同人イベントが大好きな猫野きなこです。
同人イベントは、憧れの絵師さんと直接お話や差し入れの交流ができるチャンスですよね。
しかし、挨拶のタイミングや差し入れ内容によっては、こちらの好意が相手にとって迷惑になってしまう場合があります。
今回は、同人イベントで挨拶する時の注意点をまとめました。
挨拶に行くタイミング
挨拶に行くタイミングとして、避けたほうがいい時間帯は以下の通りです。
- 開場前
- 開場直後
- 行列ができている時
- 昼食中
- 撤収中
開場前はスペースで同人誌を並べたり、ポスターを設置する設営の作業をしているため忙しいです。
セッティングが終わったらしばらくはスペースから動けないので、「トイレに行っておきたい」という人や「朝食を食べたい」という人も多いと思います。
セッティングが終わったみたいだからといって、挨拶に行くのはやめておいたほうが懸命です。
開場直後や行列ができている時は後ろに並ぶお客さんを待たせてしまうので、迷惑になってしまう場合があります。昼食中はもちろん、撤収中もバタバタしています。
午前中のお客さんが落ち着いたタイミングか、昼食後くらいが一番おすすめの時間帯です。
差し入れと感想の手紙
差し入れに以下のようなものは相手の住んでいる場所が遠方だったり、徹夜明けで体調が悪い場合などは迷惑になる場合があるので避けたほうがいいでしょう。
- 要冷蔵の生もの
- 熱で溶けやすい物(チョコレートなど)
- 賞味期限が短いもの
- 大きくてかさばるもの
食べ物は、甘いものや辛いものが食べられないという人やダイエット中の人もいるので、事前に相手の好みをリサーチしておくとよろこばれる差し入れができます。
絵師さんは目や肩を酷使するので、使い捨ての入浴剤やホットアイマスクなどが喜ばれますよ。
差し入れが多い絵師さんは、後で誰から貰ったものなのかわからなくなってしまうので、自分のTwitterIDや感想の手紙を添えておくのがおススメです。
相手も後からお礼が言いやすいですし、差し入れは感想の手紙だけでも本当にうれしいものです。
差し入れを渡してから本を買おうとすると相手に気を使わせてしまうので、本を買ってから差し入れを渡すようにしましょう。
自分の同人誌を渡す献本
自分の新刊や既刊を無償で渡す献本ですが、好意で渡しても相手にとっては交換を強要されている気分にさせてしまう場合があります。
同人誌はページ数や装丁、A5,B4サイズなどによって価格も違うので、相手から求められない限り自分から無償で渡す献本はやめたほうがいいでしょう。
相手も欲しい本はお金を払って買いますし、自分の本が興味のないジャンルだったり、ストーリーの内容が相手の地雷だったりする場合もあります。
スペース前では長居しない
好きな絵師さんと会えた機会に色々お話したいと思うかもしれませんが、スペース前ではあまり長居はしないようにしましょう。
話に夢中になってスペースを塞いでしまうと、本に興味を持ったお客さんの邪魔をしてしまう場合があります。
話をする場合は常に後ろに気を配って、スペースの真ん中で話し込むことがないようにした方が相手の迷惑になりません。
事前に話したい内容を頭の中にまとめておいたり、伝えたいことは手紙に書いておくのがおすすめです。
まとめ
同人イベントの挨拶は緊張すると思いますが、大好きな絵師さんに自分の感想を伝えるチャンスです。
今回の挨拶の注意点はすべての人が嫌がる内容ではないかもしれませんが、色んな人がいるので心の隅に留めておいてもらえるとお互い楽しい交流ができると思います。
同人誌を買うだけでもよろこばれますが、ほんの一言「新刊楽しみにしてました」と声をかけるだけで、その何倍もよろこばれます。
同人誌を描く(書く)作業はとても孤独なので、イベントではぜひ言葉や手紙で自分の想いを伝えてみましょう。