まきのゆうき映画を愛し 映画に愛されているので、試写会にお呼ばれしております。3月公開の話題作も僭越ながらお先に見させていただいたこともあり、ネタバレなしの浅〜い感想とともにご紹介したいと思います。
その1：ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY（3/20）
その2：ソニック・ザ・ムービー（3/27）
その3：サーホー（3/27）
■オススメその1「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」
【あらすじ】
ジョーカーと別れたハーレイ・クインは自由を謳歌していたが、ある日、ゴッサムの裏社会を牛耳るブラックマスクの恨みを買いマジで殺されそうになる。解放条件としてとあるダイヤを見つけて来いと言われるが、そのダイヤはスリの少女が隠し持っていた。他にもブラックマスクを追うおばさん刑事、巻き込まれた女運転手、謎のクロスボウ女も現れて、果たしてどうなる…？な話
とにかくハーレイ・クインの可愛さとカッコ良さをこれ以上ないってぐらいたっぷり見せつけてくれる！教訓、説教、訓示、ためになること一切なし！ただただハーレイ・クインを愛でる110分！でも、それって人類が待ち望んだ「夢」じゃんね。今年の東京コミコン、確実に今作のアップデートされたハーレイ・クインのコスプレが流行る！！
序盤は時系列をかなりシャッフルして行ったり来たりするんだけど自身の可愛いナレーションがスーっと頭に入ってくるし、その構成も型破りなハーレイっぽさもあるのに極限的な分かりやすさ！そしていついかなる時でもカワイイが溢れてる…！爆発に背をむけて歩く姿、エッグサンドを待ちわびるキラキラしたおめめ、バットを振り回す華奢な腕、顔面を蹴り上げるおみ足、奇抜すぎるファッションセンス、恋に破れて傷ついた心、全て、あ〜好き。全員そう思う。惚れてまう〜！！最高最高最高！強い女〜〜！あと2兆回は見たいな。
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ハーレイ・クインの可愛さにステ全振りです
■オススメその2「ソニック・ザ・ムービー」
【あらすじ】
ソニックはアメリカの田舎町で暮らす音速の青いハリネズミ。自分の未知の力を狙う悪者に見つからないようにと生き別れた育ての親からひっそりと暮らすように言われており、めちゃめちゃ孤独だった。そんな中ソニックの暴発したパワーを感知した政府のマッドサイエンティストがソニックをつけ狙う！偶然出会った警官トムの助けを借りて、身を隠し通さなければ！な話
はじめて予告編がお披露目になった際、顔が不細工すぎると超絶大批判が巻き起こり顔を修正するという事件があってイメージが少し落ちてしまった今作ですが、顔変えて大正解！めちゃめちゃおもしろい！！！！クリエイターの血と汗と涙と魂をひしひしと感じる完成度で、本当に良かった…
お調子者のソニックは前述の理由でひっそりと暮らさなければならず、誰にも気付かれないまま楽しく暮らしてるように見えて実はめちゃめちゃ孤独を抱えてるという側面があり、そこからソニックをつけ狙う悪に対して、運命的なバディを組むことになったイケメン警官とともに、「やりたいことリスト」を消化しながら心の成長を経て悪を討つ！泣ける！！お約束だらけの分かりやすい勧善懲悪だけど、そこがソニックの良いところ！！少し懐かしさもある90年代エンタメの全ての要素が詰まってる…！色んな意味で逆境を跳ね返したな…と嬉しくなり、ウルッと来てしまいました（泣いてはいない）。
声優に関しては長年ソニックの声優を務めた金丸淳一さんから若手の中川大志さんに変わってまたしても批判があったようですが、個人的な意見としてはそこまで違和感はなく、むしろかなり頑張ってたな〜とは思いました（セガは最後まで金丸さんを推してたみたいですが…）。
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皆に受け入れてもらえるといいですね
■オススメその3「サーホー」
【あらすじ】
バーフバリ役をやって知名度が激烈にあがったスーパースター・プラバースが、現代のインドでバーフバリみたいなことをする大アクション映画
超絶怒涛、空前絶後、前人未到の超ド級ハイパーアルティメットスペクタクルアクション＆サスペンス＆カーチェイス＆格闘＆銃撃＆ダンス＆歌＆プラバース！！！狂ったインドの大富豪が描いた夢をそのまま実現させたんか？ってぐらいハチャメチャだった！
「バーフバリ」で一気にその知名度を上げたプラバースの、プラバースによる、プラバースのためのプロモーションビデオとも言わんばかり、ことあるごとに差し込まれるドヤ＆キメ顔！オシャレな衣装を時にクールに、時にワイルドに着こなし、迫りくる敵を小指で捻り潰しながら踊る！歌う！恋をする！その姿に誰しもが思うことでしょう。「あまりにもカッコ良すぎる…！」と…ヤダみが無さすぎる…輝きすぎている…。それもありつつほんとに信じられないアクションの目白押しで一切の眠気に襲われることもなく突き進んでいきました。とにかく形容する言葉が見当たらないほど凄すぎる！
ただ、開始5分でいきなり鬼のような情報の洪水が押し寄せてきてまったく理解が追いつかず、誰が誰に何をしてるのかほとんどわからなかったので、見に行く予定の方は下記の冒頭5分の映像を穴が開くほど予習してから臨んで下さい。これはマジです。
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巨大インフレが起こり全項目が振り切ってしまいました
■3月はやばい映画が多いです
その他にも「2分の1の魔法」などがありますが、そちらはコロナウイルスの影響で公開が延期になってしまいましたね。他の映画もどんどん延期になりそうな予感も…。早く事態が収束してほしいですね。
それではさようなら。
加味條
古泉智浩
ブロス編集部
オモコロ編集部
