日本人なら誰でも一度は見たことのある「いらすとや」

 

誰でも使える無料イラストを提供しているサイトなのですが、森羅万象あらゆるイラストを取り揃えていることでも有名です。僕も平素よりお世話になっております。

 

さて、そんないらすとやですが「落語」のイラストも配布されていることをご存知でしょうか?

「天下のいらすとやだからそりゃあるだろう」という感じでしょうが、実は落語家とか寄席会場のイラストだけでなく演目ごとのイラストまで公開されているんです。

それも「寿限無」や「饅頭こわい」といった有名どころから、落語好きからしても「それあるんだ!?」とビビるような渋いチョイスまで…。

 

ということで、今回は落研(落語研究会)出身のライターかまどが、いらすとやにある落語を有名無名問わず20個紹介します!

実際は20を超える数の落語のイラストが掲載されているのですが、今回は20個に限定します!

この数字を超えることはございません! いらすとやさんごめんなさい!

 

 

01.寿限無

【あらすじ】生まれた子どもに長生きができるようなめでたい名前をつけようとした男。根がバカなので、アドバイスされた全ての単語を一つの名前に盛り込んでしまって大変な事態に…。

最近じゃ国語の教科書にも載っているらしい、落語界で最もメジャーな落語。

噺の見所は、「寿限無寿限無〜」で始まる長〜い名前を早口言葉のようにまくし立てるシーンです。

 

寿限無のイラストならそりゃあるだろうという感じですよね。落語としての知名度も抜群。漫画ONE PIECEでいうとモンキー・D・ルフィのイラストみたいなもんです。

(※目安としてONE PIECE内での存在感で例えていますが、あくまでいち落語ファンの個人的な意見です)

 

ちなみに落研出身者に「ねえねえ、落研の人って寿限無とか全部言えるの? ちょっと言ってみてや(笑)」と絡んでくる人めっちゃ多いんですが、100%嫌われるのでお気をつけください。あと、落研なら寿限無くらいみんな言えます。

 

 

02.時そば

【あらすじ】そば屋の勘定をちょろまかすという手口を目撃した男。自分も真似しようとするが全くうまくいかず…。

「そば屋さんいま何時でい?」で有名な噺。

寿限無と違ってこちらは噺の内容もなんとなく知ってる人が多い気がします。余談ですが、このイラストは当時のそば屋の様子が分かるのでめちゃ良いですね。

噺の見所としてそばをすするシーンを推す人も多いんですが、そんなところより計算通りに全くうまくいかなくてアタフタする男の様子を楽しむ方が良いと思います。

あまり知られていませんが「時うどん」という別バージョンの噺もあります。こっちは底抜けに面白い噺なので興味があったら調べてみてください。

 

「時そば」もまあいらすとやさんなら取り揃えてるだろうという感じ。漫画ONE PIECEでいうとロロノア・ゾロくらいの存在感です。時そばは落語界のゾロ。

 

ちなみに落研出身者に「ちょっとソバすすってみてや(笑)」と絡んでくる人めっちゃ多いんですが、100%嫌われるのでお気をつけください。あと、落研にできる奴はいません。

 

 

03.まんじゅうこわい

【あらすじ】みんなで怖いものについて話をしていると一人「まんじゅうがこわい」と言い出した男がいた。こいつにちょっといたずらしてやろうと大量のまんじゅうを買ってきて…。

「ここらで一杯のお茶が怖い」というオチで有名な噺。これもなんとなく知ってる人が多いのでは?

見所はやっぱり、まんじゅうを男に見せつけてからの怒涛の展開…なんですが、実は噺としてはそこに至るまで結構長かったりします。

前半は江戸時代の庶民がとにかくバカ話をしているだけなんですが、このあたりの風情を見所と考えながらこの噺を聞くと「なっげえな〜」と飽きずに見れるかもしれません。

 

漫画ONE PIECEで言うところのナミと同じくらいの存在感です。知名度もある噺だし、いらすとやさんならこれくらい描いてても驚きませんね。

ちなみに落研の人間はこの噺のことを「まんこわ」と略することがあります。結構ギリギリな呼び方だな。

 

 

04.目黒のさんま

【あらすじ】ひょんなことから初めてサンマを食べたお殿様。それ以来すっかりサンマの味が忘れられなくなり…。

これも有名な噺です。タイトルくらいなら一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

ちなみにこの落語は終始ナレーションベースでストーリーが進む「地噺(じばなし)」というちょっと変化球のスタイル。なので落語家さんの語りがそのまま見所となる贅沢な噺です。あと秋になったら聴きたい噺ですね。

 

知名度もバッチリ。漫画ONE PIECEで言うところのウソップです。あ、やっぱ殿様だしサンジにしようかな。サンジです。

ちなみにサンマではなく「ねぎま」バージョンの「ねぎまの殿様」という噺もあります(このねぎまはネギ&鶏肉ではなくネギ&マグロのやつ)。

 

 

05.死神

【あらすじ】人生に絶望している男の元に死神がやってくる。死神は男に「簡単に医者になれる」という呪文を教えるのだが…。

この辺りになると「知らないな〜」という人も多いのではないでしょうか?

見所は男が死神の呪文を悪用してその報いを受けるシーン。落語家によって演出法が全然違ったりするので、聴き比べるのも楽しい噺です。

ちなみにこの落語はグリム童話を元ネタにしたものです。落語にはたま〜にそういうやつがあります。

 

漫画ONE PIECEでいうとゴール・D・ロジャーくらいでしょうか。ゴールド・ロジャーじゃなくてゴール・D・ロジャーくらいの感じ。

 

 

06.芝浜

【あらすじ】うだつの上がらない魚屋の男がひょんなことから42両という大金を拾う。しかし、翌朝それが夢だったと知り…。

落語好きなら100%知ってる噺なんですがあまり知られていない気がします。

「また夢になるといけねえ…」というオチのセリフはひょっとしたら聞いたことがあるかも?

見所は「大金を拾った!」と喜ぶシーンと「3年後…」となった後の夫婦の会話です。大晦日になると聴きたくなるようなめちゃくちゃいい噺、その時期になると聴ける機会も増えるのでチャンスがあればぜひ!

 

芝浜のイラストは、漫画ONE PIECEでいうと赤髪のシャンクスのイラストのようなものだと思ってください。ファンにとってはちょっと特別な存在なんです。シャンクスも芝浜も。

 

 

07.らくだ

【あらすじ】「らくだ」というあだ名の嫌われ者が死んだ! たまたま居合わせた男が葬儀の手続きなどをやらされる羽目になるが…。

人が死んでるのに町の人が喜んでたり、葬儀代を出し渋る奴を死体を使って脅したり…とモラルのかけらもない噺です。

見所は、葬儀のためにこき使われていた気弱な男がお酒を飲んで性格が激変するところ。シラフから酒乱になるまでをたっぷり時間をかけて楽しめます。

 

漫画ONE PIECEでいうところのマーシャル・D・ティーチのイラストのような感じだと思ってください。

本命で好きか? と聞かれるとちょっと口ごもっちゃうけど、黒ひげってONE PIECEを語る上では外せないでしょう。らくだもまさにそんな感じ。

余談ですけど、覇気が出てきた時点でヤミヤミの実とかもう意味なくない?

 

 

08.あたま山

【あらすじ】さくらんぼのタネを飲み込んだ男の頭に桜の木が生えた! その後は常人では考えつかない凄まじいストーリーが展開する。

落語ファンにとっては「これぞTHE・落語だ!」という人もいるくらいの噺。映像化不可能な奇作なので、珍しもの好きな人はあらすじだけでも調べてみては?

映像化不可能とは言いましたが、過去にアニメ化したもの(山村浩二:作)が世界でも評価されたりしています。

 

落語ファンの間では有名な噺ですが、正直いらすとやさんがこのイラストまで取り揃えているのはちょいビビります。

漫画ONE PIECEでいうところのガイモンさんのイラストだと思ってください。ほら、あのすげえ序盤で出てきた宝箱にハマってるおっさん。

好きな人なら知ってるってレベルだと思います。

 

 

09.火焔太鼓

【あらすじ】古くて汚い太鼓を仕入れた道具屋。女房からは「こんなモン売りもんになるか」となじられるが、とある殿様から急に声がかかり…。

この噺はさすがに知ってる人も少ないでしょう。

一般の知名度もないし、あらすじだけ聞くと別に何てことない噺なんですが、落語界での存在感は大きいという大御所落語。

見所は、ストーリー後半、殿様のお屋敷から帰ってきた男と女房のやりとりでしょうか。

 

この「火焔太鼓」を抑えているあたり、いらすとやさんのチョイスはめちゃめちゃ渋い。

知らない人も多い噺なのでイラストがなくてもおかしくないんですが、たしかに落語ファンからすると「落語ならこのイラストはないとダメだよね〜」と思える絶妙な選球眼。

漫画ONE PIECEでいうところのシルバーズ・レイリー。知ってる人にとってはその存在の大きさがわかるけど…って感じです。

 

 


 

 

さて、ここまでは「落語聞いたことなくてもなんとなく知ってるかも?」「まあ、あのいらすとやさんならここまでカバーしててもおかしくはないな」というチョイス。

ここからは落語好きからしても「そのイラストまであるの!?」と思える渋いラインナップです。

 

 

10.元犬

【あらすじ】お寺に御百度参りをしていたら、野良犬が人間になった! 人間に不慣れなのでトラブルばかりを引き起こし…。

元犬まであんのかい!!

ごめんなさい、一人で盛り上がっちゃいましたね。

 

たしかに寄席に行けば聴くチャンスも多いし、短くて初心者向けの噺なんですが…まさかこのイラストまであるとは! 

この噺は漫画ONE PIECEで例えるとチェスマーリモくらいの存在感なんですよ。あのドラム王国でワポルの部下が肩車してたやつね。ちょうどそれくらい。落語ファンからしても「あ〜。言われてみればあったね〜」くらいの感じなんです。

 

とはいえ、もともと犬だった頃の習性を人間の姿でそのままやっちゃってさあ大変…というドタバタストーリーで面白い噺です。機会があればぜひ。

 

 

11.天狗裁き

【あらすじ】男が家で寝ていると妻から起こされて「どんな夢を見てたの?」と聞かれた。夢の内容を覚えてないと答えると、だんだん話が大きくなっていって…。

天狗裁きのイラストまであるんですよ。すごい。

これってもう、漫画ONE PIECEでいうと13日の金曜日(アンラッキーズ)くらいの存在感ですよ。

ほら、バロックワークスで出てきた…ほら、ラッコとハゲタカの…ほら、麦わらの一味の似顔絵を描いてナミに「わー上手ーい」って褒められてた…。わかんない? じゃあいいや。

 

とはいえ、この噺はあらすじだけで十分に面白いので一度調べてみてください。そのくせに、生で落語として見るとこれに輪をかけて面白いです。

僕は落語初心者にオススメするならまずはこれを選びます。

 

 

12.抜け雀

【あらすじ】宿屋に泊まった凄腕の絵描き。宿代の代わりに雀の絵を描いてあげたところ、なんと絵を抜け出して飛び回るではないか!

いらすとやさん、ここまでカバーしてるんだ。

抜け雀って僕も音源や映像でしか見たことありません。一回、生で見てみたいな。

漫画ONE PIECEでいうとブードル町長のイラストだと思ってください。2巻くらいに出てくる、一人でバギーと戦おうとしていたおっさんです。深〜く好きな人ならみんな覚えてるし大好きだけど…って感じ。

 

ちなみにONE PIECEの作者尾田栄一郎さんは落語好きでも知られており、この「抜け雀」という噺は作中でもパロディされています。

 

 

13.ぞろぞろ

【あらすじ】売れない茶店を営む老夫婦が神社にお参りしたところ、店先からぞろぞろッと無限にワラジが出てくるという奇跡が起きる。それをみた隣の店の主人が…。

めちゃくちゃ渋いチョイス。

なんでこんな噺のイラストまであるのか…。落語ファンとしても、このイラストをいつ使うのか皆目検討もつきません。

漫画ONE PIECEでいうとドラム王国でルフィたちにハイキングベアと間違えられて一礼されたおばさんのイラストのようなものです。

 

聞くところによると、この「ぞろぞろ」は寿限無と並んで学校の授業で教わるところもあるらしいです。

たしかに落語初心者にはわかりやすく聴きやすい、しかも短いという良い噺です。

 

 

14.千両みかん

【あらすじ】「みかんが食べたい」というしょうもない理由で病気になった若旦那を救うため、真夏なのにみかんを探しに…。やっと見つけたと思いきや、値段は破格の千両!?

もしあなたがONE PIECEのグッズを買いにきて、そのイラストがいっぽんマツだったらどう思います?

あのローグタウンでゾロに名刀「雪走」をくれた刀屋のおじさんですよ。ゾロが三代目鬼徹を放り投げて腕が切れるか試したときに腰を抜かしてた人。

「え!? まじ!? こいつのイラストあんの!?」ってなりません?

 

それがいらすとやで「千両みかん」を見た時の僕の気持ちです。このイラストあんの!?

 

 

15.化け物使い

【あらすじ】人使いの荒い隠居がお化けが出ると噂される屋敷に引っ越してきた。出てきた化け物たちに驚きもせず、いいように家事手伝いをさせることに…。

ONE PIECEでいうと追い剥ぎのジャンです。

ほらあの…ドレスローザのコロシアムで一瞬出てきたサボテン帽子の奴。拾った武器を投げつけるという「お前マジそんなんでいいの?」という攻撃方法で戦ってくる奴。笑い方がデデデデの奴。

 

ここまで渋いチョイスだとONE PIECE側の説明の方が長くなりますね。

余談ですが、追い剥ぎのジャンの技名「妓配王(ぎはいおう)」って何? そんだけ言っといて拾った武器投げるだけって何?

 

 

16.反魂香

【あらすじ】火にくべると煙の中から死んだ妻が現れるという不思議なお香。その存在を知った男は自分も亡くした妻に会いたいと思い立ち…。

いらすとやでこのイラストを見るまで完全に忘れていた噺です。

多分「古今東西!落語の演目!」と言い合いっこしたとして、3ケタ周回しても思い出せないくらいレアな噺(あくまで僕の場合は、ですが)。

 

ONE PIECEでいうと…あの…ドン・クリークっていたじゃないですか。サンジが仲間になるきっかけになった回の敵役で全身が武器の海賊。

そいつがルフィとの戦いの最中に「剣山マント」っていう針だらけのマントで体を防御するんですよ。クリークは「ククク…手も足もでまい…」と不敵に笑うが、ルフィは針が刺さるのも意に介さず針山の上からゴムゴムの銃弾をぶちかます…というシーンありましたよね?

それを海で立ち泳ぎしながら見ていたコックが「あいつ針の上から殴りやがった!」と戦慄するんです。うわ〜痛そ〜って感じのリアクションで。「あう…いう…」とか言いながら。

 

そのコックと同じくらいの存在感です。

 

 

17.まめだ

【あらすじ】とある男が傘をさして歩いていると急に傘が重くなった。「まめだ」という子だぬきの妖怪だと見破った男は…。

落語界には人間国宝にもなった桂米朝という昭和の大名人がいたんですが、この「まめだ」はその人のために書き下ろされたオーダーメイドの落語です。

江戸時代から伝わるお話…ではなく、昭和時代に作家さんが一人の落語家のために作った新作落語なんです。そんな噺のイラストまであるんかい。

 

ONE PIECEでいうと…ウォーターセブンでルフィたちと喧嘩別れしたウソップがゴーイングメリー号の修理のために木材を買いにいくシーン覚えてます?

あのとき、ボロボロのウソップに同情して木材だけじゃなくおにぎりまで渡してくれた店主いたよね。何度も「気ぃつけて!」と手を振ってたあの人。

 

もう、あのくらいの存在感。でも、知ってる人は好きだし、ふとした時に思い出してじ〜んとしたりします。

 

 

18.竹の水仙

【あらすじ】宿屋に泊まった凄腕の大工。宿代の代わりに竹で水仙のツボミの彫刻をあげたところ、翌朝になんと花が開いたではないか!

抜け雀と被ってんじゃん。

古来より、日本人はこういう凄腕の職人の作品が生きて動き出すというフィクションが好きだったんでしょう。探せば似たテーマの落語はあと二、三は見つかります。

 

ONE PIECEでいうとワンゼくらいじゃないですか? ウォーターセブン編でロビンを護送する列車の番人をしてたラーメンで戦うアイツです。

ラーメンを操る拳法の使い手で、麺でできた鎧で身を固めたり麺を飛ばして攻撃したりしてましたよね。

その時点でもうかなりアレなんですが、最後に追い詰められた際には、包丁をぶん投げながら「包丁投げ!」という技名を叫んでました。

それはもう技じゃないじゃん。ただのヒステリーじゃん。

 

 

19.水カステラ

これは「禁酒番屋」という落語に出てくる小道具です。とうとう落語の演目ですらなくなっちゃった。

これはONE PIECEでいうとクジャッキー・スラッシャーのイラストが急に出てきたようなもんですよ。

 

ビビ王女の武器ね。

乳首から「ビーッ!」って取り出すやつ。大丈夫かビビ王女。海賊とつるんでたとかより、そんな収納法が常態化してたことの方が問題じゃないのか。レヴェリーで議題にあげろ。

 

ちなみに「禁酒番屋」は聴いたら絶対に笑ってしまう最強の落語なので、機会があったらぜひ見てみてください。これはもう本当に生で聴けたらめちゃくちゃ笑うと思う。

 

 

20.しじみ売り

僕この落語知らないです。

 

勉強不足でごめんなさい。でも…なに? しじみ売り? マジで初耳。そんな落語あったんだ。

落語好きになって10年以上…。そりゃ本物の落語通には敵わないにしても、そこそこ落語に詳しい自負はあったんですが、まさかここにきてまるではじめましての古典落語に出会うとは思いませんでした。しかも、いらすとやで。

 

大学時代に落語全集とか読み漁ったり、落研に所蔵されてる名人上手のテープを聴き漁ったりしたのに、まだ知らない古典落語を見つけられるとは思いませんでした。いらすとやで。

 

調べたら立川志の輔師匠の音源が販売されてるようですね。さっそく聴いてみます。

ONE PIECEでいうとギャンザックです。誰かわかんないでしょう? 僕もそうです。

 

 


以上です。

私のお財布の関係で20点しか紹介できませんでしたが、他にも落語のイラストは配布されているので気になった方はぜひ見てみてください。

 

長々と好き勝手なことを書きましたが、いち落語ファンならびにいちONE PIECEファンの個人的な意見にすぎないという点だけご了承ください。

それでは最後に落研あるあるを言って終わります。

 

 

 

 

練習中に「隠居さんこんちは!」の部分を何度もやり直させて権力を誇示するクソみてえな先輩がいる。