こんにちは。
ライターのペンギンです。
正式名称が長すぎて有名なモノって、ありますよね。
イギリスの国名(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)とか、ピカソの本名(パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ…中略…ピカソ)とか。
中でも特に、長すぎることで話題に挙がりがちなモノといえば、

タイの首都ではないでしょうか?
日本では通称バンコクとして知られていますが、今では「正式名称が長すぎる」という事実もまた、バンコクという名前そのものと比肩するくらい有名になってきている。
……というくらい、あまりにも繰り返しこすられてきた「長すぎ正式名称界の金字塔」だと思います。
そんなタイの首都の正式名称がこちら。

たしかに長い。コストコのレシートくらい長い。

この名称、僕は何も見ずに打ち込んでいます。
そう、僕はタイの首都の正式名称を覚えているんです。
5年前くらいに暗記しました。

「タイの首都の正式名称ってさ~」という話題が出た時に間髪入れずまくし立てたら、ウケるかなと思ってたんです。当時は。
本日は、タイの首都の正式名称の覚え方を、皆さんにご紹介したいと思います。
ただし、この覚え方は我流です。
僕が覚えるためのやり方に最適化されているので、誰でも覚えられる方法ではないと思います。
まあ、でも世の中の成功メソッドって大体そうだから。

人生は長いので、「タイの首都の正式名称」を覚えていることで花開く瞬間もきっとあると思います。
異文化への敬意と理解、脳のストレージの有効活用、上司に理不尽に怒られた時に「でもこいつタイの首都の正式名称知らないしなあ」とひっそり溜飲を下げる、など様々な花があることでしょう。
そんな、人生の片隅に咲く花に期待したい人は、ぜひご参照ください。
Lesson.01 30回音読する
「いきなりめんどくさっ!!」と思った方、めんどくさくありません。
声に出して読むだけで良いんですから。
今の時点で何かを覚えようとしたりする必要はありません。
ただ、読むだけ。

なぜ音読が良いかというと、何となくのリズムが身体に染み渡るからです。
この後のレッスンで本格的に覚える作業に入りますが、その時に「音のリズム」が身体に染みてるかどうかで全然違うんです。
誤った覚え方をしている時、もしくは思い出せない時に、「なんか1音多い気がする……おかしいな……」とか、「ここのくだりは、何かこう短めの響きだった気がするな……」とか、そういうセンサーを働きやすくさせるために、まずは音読しましょう。
繰り返しますが、何かを覚えようとしたりする必要はありません。
リズム自体も別に覚えなくて良いです。
覚えなくても、染みるので。
一つだけ意識してほしいのは、

ただ羅列された文字をつらつら読み上げるのではなく、

4単語1ブロック×3ブロック、に区切って読むことです。
なぜか?

タイの首都の正式名称は、12文節で構成されています。
つまり、めちゃくちゃ長い1つの暗号文を覚えるのではなく、たった12種類の単語を覚えれば良いだけなんです。

これをさらに覚えやすくするために、僕は4単語×3ブロックに区切って覚えています。
覚えづらいものは、要素分解してちょっとずつ覚えれば良いんです。

なので音読する時も、なんとな~~くで良いので「4つで1ブロック」「それが3ブロック構成になっている」というのを意識しながら読んでみると良いでしょう。
Lesson.02 単語ごとの「長さ」を見る
つづいて、単語そのものを覚えようとする前に「単語の長さ」を見ます。

先述の通り、タイの首都の正式名称は12単語で構成されていますが、1単語あたりの長さにかなりバラツキがあります。
めっちゃくちゃ短い単語もあれば、地の果てまで続きそうなくらい長い単語もあります。
つまり、単語の長さの起伏がめちゃくちゃ特徴的なんです。
この特徴をなんとなく掴んでおけば、単調に思えていた正式名称にメリハリが生まれ、グンと覚えやすくなります。
(英語の暦も、January・Februaryだけじゃなくて、May・Juneみたいに急に短い単語が出るから起伏が出て覚えられる、みたいなところありませんか?)
長さといっても、文字数をきっちり知る必要はありません。
超短い・やや短い・やや長い・超長い、この4段階で十分です。
12単語を、単語の長さで色分けするとこんな感じです。

これに、先ほど区切った3ブロックを照らし合わせると、

こうなって、

こんな感じに、ブロックごとの特色が見えてくるんです。

やや短い・やや長いという標準的な単語で攻めてくる序盤ダンジョン。

超短いというトリッキーな敵キャラの登場で変化を感じさせる中盤ダンジョン。
(超短いが出てくるのは、なんとこの1か所だけ)

そして超長いという強キャラが立ちはだかり。旅の終わりを感じさせる終盤ダンジョン。
というように、実はタイの首都はRPGのような構成になっていることがわかります。
Lesson.01で音を身体に染みこませて、Lesson.02でストーリー構成が頭に何となく入れば、もうあと少しで我々はタイの首都の正式名称を覚えることができます。
Lesson.03 動き出しを叩きこむ
本格的な暗記の前の、最後の準備です。
どんな暗記でも、一番重要なのは「最初の1個目」だと思います、僕は。
流れは何となく覚えてるのに、出だしがどうしても思い出せなくて唱和を始めることができない……
歌の歌い出しとかで、経験したことありませんか?
そのため、タイの首都の正式名称に関しても、「最初の1単語目」は何としてでもパッとスルッと出せるようにしなければなりません。
タイの首都の1単語目は、

クルンテープです。
このクルンテープさえ何とかしていつでも取り出せるようにしておけば、我々はどんなに油断していても、いついかなる時でも「タイの首都は?」という邪な問いに真の意味で応えることができるのです。
クルンテープ、そう。

クルンッとしたテープです。
本当にそのまんま。クルンッとしたテープだからクルンテープ。
こんなに覚えやすい単語があるでしょうか?
「キョラッ」とか、「メチャゴンッ」とか、そういう存在しない擬態語じゃないんです。
あまりにもテープすぎる擬態語、クルン。
タイの首都の正式名称を思い出す時には、クルンッとしたテープを思い出せば、唱和を始めることができます。
タイの首都はクルンッとしたテープ。
タイの首都はクルンッとしたテープ。
セロテープでもマスキングテープでも、ビデオテープでもサージカルテープでもなんでも良いです。
あなたがもっとも「クルンッ」を連想しやすいテープを、常にあなたの頭の片隅に置いてください。
それが、タイの首都の始まりなのですから。
Lesson.04 覚える
あとは、覚えるだけです。

覚えるといっても、我々はすでに30回音読しているので、イヤでも何となく音の響きが染みていませんか?
なので厳密には、覚えるのではなく「あの響きを再生する」だけで良いのです。
そうはいっても、再生の手がかりはあるに越したことはありません。
以下、僕がタイの首都の正式名称を覚える時に使った連想物をお伝えします。
1ブロック目(序盤)

標準的な長さの単語が並ぶ、比較的平坦な序盤ブロック。
こちらは、

こうです。

①クルンッとしたテープ
②マハーヴァイロが三角コーンを被ってる
③ラッタナラッタナ♪と行進している
④「”マヒンタラー“買うて来い言うたやろ!!!」と怒られている
「マハー」は、この後もたびたび登場する重要単語なので、人名などの固有名詞として覚えてしまう方がストーリー上は楽です。
僕は遊戯王ド真ん中世代なので、『秘術の書』や『デーモンの斧』といった装備カードとのコンボでかつて無類の強さを発揮していた『マハー・ヴァイロ』(魔女)を連想することにしています。

音の響きが身体に染みこんでいれば、仮に「マヒンタラーユウタヤロ」で再生してしまったとしても、響きが微妙に違うというアンテナが立って、正しい「マヒンタラーユッタヤー」に修正することができます。
④「マヒンタラーユッタヤー」以外は、第一印象の割に素直な響きの単語ばかりなので、見た目以上にするする覚えられます。
これはマジです。
序盤で勢いを身につけましょう。
2ブロック目(中盤)

少しトリッキーな流れになってくる中盤。
こちらは、

こうなってます。

⑤マハーヴァイロがロックを演っている
⑥ポップスに路線変更している
⑦野原(のはら)にいる
⑧上茶谷(かみちゃたに)がベンチでROMってる
このブロックは、何よりも⑥「ポップ」の短さが響きの要になっています。
そのため、ポップを軸にして覚えていくと良いでしょう。
最初はロックで世界を目指していたマハー・ヴァイロが、ポップスに路線変更します。
ロック→ポップの流れは、異言語なのに意味が通底している非常に不思議な流れとなっています。

次の⑦「ノッパラット」はシンプルに野原ですが、意外とこういう何でもない風景が一番忘れやすいので、不安な人はポップスに転向したマハー・ヴァイロが野原で歌を奏でていることにしても良いでしょう。
ポップスと野原って、なんか通ずるものがありますし。
最後の⑧「ラーチャタニーブリーロム」は、僕は上茶谷(かみちゃたに)というプロ野球選手を知っているので、上茶谷がベンチでROMっている(待機している)姿で切り抜けています。
これも「カミチャタニーブリーロム」だと響きが違い過ぎるので、染みこんだアンテナを働かせて正しい音に修正していきましょう。
3ブロック目(終盤)

難敵ぞろいの終盤は、

こうです。

⑨マハーヴァイロが最終形態に進化している
⑩細長い双子のピーマン
⑪これだけは無理やり覚える
⑫「作家、立てや!!!」と出版社が言っている
さすがに終盤ダンジョンなだけあって、さながら四天王ともいうべき覚えづらそうな単語が並んでいます。
というのをイメージするだけでもかなり覚えやすさが違います。

四天王の1人目である⑨「ウドムラーチャニウェートマハーサターン」は、見かけ倒しといいますか、結構簡単に覚えられます。
マジです。
響きが独特なので、いざ覚えようと思ったら意外とスルッといけます。
例の「マハー」に「サターン」がついて、いかにも最終形態に進化していますし。
見かけ倒しっていうところも、いかにも四天王の1人目って感じがして覚えやすいですよね。

⑩「アモーンピマーン」は、昔のネット用語の「ケコーン(結婚)」と同じようなノリで、「ピマーン」がピーマンになります。
アモーンもほとんどピマーンみたいなものなので、僕はさくらんぼみたいに対になった双子のピーマンということにしています。
ただしあくまでピーマンではなくピマーンなので、普通のピーマンより細長いものをイメージしています。

⑪「アワターンサティット」、ここだけは申し訳ないのですが強引に覚えるしかありません。
僕も当時、「泡がターンッてなってるサティ」とか色々やってみたのですがどうにも絵にならないんです。
覚えるのは自分。その自分に嘘をついていたら決して覚えられません。
逆に言えば、補助輪なしで漕がなきゃいけない区間は12単語中ここだけで良いんです。
純粋な暗記パワーはすべて「アワターンサティット」に捧げましょう。

最後の⑫「サッカタッティヤウィサヌカムプラシット」も、実はそんなに難しくありません。
「作家が『立てや』と出版社に言われている」こと、そして「ウィサヌカム」のあまりにもタイ語っぽすぎる響きさえ染みこんでいれば必ずクリアできます。
僕は「ウィサヌカム」が本当は逆っぽい、という勝手極まりない印象値で覚えています。
以上が、タイの首都の正式名称の覚え方です。
皆さんもぜひ、タイの首都の正式名称を覚えて、花咲く人生をエンジョイしませんか?
練習用参考資料

ブロックごとに音読したい時に

全体の流れを思い出したい時に

序盤の流れを思い出したい時に

中盤の流れを思い出したい時に

終盤の流れを思い出したい時に

ポップスに転向したマハーヴァイロ、どこで歌ってたんだっけの時
(おしまい)

ペンギン











