これは、中学生だった私が塾へ通っていた頃のささやかな記憶です。
ある日の休み時間、私が座っている場所とは反対に位置する席で、他校の男子生徒たちが小声でこんな話をしていました。

「私野さん(※筆者)って、アイスエイジの○○に似てるよね」
「ほら、これ」

「ヤバイ分かるwwww似てる似てるwwwwwしんどwwwマジおもろいwwwwww」
私は彼らとそれほど親しくなく、その内容を詳しく問いただせるような間柄ではありませんでした。
生憎キャラクター名は覚えておらず、記憶に残っているのは『アイスエイジ』という作品名のみ。
あの大ウケっぷりから察するに、めっちゃ似ていたorまぁまぁ面白い見た目のヤツだったのどちらかであった可能性が高いように思えます。
そんなの、気になってしまうではありませんか。

先ほどからお話させていただいております。私野台詞(わたしのせりふ)と申します。
以上にお話しした記憶の真実を探るべく、今から初めて『アイスエイジ』を視聴し、調査する者です。
ラッキーなことに私は見た目をどうこう言われても傷つかないタイプなので(魂に重きを置いているため)、心にあるのは純粋な興味のみ。この重要な案件に是非お付き合いください。
はじめに
私と似ているキャラを探すにあたって、ちょっとした懸念点があります。

私の顔にふきだしが装着されていることです。読者の皆様からすると似ているかどうかの判断が困難やもしれぬ、という問題があります。
しかし、こちらをご覧ください。
『アイスエイジ』のキャラクターデザインってこんな感じなのです。
みんな目玉丸出しです。野性的ですね。
一方で、私は人間なのでここまでガン開きの目ではありません。どういうことなのでしょう。

よく考えてみると、実は私には写真を撮られるときに目玉を引ん剥いてしまう癖があります。
そして中学の修学旅行であまりにも目が丸出しのめっちゃ怖い写真が激写されたことがあり、その写真が有名になったことがあるのです。
そのため、恐らく目に関しては「目玉を引ん剥いた私」という特殊な状況の印象が先行していたのではないかと予想します。
というわけで皆様には「目をかっぴらいた人」を漠然と想像していただくとよろしいかと思います。
そちらはあくまでおまけとして、主に目以外のパーツを見比べることに重点を置いていただけると幸いです。

それでは早速…

最高のお供を傍らに、『アイスエイジ』を観てみましょう!
視聴後…

素晴らしい映画でした!一旦感想を語らせてください。
約二万年前の氷河期が舞台である本作は、とあるきっかけで人間の赤ん坊拾った動物たちがその子を親の元に送り届けるまでの冒険物語です。
個人的には、コミカルな台詞回しが独特で魅力があると感じました。
特に冒頭のシーンではずっと口喧嘩をしているような状態で、まぁまぁひどい発言も飛び出します。
しかし根底の暖かな性格を感じますし、単純に「お互い同じくらい失礼」というある種のフェアさのおかげで全く卑劣な雰囲気がなく面白かったです。
比較的短めの作品なので(一時間と少し)、観たことがない方にはぜひ視聴してみていただきたいものです。

満足満足…

余韻に浸っている場合ではありません。記事の趣旨を忘れていました。
ここからは、かつての私が同じ塾に通っていた男子生徒によってどのキャラクターに似ていると判断されたのかを予想していきます。
私が似ているかもしれないキャラたち
前提としてお伝えすると、残念ながら瓜二つというレベルで私とそっくりなキャラクターはいませんでした。
一方で「近しい…?部分がある…?」と感じるキャラはいらっしゃったので、こちらを紹介させていただきます。
動物たちが拾った赤ちゃん?
物語の本筋とは全然関係ないのに登場し続ける謎のネズミ?
いろいろと悩みましたが、最有力候補はこちら!



彼です。

シドという名前のキャラクターです。
シドが登場したときに真っ先に思ったのは、「何これ!?!??!!?!?」でした。こんなに不思議な生き物を見たのは産まれて初めてのことです。
「筆者どころか、そもそもこの生物に似ている人類って存在するの…?」とお思いになったかもしれませんが、共通点については後程説明いたしましょう。

<映画のワンシーン>
さて。「何の生物…?」と考えつつ視聴を続けていると、シドが「イタチのなりそこない!」と罵声を浴びせられていました。

イタチ…?イタチってこんなに面白かったっけ…? 調べてみよう…

全然違う。
困惑していると、お次はシド自身がこのように語るシーンが。

<映画のワンシーン>
シド「ナマケモノは木を見つけ、葉を食べる。それが仕事でね」

ふーん、イタチじゃなくてナマケモノなわけね…

いやなんか違うじゃん。
鼻は近いけれど、顔つきや体形がまるで違います。何が起こっているんだ。
訳が分からず詳しく調べたところ、氷河期には現在のナマケモノとは異なり、
メガテリウムなどの名称で呼ばれる「二足歩行可能なデッカいナマケモノ」が存在したのではないかとされているようです。
シドはそっちのナマケモノみたいです。知らなかった、勉強になりました。
話を戻しまして。
私と似ているとされたのはシドなのではないか?という予想ですが、具体的には以下の点を根拠としております。
①体形

私めっちゃ撫で肩なんですよ。
私の肩の話なんて全くしていない投稿に対して「愚痴専用」みたいなことを自己紹介欄に記載しているアカウントから「そんなことより撫で肩過ぎる」と唐突に引用リポストされたことがあるくらいの撫で肩です。
愚痴垢のお墨付き。
加えて、骨格診断ってありますよね。
本当に詳しくない分野なので真偽の程は大目に見ていただきたいのですが、私はよくネット上で「骨格ウェーブっぽい」と言われます。
軽く調べたところ、骨格ウェーブとやらは上半身が華奢で下半身に重心がある体形だそうです。

じゃあ、多分シドも骨格ウェーブですよね。

このように、すっごい傾斜の肩からニョーンと首が生えているバランスなど、体の形がシドと似通っていると感じます。
あと、これは皆様からすると知ったこっちゃない話なのですが、ドテドテした走り方も似ている気がします。
「確かにこういう走り方の人いるなぁ」と思われるはずなので、ぜひ映画を観て確認していただきたいですね。
②前歯

「出っ歯」という表現で合っているのかよく分からないのですが、私の前歯2本は他と比べて少し長いです。
歯医者さんによく指摘されます。
シドもそうです。彼も歯医者さんからよく指摘されているのかもしれません。氷河期に開業している歯医者さんから。
ちょっと笑顔が似ているような…?
③愚鈍
これは外見ではなく振る舞いの話ですが、シドはめっちゃ愚鈍なやつです。
お調子者でいろんなことに首を突っ込むせいで様々な失敗を繰り返します。
情けない話ですが、中学生のころの私は「学校に行った後に塾にも行く」というだけのことに疲弊し、そのせいか塾で意味の分からない失敗を繰り返していました。

一番ひどかったのは誤って課題プリントを燃やしてしまったことです(※塾に行く前諸事情でキッチンで課題に取り組まないといけなくなり不注意でコンロの火が燃え移った)(※いつもは提出を求められない課題だったのにたまたまこの日だけ「今日は回収するから一番後ろの席から前にプリントを回せ」と言われて本当に最悪だった)(※仕方なくプリントを回したら私より前に座っている人たちが騒然としていた)。
この一件から塾で悪目立ちするようになったのをすごく覚えています。
見た目の印象だけでなく、こういう失敗続きなイメージも関係しているのではないでしょうか。
④言ってた気がする
これが一番決定的です。

なんかあの時、「シド」って言ってた気がする。
もちろん記憶が塗り替えられてしまっている可能性もありますが、初めて名前を聞いたときに「『シド』…!?聞き覚えがある…!」と思ったのは確かです。

これだけの根拠があれば、私が似ているとされたのは彼である可能性が高いのではないでしょうか。
おわりに
以上で、私の長年の疑問は解決とさせていただきます。重要な調査にご協力いただきありがとうございました。

愚鈍などと失礼なことを申し上げましたが、その実、シドはすごく良いキャラクターです。
お調子者で余計なことばかりするのに、知れば知るほど何故か大好きになってしまう不思議なやつです。
妙なきっかけだったものの、彼とこの映画と出会えたことを喜ばしく思います。シドにちょっぴり似ていて良かったです!
そういえば、アイスエイジシリーズは2026年に最新作が公開される予定なのだそう。
観たことがある方ない方も、この記事をきっかけにアイスエイジシリーズに興味を持っていただけると、新しくファンになった一人としてとても嬉しいです。
それでは!

私野台詞




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