丁が使えずきゅうりを叩き割ったことがマイナスになっているようです。いいぞいいぞ!

 

見た目は置いといて、やっぱり味は美味しいですね。

クコの実が入ってるのが珍しい。

味的には、クコはあっても無くても別に良いって感じですね……

「ダメではないけど……」ってことか。

 

一瞬「あれ?グミ食べちゃった?」って焦る感じの食感です。

じゃあダメじゃねぇか。

 

焼うどんはどうなんですか?

う~~ん……

なんか……

 

うどん…肉…うずら…なす…」って感じです。

えーー!!!!素材焼きってこと!?!?

 

言いたいことが伝わってこない。

おいおい…… 俺それお笑いやってたときに放送作家さんに言われまくってたって……

 


関係ないことで悲しむみくのしんさん

 

なんだろう……味が薄いのかな?

あっ……

 

 

(絶対あれのせいだ……)

 

そもそも料理バトルで出すにしては、どちらも地味すぎる。

食べててテンションが上がらないんですよね……不思議と……

なんかわからないけど「そこのみにて光輝く」って感じ。

 


ヘラヘラしておくしかない

 

低めの位置で争う前代未聞の料理対決に、審査員も頭を悩ませています。

果たしてどちらの料理が選ばれるのでしょうか……!

 

 

優勝は……!?

 

では!より「おいしい」と思った方に指さしをお願いします!

はい! 決めました!

僕も! それじゃあ…… せーの!

 

 

 

 

 

……えっ!?

 

引き分けっ!?!?!?

 

 

…………

 

 

まぁいっか!!!!

 

 

 

 

さて!

記事的には無理やりにでも優劣をつけた方がいいのかもしれないけど、そもそも最初から全然バトルの雰囲気じゃなかったしまぁいいよなと思ったので、私はここら辺で失礼します。

この記事を少しでも楽しんでいただけていれば幸いです。

 

それでは!

 

 

 

 

<オマケ>

鬼谷さんと恐山さんの、それぞれの料理を優勝に選んだ理由!