「オモコロ ブロス!」の前身である「ヌートン 新たな情報未発見メディア」にて、「お食い初め」という連載コンテンツを更新しておりました。この連載は「私が食べたことの無いものを食べる」という立て付けで初めて食べた時のリアクションや美味しさのポイント、オススメ度を紹介するもので、今まで「おはぎ」、「レモンティー」、「あんまん」など、皆様にとって馴染みのない食べ物を率先して食べていくスタイルでたくさんの方から好評のお便りをいただきました(現在は「全部食べた」という理由で更新を休止しています)。

 

ですが、「オモコロ ブロス!」になったタイミングをきっかけに、一つ懺悔させていただきたく、筆を取りました。

 

それは、第二回で食べた「カレーうどん」の回

 

 

本日は、生まれて初めてカレーうどんを食べる姿をご確認ください。

 

Q.何故、今まで一度も食べたことが無かったんですか?

「カレーはメイン」・「うどんもメイン」でどちらも主役級の扱いですけど、カレーうどんになった瞬間に「あれも、これも」みたいな人間の強欲さが浮き彫りになって、自分の中でめちゃ格下になった感じがするんですよね。だから避けてきました。一回の食事に主役は二人もいらないんです

 

カレーうどんを食べたことが無いので、生まれて初めて食べる…。という流れ。食べたことのない理由も言うてます。

 

 

うますぎでしょ。カレーがうどんを、うどんがカレーを、お互いが旨味を引き上げ合っています!普通のうどんを軽く超えてきたわ…。うめ…。まだ食べたことない方、是非ご賞味あれ…。

 

食べたリアクションも。これは実際美味しかったので、ここに嘘はありません。

 

 

 

…すみません。カレーうどん、食べたことありました。

 

 

 

箸を入れてみると、ずっしりとした重みが。そして麺を持ち上げると、あつあつのカレー汁が絡みまくっておいしそう!麺も長すぎず短すぎずの丁度いい長さで食べやすくなっておりますね。

 

それでは、いただかせていただきます。ズズッ。

 

あ〜〜〜〜なっっっっつかし〜〜味〜〜〜〜…。

 

※「【穴場メシ】浅草はカレー料理がアツかった! 並ばず入れる三大名店をご紹介!」より引用

 

なんならその模様が2015年の「みんなのごはん」の記事でしっかりと記録されていました。

 

何故このようなことが起きたのか?ということを冷静に分析したのですが、シンプルに「2015年にカレーうどんを食べたことを完全に忘れていた」という解しかありませんでした。私の脳は日々退化しており、もはや中学時代の記憶はほとんどありません。その流れで、カレーうどんを食べたことも虚空の彼方に消え去ってしまっていたのです。食べたことがあったのに、初めて食べたような記事を書いてしまい、大変申し訳ありませんでした。

 

…ですが、最初のお食い初めのカレーうどん回を見てください。完全に記憶から消えていたため、リアルに新鮮な気持ちで2017年にカレーうどんを食べて、その美味しさに気づき、皆様にオススメしております。「食べたことあるけど、食べてないフリしよう」といった悪意や嘘、悪気は全くなく、「初めて食べるカレーうどん、美味しいのかな?」という純粋な気持ちしか無かったのです。それでもこれは罪となるのでしょうか?皆様に問いたい。問いたいのです。「一度目の記憶が全く無い状態での二度目の出来事は、初めての出来事と同義」ではないでしょうか?

 

あと、どんでん返しが凄まじい映画を見たあとに「あ〜、記憶を消して何も知らない状態でもう一回見たい!」とよく思うことがありますが、まさにこれと全く同じ現象が数年前の私に起こっていたのです。こうなると、記憶を無くすことも悪くはないのではないでしょうか?

 

 

 

数年前に気付いていたのですが、今まで怖くて言えませんでした。これからは清々しい気持ちで記事を書かせていただきます。今後、このようなことが起こったとしても「記憶が無いんだな」と思っていただければ幸いです。

 

それではさようなら。