こんにちは、小山健です。
突然ですがみなさんは、「ドラゴンクエスト4コママンガ劇場」をご存知でしょうか。
32歳のぼくが小学生くらいのときに読んでいたアンソロジーコミックで、色んなマンガ家さんが描いたドラゴンクエストのパロディ4コマぎっしりの単行本だったんですよね。
今でも同年代の人と話すと、
「あの時の衛藤ヒロユキ先生は神がかって面白かった」
「柴田亜美先生も伝説的に面白かった」
「なんかわからないけど妙に熱かった」
「ドラゴンクエスト4コママンガ劇場のDNAは俺たちの胸に刻まれている」
と、きゃいきゃい騒いじゃういい語りぐさなわけです。
ぼくは牧野博幸先生と夜麻みゆき先生の絵が大好きで、こんな風に上手に絵が描けたらな〜と憧れてました。
▼牧野博幸先生
▼夜麻みゆき先生
あれから20年ちょっと。そこそこ絵も描けるようになったので、ぼくも4コママンガ劇場感のあるものを描きたいと思ったのですが、あまりの記憶力の悪さにドラゴンクエストの細かいとことか全然覚えてない。パロディを描くにも元ネタを思い出せない……
じゃあやったことないゲームで描こう。そうしよう。
西友からの買い物帰りにそう思ったわけです。
聖剣伝説3
ああ〜聖剣伝説2が好きすぎて、当時11歳だったぼくは続編である聖剣伝説3を身悶えするほどやりたかったんですよね。
でもスーパーファミコンのソフトって1万円くらいしたから何から何までプレイできるわけじゃく、厳選して誕生日とクリスマスに親におねだりしてたんです。聖剣伝説3を捨てた代わりに何を勝ち取ったか忘れてしまったけど、大きな損失ですね…。
グラフィックも最高峰にキレイでファミ通に公開されたボスキャラクターとの戦闘シーンを見ただけで、ワクワクしましたよね。親に借金してでも買えばよかったなあ…。
星のカービィスーパーデラックス
ファミコンの「星のカービィ 夢の泉の物語」がこんなにボリューム満点で面白くて大丈夫? 8bit機に耐えられるの? 火ぃ吹かない?と心配になるくらいよくできていて、その続編だったからすごくやりたかった。でも買える値段じゃない。
そんな時、ぼくの友達の大井くんが「星のカービィスーパーデラックスを道ばたで拾った」と言うのです。「マジかよ借してくれよ」と言ったら、「落とし物だから警察に届けた」と言うのです。
兄と画策して、交番に「星のカービィスーパーデラックスというソフトを落とした」と、嘘の届け出をしたのも今となってはいい思い出ですね。結局手に入らなかったけど。
ときめきメモリアル
スーパーファミコンで発売されると聞いたとき、うわー!ゲームで女の子とあれこれできるなんて最高だけど、実家住まいで自分の部屋にテレビがあるわけでもないし、男3人兄弟だし「ときめきメモリアル」なんてできるわけない!と思いました。
まだ恋愛シミュレーションゲームが市民権を得る前だったし、同じ理由で涙を飲んだ人も多かったのではないかな…。
糸井重里のバス釣りNo.1
中学1年生だったぼくにとっては糸井重里ってだあれ?という感じだったんですけど、バス釣りが流行っていて興味があったし、インドアでアウトドアができるなんて人類の夜明けだなあと思ったんですよね。
そのあとマザー2で糸井さんのことを知り、コピーライターという職業を3日間ほど目指しました。