こんにちは! ブロスライターの神田です!
個人的にサンリオキャラの中で一番アツいのは「KIRIMIちゃん.」だと思います。
女子力磨きで対決! 顔がライバルとほぼ同じだけどそこは気にしない!
サンリオキャラ好き男子と恋をする「サンリオ男子」が最高に熱い! | ブロス 新たな情報未発見メディア https://t.co/MXJdFdx2HP pic.twitter.com/pFM9cPPBo2
— ブロス (@nuwton_media) 2016年9月14日
先日、サンリオ好き男子と恋愛するゲーム「サンリオ男子~私、恋を、知りました~」が配信されたのですが、そこには「KIRIMIちゃん.」を好きな男子はいません。
私はKIRIMI.ちゃん推しのサンリオ男子がいないことがひたすらに疑問です。
あんなにかわいいのに…!
まず「KIRIMI.ちゃん」がどんなキャラクターで、どんな魅力があるのかを説明させていただきます。
「KIRIMIちゃん.」とは
KIRIMIちゃん.は、2013年にサンリオのホームページで開催された、食べものをモチーフとしたキャラクター限定の総選挙「食べキャラ総選挙!~食うか食われるか真剣勝負!~」にて1位を獲得し、見事メジャーデビューを果たした鮭の切り身のキャラクターです。
鮭そのものではなく“鮭の切り身”というのがエポックメイキングですよね。
きりみちゃんの他にも、
サヴァ〜さばくんだよ〜今日は味噌煮になってみたんだ〜残さず食べてね?…食べ残ししたら……シメるぞ? な〜んてね!オールヴォア! さばくん pic.twitter.com/3DWGKAQnih
— KIRIMIちゃん.【公式】 (@kirimi_sanrio) 2016年2月24日
さばの切り身のさばくん、
やっほぉ〜☆★ブリくんだよぉ☆今度きりみちゃんとパジャマパーティする約束したんだぁ〜どんなパジャマでパーティしたら良いかなぁ?おすすめ教えてねぇ!☆‹‹\(´ω` )/›› ‹‹\( ´)/›› ‹‹\( ´ω`)/›☆ブリくん☆ pic.twitter.com/iS5X17cSCV
— KIRIMIちゃん.【公式】 (@kirimi_sanrio) 2016年3月17日
”男の子なのにかわいい”、ぶりの切り身のブリくんといったキャラクターが存在します。
いずれも何らかの切り身であることには変わりありません。
キャラクターはネコやうさぎといった元々かわいいものをモチーフにするのが定石ですが、魚の切り身にかわいさを感じることはまずありません。
ですがサンリオはそれをやってのけた!
ちなみにここからは「KIRIMIちゃん.」と「きりみちゃん」と、ふたつの名称を使い分けますがご容赦ください。両者はけして同じ意味ではありません。
前者は切り身のキャラクターの総体を指します。先ほど登場したさばくんやブリくんも「KIRIMIちゃん.」と呼ぶことができます。ちなみに語尾の「.」は誤植ではありません。「.」あってこその「KIRIMIちゃん.」です。
後者は唯一無二の存在である鮭の切り身の「きりみちゃん」のことを指します。日本人が最もよく食べる魚である鮭が、切り身として代表されることはなんらおかしいことではありません。
きりみちゃんは2014年9月に、アリアナ・グランデなど有名アーティストが所属する有名レーベル、「UNIVERSAL MUSIC」からメジャーデビューCDを出しています。
代表曲は「きりみの歌~おいしく食べてね~」。
イントロのギターで一気に曲の虜に。きりみちゃんの甘い声も相まって官能的な曲に仕上がっています。なんと声を当てているのは人気声優の代永翼!
同年に開催された巨大音楽フェス、サマーソニックへも出演しており、キャラクターの枠を越えた挑戦的な活動を続けています。
きりみちゃんはアーティスト活動のみならず、社会貢献活動も行っています。
2015年3月には魚食推進マスコットキャラクターとして、農林水産省から「おさかなたべよう大使」に任命されています。国家を巻き込む破竹の勢い。きりみちゃんは止まりません。
農林水産省より
きりみちゃんの隣にいるのは林農林水産大臣。この写真に写っている人は全員うれしそうですね。
きりみちゃんはアーティストとして、または魚食推進のマスコットキャラとして多角的な活動を続けています。サンリオキャラの中でもここまでするキャラクターはそうはいません。
興味深いKIRIMI.ちゃんのTwitter
活動的なきりみちゃんはTwitterをやっているんですが、そのツイートもまた含蓄深いんですよね。
ん?…ん? pic.twitter.com/smRYRKPvyi
— KIRIMIちゃん.【公式】 (@kirimi_sanrio) 2015年12月8日
これは去年の12月のツイートですが、きりみちゃんが何か悩んでいるような素振りを見せた次の日、
返事がない。ただの切り身のようだ。 pic.twitter.com/U1vjEhvIoi
— KIRIMIちゃん.【公式】 (@kirimi_sanrio) December 9, 2015
きりみちゃんは自らキャラクターであることを辞め、ただの鮭の切り身に戻ってしまいます。
そして次の日の夜、
スッ… pic.twitter.com/nvH5GeBd9p
— KIRIMIちゃん.【公式】 (@kirimi_sanrio) 2015年12月10日
ただの鮭の切り身だったものがきりみちゃんとして姿見を取り戻しました。
これは物体に過ぎない物がキャラクターになるまでを自虐的に表したもので、ひいてはキャラクター総体への問題提起である、と考えることができないでしょうか。
ちなみに最近のきりみちゃんは、
おやしらず…むしばに…なっちゃったの…え……え…ぬく…!?え……きいてな…あっアッーーーーーーーーーーーーーシャケーーーーーーーーーーーー pic.twitter.com/Gush6PRrbb
— KIRIMIちゃん.【公式】 (@kirimi_sanrio) 2016年9月13日
もやしすぎると こげて なくなっちゃうよ。 pic.twitter.com/W4p0RrvyQL
— KIRIMIちゃん.【公式】 (@kirimi_sanrio) 2016年9月14日
親知らずを抜いたあと、網の上で焼かれていました。