WEBサイト「くらげバンチ」で公開されている漫画『少女終末旅行』のアニメ化が発表されました。

 

 

 

『少女終末旅行』公式サイト より

 

 

『少女終末旅行』は文明が終りを迎え、生き物の殆どが死に絶えた廃墟の世界を少女二人が愛車のケッテンクラートに乗って旅するディトピアファンタジー漫画。

コミックスは現在4巻まで発売されています。

 

 

食料も希望もない世界で二人の少女が日々を過ごす漫画なのですが、それが絶望的に描かれているわけではなく(もちろん絶望的な世界なのですが)キャラのディフォルメ感と背景の書き込みも相まってどこかのんびりとしたまるで日常系漫画のようなテイストです。

 

二人の性格も決してすごい仲が良いわけでもないのですがお互いがどこか憎めない性格でそんな二人のやり取りが終末を迎えた世界の中で非常に輝いて見え、全てを諦めているからこそ現れる希望があって暗くもなく明るくもない淡々とした独特の雰囲気で物語は進んでいきます。

 

アニメスタッフも発表され、監督は尾崎隆晴、アニメーション制作はWHITE FOXが努めます。

 

 

他にもある「変な日常系漫画」

ある日猫耳が生えてしまった少女が電車に乗って旅をする漫画。

周りで凄いことが起こってるのに主人公はいつもマイペース。

 

 

キャラクターは徹底的にディフォルメされているのに背景はとてもリアルに書き込まれています。

どこがズレた登場人物達と不思議な世界観が魅力です。

 

 

ゴミ山で暮らす2人(社会適応能力が著しく低いビーンクと学校に行っていない少女ロサ)の物語。

2人は変わっていく世界に戸惑いつつもリズムを崩すことなく淡々と物語が進行していきます。

 

 

毎回変なシステムや特殊なアイテムが出てきてSFチックな展開になるのですがあくまで大枠の話は女子高生たちの日常。物凄い遠くに飛ばされたと思いきや最後はちゃんと安全地帯に着地するみたいな不思議日常漫画です。

 

 

 

 

いやぁ日常ってほんと、いいですね。