こんにちわ、オモコロ編集部の原宿です。

 

この間、おじさんがめちゃくちゃ汚れるけどアリエールでめちゃくちゃキレイになる動画を見る機会がありました。これなんですけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロマンスグレーのおじさんがピタゴラ装置みたいなのでどんどん汚されていく動画なんですが、このおじさんもわざわざ海を渡って日本にきて、こんな色んな液体ぶっかけられるなんて思ってもみなかったでしょうね。でもこれ見た時、思ったんですよね。「おじさんの汚れよりも、子供服の汚れの方がもっと強烈なんじゃないか？」って。

 

 

「子供服の汚れはマジでヤバイ。マジで落ちない。汚れ界の巨匠だ、汚れ・ザ・イルスキルだ」って、地元のお母さんたちは嘆いてましたから。そもそも子供が一日中外で遊んだら、どのくらいひどく汚れるもんなんでしょうか？ 何も気にせず外で泥だらけになって遊んでいた日々も今や遠い昔なので、これは一つ実証してみなければ……というわけで。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はオモコロの加藤と原宿、アラサーの二人の大人が子供になりきり、子供が一日外で遊んでくるとどれくらい汚れて帰ってくるのかを調査したいと思います。

 

 

 

 

 

公園で遊ぶ

 

 

 

本気で汚れるためには、できるだけ童心に立ち返ることが必要です。

 

 

 

 

 

 

 

「イデデデデデ！」

 

しかしぜい肉がつききった体は、もう昔のように自由には動きません。滑り台に逆さに寝転がるだけで「これは100%どこかの筋を痛めるコースだ」という確かな予感が走るほどです。

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず砂煙を上げながら鬼ごっこをしてみようと公園で駆けまわってみるも……

 

 

 

 

 

 

 

すぐに足元はフラつき、息が切れます。ソーシャルゲームやインターネットばかりしていると30代からはこういう大人になってしまうので、子供にスマホを買い与えるのはやめましょう。代わりに剣道をやらせましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 インターネットを奪われた僕達にできることと言えば、砂遊びぐらいです。まぁでも結局のところこれが一番汚れるわけですから、今回は砂場を中心に遊んでみることにします。決して体力が尽きたわけでなく、子供の気持ちになるには砂遊びが一番だからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 小高い山を作り、砂を取り除いた後にできた深い谷には水を流して天険の要塞を作ります。めくるめく天地創造の快感。これこそ砂場のダイナミズム。久しく忘れていた面白さです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこに山があるのなら、やはりトンネルを開通させたくなるのが男のサガ。映画「黒部の太陽」の難事業ぶりに比べればささやかなプロジェクトですが、今まで縦軸しかなかった世界に横軸を生むロマンに胸がおどります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トンネル開通～！ しかし子供の頃は気にもとめませんでしたが、砂場の土って結構堅いんですね。プラスチックのシャベルとか使わないと指先をすりむくレベル。昔は柔らかかったのか、グミみたいにちょっと堅めなのが最近の流行なのかはわかりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心ゆくまで砂のフルコースを味わった結果、結構汚れました。しかし子供の本気は、まだまだこんなもんじゃ済まないはず。

 

 

 

 

 

 

絵の具相撲

 

 

 

「なにそれ？」と思った方に説明しますと、お絵かき遊びの最中に、手のひらに絵の具を塗りたくった子供がこのような形で土俵入りしてきたら、それが絵の具相撲・汚れ場所の開幕の合図だということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

口で説明してもピンとこないかもしれないので、実際に取組をご覧いただきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

立ち合い強くあたって、あとは流れでお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流れっ

 

 

 

 

 

 

 

 

 れっ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 んんん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

んっ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いっ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

逸ノ城～～～～～！！！！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これが武道といえるのでしょうか。子供が絵の具相撲をとる前に止めなければ、このような悲劇的な汚れ方をしてしまう可能性があります。子供が絵の具に近づかないためには、屋内で剣道をやらせるのが得策と言えます。

 

 

 

 

 

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