どうも、こんにちわ。マッハ・キショ松です。

 

 

 

 最近、寒さが厳しいですね。
 

 こう冷え込むと、もっふもふの着る毛布は手放せないし、ついお布団でぬっくぬくぬっくぬくしてしまうし、トイレに行くと尻から出ちゃいますよね、暗黒のウロボロスが。バナナ2本分のウロボロスが。

 

 

 というのも、僕の家はユニットバスなんですけど、シャワーカーテンが無いんですよ。風呂場が狭いので、取ってしまいました。おかげで、トイレがいつもビショビショなんです。

 

 

 朝、布団に入っている間はいいんですよ。着る毛布と毛布で暖かいから、多少の便意を感じても「あれれ~? うんちっちーが、新たな世界への扉をどんちっち~! どんちっち~!」って明るい気持ちでいられます。肛門のことを「新たなる世界の扉」と例えられるピュアな心を保てるんですよ。

 

 

 美しいアルプスの山を駆け巡る少女ハイジの無邪気さと、バーリトゥードでタイマン張れるくらいのピュアな心を保てるのは布団のなかだけ。暖かい間だけなんですよ。

 

 

 布団から出たら0.5秒で、「アルプスって景色いいけど、それだけじゃん。寒いし、交通の便も悪いし住みにくくね? 練馬とか都内のわりに家賃安いらしいよ」みたいなこと考えちゃうわけじゃないですか。大人のスレた部分が出てきちゃうんです。

 

 

 トイレに着いた頃には気分がどんどん老けこんで、「おふくろも、もう若くないんだしさ。嫁とも仲良さそうだし、そろそろ二世帯住宅とかさ……」みたいなこと言い出しかねない気分。今の寒さは、それくらい厳しい。

 

 

 そのうえ、僕の家はシャワーカーテンが無い。便器につめたい水滴がびっちり残ってます。座った瞬間、悶絶ですよ。「ぐわわわわわわわわわわわわ」って、勇者に倒された魔王みたいな声が出て、それに呼応したように「プップカプ~♪ プッププ・プップププ~♪」ってラッパの音が鳴り始めます、尻から。そして、ゆっくりと尻から現れる、暗黒のウロボロス。3次元の世界へと舞い降りた悪魔。

 

 悪魔ですよ。だって、ユニットバスがビチョビチョなせいで、トイレットペーパーが玄関まで行かないと手に入らないんですから。一体、私に何度、寒い思いをさせるつもりなのだ、尻から現れし、魔界の蛇よ……!

 

 

 ようやく暗黒のウロボロスとの戦いを終え、世界が平和に訪れた頃には、体はすっかり衰弱。「戦乱の世が、また訪れるまでここで眠っていよう……」って布団に戻って二度寝する、そんな毎日を過ごしています。

 

 

 

 

 今週末もとても寒くなるそうです。風邪をひかないように気をつけてくださいね。今週のオモコロまとめをどうぞ!