こんにちは、店長と申します。
突然ですが、僕は趣味で大喜利というのをやっています。
基本的には、大喜利はこのような流れで進みます。
シンプルなルールですし、必要なのも書くものぐらいなので、初めての方にもハードルが高くない趣味だと思います。
かくいう僕もネットで大喜利したり、イベントに出たり、たまに主催したり…と10年近く趣味で続けています。
……しかし実は大喜利を楽しむためには、もう1つ重要な過程があるのです。それは…
…?
あっ
あ…あ…あぁ……っ
あばばばばばばばば!!!
…そう、楽しい大喜利もお題がなければ始まりません。
そして僕は、このお題作りが大大大の大苦手なんです。
どうしてもお題を作らなきゃいけない時は、外に出かけて発想のタネを探します。
家の中にいても、頭の中に”タネ”が無いので…。
(あべのハルカスだ、今日も高いな…。けど曇ってる…曇ってるやん…。高い…曇ってる…RPGの塔のダンジョンみたい…塔がどうなってたらお題になるんだろう…。逆に、塔がめちゃくちゃ低かったら…?普通は高いのに、低い塔…塔の赤ちゃん…?『塔の赤ちゃんが初めて喋った言葉』なんてどうだ…?いや、難しいな…。あっ、手前に東横インあるじゃん…『塔の赤ちゃんと東横インがM-1に出た時のコンビ名』これはどうだ…?いや、ちょっとな…他には何かないか?道路…知らん建物…有刺鉄線…あー…)
しんどすぎる。
何でこんな事しなきゃならないんだ。俺は大喜利を楽しみたいだけなのに。
どうにかもっと、楽に沢山お題を作れる方法はないものか…。
…
そんな事を考えていたある日、ふとあるアイデアを思いつきました。それは、
100マス計算のシステムを応用したらどうだろう?
ご存じない方に説明すると、100マス計算とは上のように、タテとヨコの数字が交差するところに計算結果を書く、というものです。
上の表だと2と1が交差するところに、2+1の答えである3を書く。これを100マス繰り返します。
計算の反復練習として、やった事がある人も多いのではないでしょうか。
『これと大喜利が何の関係があるの?』と疑問に思われるかもしれません。
しかし、よく見てください。答えるところは100マスありますが…
準備してる数字は20個しかないんです。
20個数字を用意するだけで、100回計算ができる。めちゃくちゃ効率が良いシステムなんです。
これを大喜利に応用すれば、楽してお題を大量に作れるのでは??
長年の悩みが解決できるかもしれません。早速やってみます。
やってみた
というわけで早速、社会人が殺したいほど愛用してるでお馴染み、Excelで100マス作ってみました。
今は何も入っていないですが、名前を入力すると…
ズオッ…
と文字が入ります。
解説すると今回作った100マス大喜利はExcel上でアクションをするたび、タテ列に単語、ヨコ列にお題の形式がランダムで入力されるようになっています。
お題の形式は50種類、単語は250個準備しています。
単純計算で、50×250=12500個のお題がランダムで作れることになります。
最初に準備する手間はありますが、今後12500回お題を作らなくて済むと思えば安いものです。
いや~これめちゃくちゃ楽だな。これから大喜利するたびにこのシステム使っちゃお。
いかにも頑張って考えました、みたいな顔でお題出しちゃお。
では折角なので、100マス大喜利に実際にチャレンジしてみます。
やってて感じた点ですが、当初思っていたより全然お題として成立してます。
上の画像では「学園祭の新しい機能」というお題に『は…?』となってますが、これぐらいは誤差としましょう。
そして2時間後、無事に100問すべて回答し終わりました。
字が汚すぎる。29歳が書いて良い字か?
清書したものがこちらになります。
採点は、たまたま近くにいた実の弟にお願いしました。はたして結果は…?
いや、肉親への忖度とか全く無く超ガチで採点してくるじゃん。
(おわり)