こんにちは、ライターの松岡です。
読者のみなさんは日常で使用しているデンタルケアのグッズに、こだわりのポイントなどございますか?
僕は20代後半になるまで、薬局で適当に購入した歯ブラシと歯磨き粉を使って過ごしていたので、こだわりのポイントは無でした。
その後、歯科医院に歯の治療で通う時期があり、デンタルケアのグッズについて調べてみると自身の歯の悩みにあったアイテムが存在していることに気づきました。
30代になり色々なグッズを試して思ったのが、自分の歯に合ったアイテムを使うと日々のケアが楽しくなることです。惰性でただ歯を磨くよりも、楽しい方がいいですよね。
今回は僕が実際に使用をして、オススメしたいと思ったデンタルケアグッズ7品を紹介します!
オススメのデンタルケアグッズ
1品目に紹介するのは、サンデンタル株式会社『ピッコロ』。
歯科医院向けの製品を販売するメーカーが手がける歯ブラシ。歯を1本ずつ細かく丁寧に磨きたい方にオススメの歯ブラシの特徴とは!?
普通の歯ブラシと比較してみると、ヘッドの小ささが際立ちます。
毛の硬さは「やわらかめ(S)」と「ふつう(M)」の2種類あるので、好みの硬さを選ぶことが可能。
ヘッドが小さいので自然と奥歯までブラシが届くのと、上下の磨きたい歯を1本ずつ丁寧に選んで洗うことができるのも最高ですね!
ブラシの毛先を丸くする加工をすることで歯と歯茎のダメージが軽減され、ふつうの硬さでも歯を傷つけないのもオススメしたいポイント。
実際に僕が歯ブラシを使用した時のイメージになりますが……
※イメージ画像は個人の見解です
「子ども用自転車」
とにかくヘッドが小さくて小回りがきくイメージの歯ブラシなので、歯磨きをするとこのような感じで操作ができますよ。
歯の裏側に歯垢(プラーク)が蓄積すると歯石の原因となってしまうので、その予防として裏側まで届きやすくてコンパクトに歯磨きができる歯ブラシとしてオススメです!!
僕の感想だけだと実際に使用した時のイメージが異なるかもしれないので、社内でデンタルケアグッズに興味をお持ちの方に協力してもらい感想を聞いてみました!
まず最初に、小さいヘッドの歯ブラシを探していたギャラクシーさんに感想をお聞きしました!
サンデンタル株式会社『ピッコロ』
【ギャラクシーさんの感想】
歯茎が痛くなるのでいつも歯ブラシの毛の硬さは「やわらかい」を選んでるんですが、今回は「標準(ミディアム)」ということで多少心配していたら……めちゃ良いですねこれ!
毛先が丸いから痛さがないというか、でも「やわらかい」よりはちゃんと硬さがあるからしっかり磨けてる実感がある~~~! で、力を入れても柄がうまく“しなって”クッションになってくれるのがよい。奥の奥までちょうど良い感じでテンションがかかってると感じました。あと雑に磨いても勝手にちゃんと隙間まで磨けてる気がする。
ヘッドが小型なのも地味に助かるなーと。たぶん他人より歯磨きがヘタなので、ピンポイントで『ここを磨いてる』って実感できたほうが安心できるんですよね。実際、『ここは磨けたから次はその隣を~~』って感じで丁寧に歯磨きするようになりました。
東急ハンズっぽい深緑のカラーもおしゃれで良いです!
2品目に紹介するのは、ウエルテック『コンクール クリーニングジェル(イエロー)』。
丸みのある緑色のパッケージでおなじみの、『コンクール ジェルコートF』を販売しているウエルテックが手がけたホームケアクリーニング剤。
『コンクール ジェルコートF』のデメリットは、研磨剤が使用されていないジェルタイプの歯磨き粉のため、細かな着色汚れなどを落とす洗浄力が弱いので、週に1回のペースでこちらの研磨剤配合の歯磨き剤を使ってケアをしています。
実際に僕が歯磨き剤を使用した時のイメージになりますが……
※イメージ画像は個人の見解です
「みずみずしい茄子」
歯磨き剤はさわやかなグレープフルーツみたいな味ですが、磨いた後の歯の感触がみずみずしい茄子に触れた感じがしたので、このようなイメージとなりました。
普段から研磨剤ありの歯磨き粉を使っている方には不要かと思うのですが、ジェルタイプの研磨剤なしの歯磨き粉を使っている方は、週1のケアとして使用するのはありかと思います。
自宅で『コンクール ジェルコートF』を使っている、みくのしんさんに歯磨き剤の感想を聞きました!
ウエルテック『コンクール クリーニングジェル(イエロー)』
【みくのしんさんの感想】
かなり前に歯医者に行った時、奥歯の神経を抜く施術を受けて一ヶ月くらい何もできなくてずっと『痛い痛い痛い痛い痛い痛いって。もう痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い、痛ーーーーー。もう、痛ーーーーと書いて痛(つ)ーーーーー。あーーーー痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い』と本当にすべてが出来なくなってから、歯には結構気を使うようにしています。
寝る前の歯磨きではフロスもするし、舌磨きだってする。歯磨き粉にも気を使い始めて、ジェル状の物がいいと聞いて、それこそコンクールの歯磨きジェルを使っていたのですが、今回松さんから教えてもらったのはまた別のコンクールの歯磨きジェル。
おいおい。なんだよそれ。マジでか。
マジで?こっちは何!?『これは、研磨剤のはいった歯磨きジェルです(松さん)』
『ほーーーーー。研磨剤が!?え!?いいの!?』なんだかよくわからないけど、粉過ぎる歯磨き粉は避けてきていて(粒の小さい粒子が歯茎と歯の間に詰まるとかうんたらかんたらを鵜呑みにしています(本当なのか。教えて下さい))、コンクールはそうじゃないから買っていたんだけど、へぇ。それならどっちが正義?
『正義とかはないです(松さん)』
『正義がなかったら困る人がたくさんいるよ。俺だって』聞くと、この歯磨きジェルは1~2週間に一回の使用を推薦していて、たまにこれを使って歯をきれいにしてね。ということらしい。なんかそれって信頼出来る。僕が納得出来る理由だ。連続してはダメ。サスケの千鳥だって『3回やったら死ぬ』って言われた訳だから、そう言われると大事さがわかる。食べ放題じゃないからごはんを大事に食べるのと一緒。制限があるから意味がわかる。
一気に安心して、使ってみました。使い心地はなんだかこれって気持ちいいかも。プラシーボ効果なのかしらんけど、それでもなんだか気持ちがいい気がする。歯の白さが上がったかとかはわからない。
でも、たまにクリーニングをするってのが、なんだか気持ちがいい。
はやく再来週になってほしい。
再来週になってほしい用事があるの。
めっちゃいいじゃん。
3品目に紹介するのは、CURAPROX『CS5460 ウルトラソフト』。
スイス生まれの歯ブラシで、超極細毛と圧倒的な植毛本数により、歯と歯茎を傷めることなく歯磨きができるのがポイント。
普通の歯ブラシよりも毛の本数が約5倍となる5,460本もあり、異次元の磨き心地を実現!!
ちなみに普通の歯ブラシの毛の平均本数は約700本〜1,200本だそうです。
ブラシ毛には自社開発をしたポリエステルのCuren®繊維(クーレンファイバー)を使用しており、歯磨きをする際に独特の弾力性とフィット感を体感することができます。
ブラシの先端を丸くする加工がされているようで、歯も歯茎を傷めることなく徹底的に歯垢を除去できるのもオススメのポイント。
特に歯茎からの出血が気になる方にオススメしたい歯ブラシですね。
実際に僕が歯ブラシを使用した時のイメージになりますが……
※イメージ画像は個人の見解です
「洗車機のブラシ」
圧倒的なブラシ毛の量からくる洗浄感と、歯ブラシをあてた時の歯と歯茎への密着度が気持ちよくて歯磨きするのが楽しくなるほど!!
洗車機の中でどでかいブラシが回転して来るようなイメージで、歯を磨くことができますよ。
歯ブラシのヘッドが大きめなので操作性に不安を持つ方がいるかと思いますが、ネックの部分が斜めに設計されているため、奥歯や歯の裏側を磨くのもとてもスムーズにできるので使いやすさも抜群。
ベビー用とキッズ用の歯ブラシも販売しているので、かための毛先が苦手で歯磨きが嫌いなお子さまにもオススメできる商品です。
4品目に紹介するのは、ウエルテック『リペリオ』。
先ほど紹介した『コンクール ジェルコートF』や『コンクール クリーニングジェル(イエロー)』を手がける、ウエルテックが販売している歯肉活性化歯みがき剤。
”歯周病や加齢によって傷んだ歯肉の改善を促す”(公式HPより引用)歯みがき剤だそうで、歯周病予防として、歯肉の腫れや出血が気になるときに使用しています。
歯茎までしっかり磨ける歯ブラシを探していたかまどさんに、歯ブラシと歯みがき剤の感想を聞きました!
CURAPROX『CS5460 ウルトラソフト』
【かまどさんの感想】
めっちゃ気持ちいい! なにこれ?
まず、今まで使っていた歯ブラシと比べてヘッド部分の横幅が広い! そのためか、歯に当てた瞬間にシャワッと包みこまれるような感触がありました。『今まで使ってた歯ブラシって子供用だった?』と思うくらい、ブラシの安心感と存在感が違います。
毛の質感は「柔らかめ」なんですが、磨き心地はわりとしっかりしてる気がします。僕は歯茎が弱く、磨きすぎると血が出るほどなので、これがまた嬉しいです。
以前、別の柔らかい歯ブラシを使ったことはあるんですが、その時は僕の磨き方が悪いせいか、歯をふわふわ撫でてるだけという印象でした。
それだと手応えがなく不安なので、結局、標準の歯ブラシで歯茎をいたわりながら磨くしかなかったのですが、そんな僕にとってこいつの柔らかさはまさにちょうどいいです。
磨くというより本当にブラッシングしてる感覚。なのに、歯磨きの手応えもある。なんで? 毛の本数が多いから? 繊維が特別だから? 毛先が丸いから?
ちょっとビックリした。
今後はこれを使います。
ウエルテック『リペリオ』
【かまどさんの感想】
歯周病や加齢によって傷んだ歯肉の改善を促すハミガキ。引き締まった、健康な歯肉に導きます。(公式HPより引用)
本当〜〜〜???正直、まだ使いだして間もないので効果のほどは分かりません!
>ブラッシング中に歯肉の血行を促進し、歯肉を引き締めます。(公式HPより引用)
マジ〜〜〜〜???でも、上記の柔らか歯ブラシと併用しているので、『そういうことなら』と臆せず歯茎にブラシを当てています。歯茎を気にしている人は柔らかい歯ブラシと同時に使うのがよさそうです。
あくまで個人の感想ですが、磨き終えたあとは、冷ってぇ水でうがいした後みたいに口内がキュッとしてる気がします。この歯磨き粉のおかげなのか、歯ブラシのおかげなのかは分かりませんが、歯磨きタイムがちょっと楽しくなりました。
塩っぽい味がする歯磨き粉なんですが、そこまで味は強くないのでそれは助かりました。塩系の歯磨き粉は苦手だったんですが、これくらいならいける!
5品目に紹介するのは、マーナ『fitハブラシ カーブ』。
歯並びの専門医と磨き残しのない歯ブラシを目指して設計した、奥歯の歯垢を除去したい方にオススメの逸品。
歯垢をしっかりかき出す「奥歯フィット設計」の歯ブラシは、ブラシの先端にある「カーブ毛」が奥歯の裏側まで届いて歯垢を落とし、平らな「フラット毛」が歯の表面やくぼみにフィットしてつるつるに磨きあげます。
おどろくほど簡単に奥歯までブラシの毛先が届くので、親知らずがある方や奥歯に虫歯ができた経験がある方には一度は試してほしい歯ブラシ。
実際に僕が歯ブラシを使用した時のイメージになりますが……
※イメージ画像は個人の見解です
「孫の手」
普通の歯ブラシでは届くことがなかった奥歯の奥まで、歯ブラシの毛先が到着したときに感じたイメージです。
過去に親知らずがはえていた時期など、奥歯を磨くのが面倒な時を経験したことがあるのですが、『この歯ブラシがあれば、簡単に届いたのではないか?』という気持ちになりました。
デメリットとしては、毛先がカーブしている特徴から歯の裏側などを磨くのがあまり得意ではないので、そこに関してはヘッドが小さい歯ブラシを併用して使うのがベストかと思います!
6品目に紹介するのは、Plackers『ジェントルクリーンミント』。
普通のフロスでは入らない狭い隙間にもスルッと入り込む薄型デンタルテープ。
アメリカ歯周病学会の有名なスローガンには『フロスしますか?死にますか?(Floss or Die?)』というものがあり、予防歯科先進国のスウェーデンでは『フロスなくして、人生なし(No Floss No Life)』と言われるほど、食後のフロス習慣が定着しており、健康な生活に欠かせない必需品となっているそう。
僕が歯科医院に通っていた頃、真っ先に習慣としてはじめた方がいいと言われたのもフロスでした。
デンタルテープにゆとりがあるため、歯肉を傷つけずに狭い歯間に滑り込み歯垢や食べかすなどを除去できるのもオススメポイント。
テープが張り詰めたタイプだと、繊維が切れやすかったりするので少しゆるい方が僕は好みですね。
持ち手の部分が少し長めなのもポイントで、この部分が短いと奥歯などの歯間に挿入しづらかったり、手が汚れてしまったりするので、フロスを選ぶときは長さも確認をした方がいいです。
実際に僕がデンタルテープを使用した時のイメージになりますが……
※イメージ画像は個人の見解です
「一本釣り」
歯間にデンタルテープを挿入するごとに、魚を釣り上げていく一本釣りのイメージが脳に浮かんできます。どんどん歯間に風を感じるさわやかな感じも、どこか漁を彷彿とさせますね。
奥歯をきれいに磨きたい願望があるヤスミノくんに、歯ブラシとフロスの感想を聞きました!
マーナ『fitハブラシ カーブ』
【ヤスミノくんの感想】
え!?!?!?!!!!
磨きやすい!!!!
なんで!?!?!!!?
毛の形状がほんの少し反り返っているだけなのに。悪い意味ではないのですが、こんなの他のメーカーもすぐ真似できるんじゃないか?というぐらい単純な違いなのに不思議です(もちろん僕には想像が及びもつかない研究と企業努力があるのだろうけど)
見た目はわりと普通の歯ブラシだからなめていましたが、はっきりと使用感が良かったです。というか見た目の「普通さ」も逆に珍しくて、そこも気に入っています。たいていの歯ブラシはスケルトンで妙にツヤツヤしているか、新幹線みたいなツートーンの流線形だったりなので。
これはよく見るとゴマのアイスみたいでかわいい。見た目は歯ブラシの本質とは関係ないように思えますが、歯磨きへの意欲という観点ではけっこう大事な要素です。
Plackers『ジェントルクリーンミント』
【ヤスミノくんの感想】
毛がバラけない!!!!!!!!!!
糸ようじって使うとこうなりませんか!?!?
いままでフロスも使っていたのですが、指が鬱血するし、指に巻く部分がもったいないし、手が汚れるしでめんどくさかったのですが、全て解決しました。
従来の糸ようじにあった歯に引っかかる感じもほとんどないです。すごい。これは個人的に買い続けます。
ありがとう、オモコロブロス。オモコロブロスに栄光あらんことを。
7品目に紹介するのは、ののじ『ソフト舌クリーナー 「舌も!」専用ケース付き』。
適度な弾力を持つエラストマー素材の3枚ブレードを採用しているので、舌の奥にのせても柔らかくしなり舌にフィットします。
舌ケアをする際に「オエッ」となる苦しさが一切なく、簡単に舌の汚れを除去することができるのがポイント。
1枚目のブレードで舌の表面にあるヒダの方向を整え、続く2枚目3枚目のブレードで舌苔を掻き取る仕組みだそう。
実際に僕が舌クリーナーを使用した時のイメージになりますが……
※イメージ画像は個人の見解です
「トンボ掛け」
舌の上を撫でるだけで、ビビるほど汚れが簡単に取れてきれいになるのでグランド整備をしているトンボ掛けのイメージが浮かびます。
舌苔(ぜったい)が気になる方はぜひ、一度は試していただきたいアイテムですね。
舌クリーナーと子ども用の歯ブラシを探していた、長島さんにグッズの感想を聞きました!
ののじ『ソフト舌クリーナー 「舌も!」専用ケース付き』
【長島さんの感想】
これまでの人生で何回かチャレンジしたことはあったのですが、なんか気持ち悪くなったり磨けてる実感がなかったりしてあんまり継続しませんでした。
これに関しては、舌磨き特有の『オエっ』というのがならないので、現状とてもいい感じに継続しています!
CURAPROX『baby(ベビー)』
【長島さんの感想】
子どものハミガキ問題は結構深刻に受け止めてまして、今まではキャラものの歯ブラシを使っていたのですが、そういったのはなんか異様にサイズが大きかったり、がゆえに歯にフィットしなくて磨きづらかったりしました。
逆に小さい歯ブラシだと小さすぎて大人がブラッシングしてあげるときにちょっと扱いづらいというのがありました。これに関してはなんか“ちょうど良さ” がとてもありまして、サイズ感も磨き心地もちょうどよくてしっかり磨けてる実感もありました!
もっと可愛げのある歯ブラシだったらさらに喜ぶとは思うのですが、とはいえ、とても磨きやすかったのでこれでピッカピカの歯を保ちたいと思います。
まとめ
今回紹介したデンタルケアグッズは、どれも日常的に使えるアイテムとしてオススメです!
自分に合ったデンタルケアグッズを使用しながら、3ヶ月に1回歯科医院に行くとより健康的な歯をキープできるので、定期的に歯のケアを続けていきましょう。
気になる方はぜひお試しください!
今回紹介したデンタルケアグッズ
【歯ブラシ】
【歯磨き粉】
【デンタルフロス】
【舌クリーナー】