こんにちは、株式会社バーグハンバーグバーグのまきのです。
映画には音楽がつきものです。ここぞという場面で最適な音楽を使用することで喜怒哀楽の感情を増幅させることができるので映画には無くてはならない要素の一つとなっています(一切音楽を使わないことで逆に恐怖を煽るものもありますが)。
スパイク・ジョーンズやクエンティン・タランティーノなどは、めちゃくちゃに音楽のセンスのある監督が作った映画もいいですが、今回は超有名なやつを除外してかなり良い曲が使われている映画を3本紹介したいと思います。もうすでに知ってたらすいません。私より詳しい映画好きの方は「浅い」と思うかもしれませんが、大目に見てください。
■「ザ・ヴァンパイア 残酷な牙を持つ少女」で流れるWhite Liesの「Death」
イラン発、全編モノクロのヴァンパイア映画「ザ・ヴァンパイア 残酷な牙を持つ少女」という映画、「女ヴァンパイア」「スケボーで街を駆け抜ける」「街の秩序を守るために暗躍している」というなかなか斬新な設定なんですが、カメラワーク、キャラクター像もずば抜けつつ、使われている音楽にも少しもスキが無い仕上がりになっております。
そんな中、男性を家に招き入れて、恋が始まるの…?どうなるの…?というシーンで使われた楽曲が、White Liesの「Death」という曲です。ミラーボールを回し、じっくりと時間をかけて少しずつ、本当に少しずつ二人の距離が縮まっていく…というところでかかるこの曲は映画のシーンと相まって非常に記憶に残りました。
このじれったさがまた良いんですよね…。
■「スウィング・オブ・ザ・デッド」で流れるRock Plaza Centralの「Anthem For The Already Defeated」
ポジティブなベンとネガティブなミッキーのコンビが終末ゾンビ世界を放浪するというちょっと変わったゾンビ映画で、ミッキーが現実逃避でいつもヘッドホンで聞く音楽が劇中でもよく流れるのが印象的です。その選曲が抜群に良いのですが、中でも、中盤に空き家を見つけて一息ついた時にベンがミッキーのCDプレイヤーを借りて酒を片手に歌って踊るシーンで流れるRock Plaza Centralの「Anthem For The Already Defeated」が最高なのです。
本編も一風変わったゾンビ映画でかなり面白いので、ぜひチェックしてみてください(Amazonレビュー評価の低さは気にしない方がいいです)。
■「リザとキツネと恋する死者たち」で流れるトミー谷の「ダンスダンス☆ハバグッタイム」
ハンガリー発のめちゃくちゃ変なファンタジー映画が「リザとキツネと恋する死者たち」です。日本の那須地方を訪れて九尾の狐の伝承をいたく気に入った監督の独自にアレンジされた日本観が非常に良い一品です。
主人公のリザには何故か日本人歌手のトミー谷の幽霊が取り憑いていていつもその姿が見えるのですが、このトミー谷のビジュアル・楽曲・ダンスが最高にクセになります。ハンガリー人が現地で作った曲をトミー谷役のデヴィッド・サクライ(日本とデンマークのハーフ)が歌っており、一度聞くとマジで頭から離れません。映画の中でもひっきりなしに流れるので見終わる頃にはyoutubeで楽曲を調べていることでしょう…。
これだけは本当に聞いてほしい
■気になったら見よう
いかがでしたか?実際の映画のシーンとともにお送りしましたが、どの映画もかなり面白いのでぜひ見てみてはいかがでしょ〜〜〜〜〜か。
それではさようなら。またいいのがあれば教えます。