こんにちは、株式会社バーグハンバーグバーグのまきのです。

 

海外と日本では、映画の公開時期にかなり差があります。キアヌ・リーヴスが主演した「ジョン・ウィック」も海外で公開されて1年以上間があってようやく日本で公開されました。さらにドラゴンと少年の交流を描いてヒットした「ヒックとドラゴン」の続編は、いつまで経っても日本公開のめどが立たなかったので署名運動まで巻き起こったぐらいです。

 

結局「ヒックとドラゴン2」はDVDスルーになったとはいえ日本でも公開されましたが、中には「こんなに面白いのに日本で公開されてない!」という映画が結構あるのも事実。そこで今回は、そんな「未公開だけどめっちゃ面白い!早く公開してくれ!」というような映画を3本紹介したいと思います。もう公開してたらすいません。私より詳しい映画好きの方は「浅い」と思うかもしれませんが、大目に見てください。

 

 

 

■色んな”地球”を行き来しろ!「パラレルズ」

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パラレルズ

 

【あらすじ】

家族と距離をとっていた青年ロナンのもとに、行方不明になっていた父親から突然「日曜日の夕方6時にあの廃ビルの中に来てちょんまげ」という不審なメッセージが届いた。
指定された廃ビルに妹と幼なじみの男の三人で入ってみると、壁面に「双子しか産まれない地球発見!」とか「53番目、72番目の地球はすでに滅亡!」とか意味不明なメッセージがいっぱい書かれていた。何これ、やば…って思ってたら突然ビル内の警報機がピカピカと光りだす!慌てて外に出てみると、見慣れた街はそこになく、荒れ果てた荒野になっていた!
なんとこの廃ビルは「パラレルワールドを移動する装置」、色々な平行世界の地球へワープする入り口だったのだ〜!!

 

「廃ビルの中に入ってパラレルワールドの地球を行き来する」という非常に斬新なプロットが印象的な作品です。こっちの地球では優しい警官なのに、あっちの地球では荒廃しきった影響で暴れん坊になっている…!みたいな同じ人物なのに性格が全く変わってる人がいたり、科学が超絶発達した未来的な地球で見たこともない食べ物を食べたりと、ワクワクが止まりません。廃ビルをワープ装置に使うというセンスも常人には思いつかない設定です。

 

しかし83分とコンパクトに仕上がっているので、さあこれから!という時に終わってしまうので、「もっと色んな地球が見たいよ〜!」という思いにはなってしまいますね。ですがかなり大胆な脚本なのでぜひ日本でも公開して欲しいものです。

 

【予告】

 

 

 

 

 

■ナチスゾンビVS旧ソ連連合軍ゾンビ!「デッド・スノウ レッドVSデッド」

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デッド・スノウ レッドVSデッド

 

【あらすじ】

雪山で突然現れたナチスゾンビ軍団に襲われてしまった医学生たち。唯一生き残ったマルティンが、ミラクルパワーを手に入れて旧ソ連ゾンビ連合軍を蘇らせ、ナチスゾンビ軍と極限大バトルを繰り広げる!

 

「処刑山 デッドスノウ」というまあまあマイナーなノルウェー産のコメディゾンビ映画があるという前提をお伝えしつつ、さらにその続編…というかなりニッチなところなんですが、コメディ要素、スプラッター、登場人物など前作よりも遥かにパワーアップしてめちゃくちゃ面白くなって帰ってきた大爆笑必至かつ前作を見なくても楽しめる最強のコメディホラー作品、それが「デッド・スノウ レッドVSデッド」です。

 

前作「処刑山 デッドスノウ」の直後から始まる今作は、右腕を切り落としてしまった主人公のマルティンが、何故かナチスゾンビ軍の大将の右腕と手術で移植されてしまうんですよ。そのおかげでひとたび右腕をかざして念じれば、ゾンビを操ることができるようになってしまうんです!ここまでは大丈夫ですか?

 

そしてナチスゾンビ軍に対抗するために、旧ソ連ゾンビ軍を復活させて最後の聖戦に挑む…!というバカバカしいにも程があるストーリーなのですが、余りにもバカすぎてずっと笑っちゃうんですよね。さらにアメリカからやってきたゾンビハンター集団、現地ノルウェーのおとぼけ警官、最初に仲間になって忠犬のようについて回るゾンビといったように、濃すぎる登場人物がおりなすドンチャン騒ぎ、「ずっと見ていたい…!」という気持ちにさせてくれます。本当に楽しすぎるのに何故か公開されていないので、DVDスルーでいいから頼む…!

 

【予告】

 

 

 

 

 

■誰が予想できるんだ!「モーダス・アノマリ」

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モーダス・アノマリ

 

【あらすじ】

森の中で土に埋められていた男が目覚める。男は記憶を失っていた。何でこんなところにいる?俺は一体誰なんだ?しばらく歩いていると小屋があり、その中には「映像を見ろ」という手紙が。映像を再生すると、妊婦が殺される映像だった!え〜!ポッケの中のサイフの中に、家族写真が入っている。この殺された妊婦、もしかして俺の嫁?そして写真の子ども達はどこにいる?殺した奴もこの近くに潜んでる!?分からないことだらけだ〜助けてくれ〜!ってなる話

 

インドネシア発のサスペンス・スリラー。タイトルの意味は「異常なやり方」。記憶も失って何故埋められていたかも分からない、家族の安否も分からないという中で謎の殺人者に追われながらひたすら森の中をさまようという話なんですが、序盤から中盤に仕掛けられたモヤモヤする謎が、終盤に誰も予想できない形で一気に全て覆るという豪胆すぎる脚本はもう衝撃的すぎました。こんなの…誰も予想できないよ!詳しいネタバレはいつか日本公開された時のために伏せておくとして、本当に凄まじきプロットです。

 

インドネシア映画なのに現地の言葉(インドネシア語)を使わずに全編英語で展開して世界を見ている仕上がりにも関わらず、日本での公開は全く決まっていません…!日本語版DVDスルーでいいからさ〜!公開してよ〜!!!この衝撃を皆にも体験してもらいたいよ〜!

 

【予告】

 

 

 

■早く公開してくれや

わたしからは以上です。早く日本でも公開してくれるといいですね。特に最後の「モーダス・アノマリ」は特に…。

 

それではさようなら。またいいのがあれば紹介します。