ここ数年、年4回ほどSteamでやった面白いゲームを紹介している者です。
10/2(金)AM2時から、2026年のSteamオータムセールが超開幕いたします(記事公開日から2日後ぐらい)。サマーセールからオータムセールまでの間の私はというと、8月は1本のゲームに全精力を注いでいてあまり手広く色んなゲームができなかったので、今回は小ぢんまりと紹介させていただきます。
ちなみにここで紹介しているゲームは私がプレイしたものであり、全てがセールの対象になってるとは限りません。ご了承ください。
【紹介してるゲー】
・鬼武者 Way of the Sword
・Satisfactory Ver1.2
・Valheim Ver1.0
・Handshakes(無料)
・林檎は上を向く(無料)
・Viewfinder
・Bramble: The Mountain King
・Don’t Drop The Cake【Steamじゃないけど言いたいゲー】
・ファイアーエムブレム 万紫千紅
今シーズンおもろゲー三英傑
鬼武者 Way of the Sword
ひょんなことから鬼の篭手が右腕にくっついてしまった剣豪・宮本武蔵が、京都にはびこりつつある幻魔達を退治しつつ、現世に混乱をもたらす黒幕をぶった斬ろうとするアクションゲー。あの鬼武者シリーズの約20年ぶりの新作…。20代の頃に魂を削って斬った私としましてはやらないわけにはいかないでしょう…そして、おもろすぎっ!!バイオレクイエムにプラグマタに、カプコンは破竹の勢いなのかい!
見切って斬る、パリィして斬る、受け流して斬る、鍔迫り合いに押し勝って斬る、などなど、相手の攻撃をよくみて繰り出すカウンターからのズバ!!がめちゃくちゃ気持ちよく、数多あるボス戦も個性豊かで爽快。この辺りの「見切る動作の判定」はかなり甘めに作られており、エルデンリングや隻狼をくぐり抜けた歴戦の猛者達(私もです、タハハ…)からすると少し拍子抜けするところはあるものの、これくらいの難易度がちょうどいい気がしております。
あと、今作は宮本武蔵のアクションと表情が今までのゲームの歴史を覆すほど緻密なところまで行っており、本当に生きている…とすら思って感動してしまいました。強さを求める型破りで熱血漢な剣豪の動作の一つひとつが、とにかく大胆でカッコ良い!宮本武蔵の魂が私に共鳴し、「この敵は絶対に斬らなければならない…」という使命感にすら駆られ、一気にクリアしてしまいました。斬り伏せたあと刀を鞘に入れる動作すら豪快なんだよな〜。
欲を言えば最初から難しめモードを入れてくれたり、敵の種類をもうちょっと増やしてもらえれば言うこと無かったかもしれません。とはいえ、素晴らしいゲームです。カプコンさん、この調子でモンハンワイルズも頑張ってください。
【ゲーム情報】
鬼武者 Way of the Sword
開発:CAPCOM
ジャンル:剣戟アクション
クリア時間の目安:約25時間
プラットフォーム: PS5、Switch 2、Xbox Series X/S、Microsoft Windows
オススメ度:★★★★★
Satisfactory Ver1.2
未開の惑星を探検し、資源を採取、工場を建設、など自由気ままに冒険しながら、会社の発展のためにお題となる様々な部品を何百個・何千個単位で納品する自動化工場建設ゲー。長きにわたるアーリーアクセスを経て2024年に正式リリースし、しばらくプレイしていなかったこともあって久々にやってみたところ、気がつけば8月はずっと没頭しておりました…(おかげで他に色々買うつもりだったゲーが後回しになりました)。私がプレイしていたころからは考えられないくらい便利になっており、例えば設計図を組み込んで工場建設がしやすくなる「ブループリント」や、建設素材をクラウドにアップロードしてそこから建設できる「次元デポ」、といった建設が捗る機能が嬉しすぎました…。
様々な素材や部品を自動で作ってくれるラインを組んでキレイに機能するのを見るのが何よりも好きで、こっちを作ったらあっちが足りない、あっちの数を増やすためにはそっちからの資源供給を増やさないといけない、でもそっちの資源採取のスペースが少ない…など、そのような試行錯誤がこういうゲームの醍醐味なのです。「何じゃそのゲームは」と思われる方もいるかもしれませんが、ハマる人は本当にハマる…。めちゃくちゃ速いベルトコンベアに乗せて流れていく大量のプラスチックが分岐しまくってそれぞれ機械に入って新たな部品に製造されていく様子、めちゃドーパミン出ます。

夢中になりすぎた挙句、最終お題である「核パスタ1000個」「生化学スカルプター1000個」「AI拡張サーバー256個」「弾道ワープドライブ200個」を納品し、クリアまでいってしまいました。ふ〜〜〜〜〜。↑写真のこの工場も見てて爽快!4000円で合計350時間ぐらい遊べるので、コスパも圧倒的。いや〜〜〜達成感&達成感…と思っていたら、さっき「初の有料DLC」のアナウンスが届きました!!これは熱い!!!!まだまだ出来ることが増える〜〜〜!!最高〜!
【ゲーム情報】
Satisfactory
開発:Coffee Stain Studio
ジャンル:工場建設、自動化
クリア時間の目安:無限時間
プラットフォーム: PS5、Xbox One、Microsoft Windows
オススメ度:★★★★★
Valheim Ver1.0
北欧神話の世界で、自由にサバイバル生活をしながら世界各地に封印されたボスを倒していくアクションゲー。こちらも5年ぐらいの開発期間を経て、今年の9月に正式リリースされました。150時間ぐらいやってたのでめでたすぎ…。私はアーリーアクセス期間に到達した「灰の地」で、ソロじゃ無理だろってくらい敵が湧き出てくるめちゃくちゃなバランス設定でさすがに挫折してしまったのですが、また改めていちからぼちぼち挑戦中です。オープニングムービーの追加をはじめ様々な調整がなされており、経験者としてはまたこの地に帰ってきたな…(わくわく)、というのが実感としてあります。灰の地もマシになってますかね…?
正直いうとグラフィックもそこまで良いわけではない(景色は良好)し、戦闘システムもまあまあ平凡、洋ゲーらしい感覚が濃くて最初何したらいいかマジで分からないなど、どちらかといえば不便な要素の方が多いというのはありつつも、やっぱり自由度の高いサバイバル生活と、家を建築して拠点の快適度を高めていくクラフト要素がやっぱり他のゲームよりも強いこだわりを感じます。木を切って木材を集め、岩を砕いて石材を集めて、洞窟で採取した鉄くずを溶鉱炉で焼いて鉄に加工し、船を作って大海原に漕ぎ出して、ついに降り立った新天地で強い雑魚敵にやられて持ってたアイテムを拠点からめちゃくちゃ遠いところでロストする…。という感じで、生活スキルと戦闘スキルを伸ばしながら少しずつ世界を踏破していくのがやっぱり最高!まだ見ぬラスボスもいつかは…。

ちなみにこれは5年前にブロスで紹介した時の家。うまいなあ〜(このあと嵐の日に現れた巨人にぶっ壊されましたが…)。
【ゲーム情報】
Valheim
開発:Iron Gate
ジャンル:オープンワールド、サバイバルクラフト、北欧神話
クリア時間の目安:約200時間
プラットフォーム: PS5、Switch2、Microsoft Windows、mac
オススメ度:★★★★★
負けず劣らずおもろいゲー
Handshakes(無料!)
ちょっとしたパズルゲー。手が伸びる黄色いニコニコ君が二人おりますので、お互いの手をニョーっと伸ばして握手できればステージクリアという感じです。手を伸ばす長さには限界があり、握手を阻む様々なギミックもあるため、うまいこと切り抜けながら握手しないといけないというちょっとしたやりくりが頭を悩ませてくれます。
が、まあ本当にちょっとしたパズルゲーというだけあってかなり簡単で30〜40分あれば全クリできる難易度。このニコニコした笑顔のためなら、絶対に握手させてあげなくちゃという気持ちになるなんとも平和なゲームです。
【ゲーム情報】
Handshakes
開発:Pet Pumpkin, Damaskino, Trumpetguy
ジャンル:パズル
クリア時間の目安:30分
プラットフォーム:Microsoft Windows
オススメ度:★★★★☆
林檎は上を向く(無料!)
※プレスリリースより引用
文章の単語を入れ替えて世界の「理(ことわり)」を変えて道を切り開いていく全13ステージの小ぢんまりパズルゲー。何故か無料で遊ばせてくれます(何故…?広告もないのに…)。各ステージには一冊の書物があり、その中にある単語を変えることで様々な変化が起こるのが最大のポイントです。
「思考を回転させた。」の「思考」を「部屋」にしたり、「視線を上に向けた」の「視線」を「重力」に置き換えると、その通りにステージが変化する…という感じで、この変化がなかなかインパクト大。とはいえこちらも難易度としてはかなり低めで、30分あれば一撃でクリアできるボリューム。プレイヤーの足が遅すぎるという一点以外はかなり丁寧な作りになっていて、開発者のゲーム愛を感じさせていただきました。なんで無料で配信!?
【ゲーム情報】
林檎は上を向く
開発:EASYHUMAN
ジャンル:パズル
クリア時間の目安:30分
プラットフォーム: Microsoft Windows
オススメ度:★★★★☆
Viewfinder
撮った写真の風景を具現化するパズルゲー。けっこう前から気になっていてオータムセール前にやたら安くなってたのを機に買っちゃいました。幻想的な風景のステージをカメラ片手に進行。橋を撮影し、その写真を掲げると空間に橋が具現化!もともと無かった足場として利用でき、ステージを進んでいく…という感じで空間を自由に再構築できるのがおもろの醍醐味となっております。
この、「1枚の写真が一瞬にしてそこに現れる」という感覚がめちゃ不思議でテンション上がること間違いなし。難易度もそこそこということもあり、いつまでもこの幻想的な空間に身を置いておきたい…(住みたい…)とすら思えます。一応この世界の謎とか目的が明らかになるストーリーもありますが、そこは無視してパズルだけをストイックに解いていくことも可能っちゃ可能です。「SUPERLIMINAL」辺りが好きな人はきっとハマれるはず…。
【ゲーム情報】
Viewfinder
開発:Sad Owl Studios
ジャンル:パズル
クリア時間の目安:約5時間
プラットフォーム: PS5、Nintendo Switch、Microsoft Windows
オススメ度:★★★★☆
Bramble: The Mountain King
夜中に急に出ていって行方不明になってしまった姉を探すために、少年が危険な森に足を踏み入れるアクションゲー。インスタでゲーム動画の切り抜きが流れてきたのですが、「池の水面に浮かんだハスの葉をジャンプでわたっていたら奥の方からめちゃくちゃでかい巨人が水面から上がってきて襲いかかってくる」という熱いワンシーンに目を奪われて買ってしまいました(そしてそういう切り抜き動画はコメントの1つめに「Game Name?(このゲーの名前なに?)」というコメントがありがち)。
北欧の幻想的な世界観が嬉しい、「INSIDE」や「リトルナイトメア」を彷彿とさせるアクション。夜の森や湖、沼に家屋、そのどれもが作り込みが素晴らしく、ナレーションで展開されるストーリーテリングはまさに絵本を読んでいるかのような美しさに満ちています。ですが、油断すると自キャラである小さい子どもがすぐギロチンに挟まれてバラバラになったり、巨人に一撃で潰されたり、敷き詰められた臓物の合間をズブズブに進んでいかなければならなくなるなど、攻めた描写が容赦なくて凄いです(でも復帰も速くて死んでもリトライもしやすい!)。私はこういうのが好きなのでまさにストライクに楽しめました。5時間程度でクリアできるサクッと感もありがたい!
【ゲーム情報】
Bramble: The Mountain King
開発:Dimfrost Studio
ジャンル:アクション、ダークホラー、北欧神話
プラットフォーム: PS4、Switch2、Xbox One、Microsoft Windows
オススメ度:★★★★☆
Don’t Drop The Cake
「ケーキを落とせばあなたは死ぬ」
🎂ケーキ運び系ホラーゲーム
『Don't Drop The Cake』本日配信開始!手元を狂わせるホラー演出!
立ちふさがる異形の怪物!
バランス力が試されるアトラクション!
なんだかいい感じのストーリー!
あります。
よろしくお願いします。 pic.twitter.com/Pgmckb1ZK2— ミドリヤマ/Midoriyama (@Midoriyama104) August 30, 2026
ホールケーキを板に乗せ、両手で持ちながら落とさずにケーキを運んでいくゲー。キーボードのWASDで前後左右に動き、歩く度に傾くケーキをマウスの左右で水平に調整するという、右手と左手でやることがごっちゃになっちゃう忙しい感じです。一見、アイデア一発の小ネタゲーかと思いきや、開発者さんのツイートに書いてある「なんだかいい感じのストーリー」が本当にめちゃめちゃいい感じでした。
一体何故私はケーキを運んでいるのか、誰のためのケーキなのか、襲いかかる怪異に対して新たな道を手助けしてくれるサポーターは一体何者なのか…。ただただ運んでいくだけの実況プレイ向けホラーゲームの枠を飛び越えた、全く予想だにしていなかった真実が隠されています。2時間ぐらいでサクッとクリアできて忙しい日本人の方も安心安全。ところどころあるジャンプスケアなどのホラー演出に関しては、10段階中で4…ぐらいの怖さかと。かなりオススメしたいです。
【ゲーム情報】
REPLACED
開発:MSad Cat Studios
ジャンル:ホラー、ケーキ運び
クリア時間の目安:約2時間
プラットフォーム:Microsoft Windows
オススメ度:★★★★☆
Steamじゃないけど今やってるやつ書きます
ファイアーエムブレム 万紫千紅
ひっさびさのファイアーエムブレムの新作。私は8歳のころにわけもわからずファミコン版の元祖をやり、12歳のころにスーファミの「紋章の謎」でガッツリプレイした古参で、その後も聖戦の系譜、蒼炎の軌跡、暁の女神を経つつ、DS版の新・暗黒竜と光の剣(2008年)で止まってしまって以来のファイアーエムブレムとなったのですが…ボリューム多すぎっっ!!これはすごいです。
第一部では4人のメインキャラクターを一人ずつ選んで「大剣闘祭」というトーナメントで勝ち上がっていくという筋道なのですが、自分の試合になるまでの準備期間にやることがありすぎてめちゃめちゃ忙しい!仲間キャラクターをチマチマ育成したり、目当ての未加入キャラに贈り物を渡したりご飯に誘ったりしてスカウト活動に勤しんだり、困ってる一般市民の悩みに答えるサブクエストに、各地を渡り歩いてダンジョン探索したり武器を集めたり…。ファイアーエムブレムといえばのシミュレーションステージが全然無いのがウケる!そしてちょこっと用事を済ますだけで矢のように時間が流れていくため試合までに最大効果を得るリソース管理も重要。片時も無駄な時間は無いのです。そのおかげで、50時間プレイしてまだ第一部の半分しかクリアできてません。こっからさらに第二部あんの!?
基本的にはメインストーリーは大剣闘祭というトーナメントになりつつも裏で何か良からぬことがうごめいており、4人の主人公のそれぞれの視点で浮かび上がってくる真実も少しずつ暴かれていくのですが、ボリュームがありすぎてその真相はまだほとんど分かってません。一体ここからどうなるのか…楽しみ過ぎ。
あと、これは完全に言わなくていいことではあるのですが、私は「見た目が若い女性なのに何千年も生きてて口調がジジイみたいになってるキャラ」を筆頭としたアニメ的ボイスが苦手すぎるため、音声は英語でやってます(そういう人間がやってもいいんです)。
【ゲーム情報】
ファイアーエムブレム 万紫千紅
開発:任天堂
ジャンル:ターン制ストラテジー
プラットフォーム:Nintendo Switch2
オススメ度:★★★★★
さいなら
というわけで今回は持ってたゲームのアップデート版に大幅に時間を吸われてしまいましたが、またこの冬は色々きになってるゲーに手広く手を付けていきたいと思います。
それではまた、ウィンターセールでお会いしましょう…。

まきのゆうき








寺悠迅
逆襲
オモコロ編集部








