私、凸ノ高秀が、SNSに公開した漫画がどのくらいウケたのかスベったのか、数字や反応を元に分析してみます。
教えるお姉さん22 pic.twitter.com/JeHlfQGApB
— 凸ノ高秀 (@totsuno) 2015年12月29日
まず「教えるお姉さん」が何かって言うと
「女の子を描く練習」です。
で、まあどうせなら描い絵に一言添えてネタにすればモチベーションも維持できるかな?
ということで好き勝手な話を教えてくれるシリーズです。
これが予想外なことに賛否ありつつも時々拡散されまして
今回の22でいうとこんな感じです。
これでフォローしてくれた人が265人……
なかなか侮れないぞ、お姉さん。
ただまあ内容が内容だけに
賛も否も色々と反応を頂きます。
あと突然強めに来られたりもします。
しかしまあそれは当然のことです。
ネットで極端な言説をすれば何か言われるのは必定です。
ただ賛否通して多くの人から感じたのは
「人は自分の見たいものを見る」
ということでした。
例えばこういう反応も時々来ました。
この人はやたら感謝を述べる系の
HIPHOPも今回のネタで言及されている
人の一種だと捉えたようです。
でも全然違います。
今回のセリフには(セリフはあくまでオマケだと自分では思っているので、ここまで言及するのも違和感ありますが)
人に感謝を述べたりポジティブな人(もちろんそういう歌を歌う人達も)を揶揄する意図は全く含まれていません。
僕はあくまで「いきなり」という点がヤバいと書いているんですね。
というか普通に読めば分かりそうなものなんですが……
ポジティブでもネガティブでも「いきなり」極端に振れるのは
何かしらの変調の現れです。
ただネガティブにくらべてポジティブ変調は見落とされやすい、という話です。
「僕の周り」という狭い観測範囲では、急に取ってつけたように
明るいことを高密度に言い出した奴はその後、落ちることが多かったワケです。
まあそういう意図を込めて「いきなり」だったのですが、これをわざとか!!てくらい
見落として解釈する人がとても多かったのでした。
ポジティブな奴は痛い! or ポジティブを否定する発言だ!
どっちも違います。そんなこと言ってません。
人が「これはこういう意味だ!!!」と解釈する時、
その人の願望、見たいものが大いに影響するのだなと思いました。
人は見たいものを見て、信じたいものを信じる。
これが「教えてくれたこと」の1つです。
もう1つは、まあ見て頂きたいんですが……
「教えるお姉さん19」 pic.twitter.com/jXbA88lXU2
— 凸ノ高秀 (@totsuno) 2015年6月21日
教えるお姉さん17 pic.twitter.com/rh3ar5YkYA
— 凸ノ高秀 (@totsuno) 2015年4月21日
教えるお姉さん15 pic.twitter.com/CqLD04A6IM
— 凸ノ高秀 (@totsuno) 2015年3月26日
112/365「教えるお姉さん9」 pic.twitter.com/ZL6bvLnefk
— 凸ノ高秀 (@totsuno) 2014年11月13日
110/365「教えるお姉さん8」 pic.twitter.com/Cs9TKGX9pA
— 凸ノ高秀 (@totsuno) 2014年11月12日
我ながらゴチャゴチャゴチャゴチャと……
時々似たようなこと言うてもうてるし。
あくまで女の子を描く練習として始めたシリーズで、
セリフは割とテキトー気味だったのですが、
途中で反応がもらえるうちに「次は何を言おうか……」と
考える自分が現れたのです。
当初から気を付けてはいましたが、ついに現れたのです。
何かしら文句を探し始めた自分が!
何かに怒ってる→表現する
これが正当なプロセスだとしたら
表現したい→何かに怒る
という逆のプロセスを取ろうとしたのです。
怒るために怒り始めたら、急にポジティブになる奴より危険ですよそんなもんは。
Twitterに漫画上げて世直し正義マンになるところでした。
もちろんそういうスタイルはそれで良いと思いますし、
それで誰かや何かが変わることもありますし、意味はあると思います。
やりたい人はどんどん自由にやるべきです。
それは本当に、それで良いんです。
それは美学というよりは、適正の問題です。
でも俺は無理だなーーーーー
その生き方はしんどいというか、キツイなーーーーー
世直しが見たい人ばかりが周りに集まるのも大変そうだし
描くのが嫌になりそうだなーーーーーー
と思ったので、逆転しそうになったらとことん自制しようと思います。
さすがに芸風にまでは昇華できない……
ただこのシリーズが好きと言ってくれる人もいるので、
もしかしたらたまにまた、正当なプロセスでは描くかも知れません。
(というかセリフなくても女の子描く練習は出来るけどな!!!)
「教えてくれたこと」のもう1つは
世間に物申すこと自体が目的になるのは性に合わない。でした。
【今週の学び】人は自分の見たいものを見る。手段と目的が入れ替わる時は慎重に。
教えるお姉さんファイナル pic.twitter.com/a1Glu8zGxo
— 凸ノ高秀 (@totsuno) 2015年10月29日
一番言いたかったことはこれだけど一番ウケなかった。