こんにちは、百瀬ガンジィです。

普段、イラストレーター・デザイナーをしておりDMやチラシや名刺、いろんな媒体の広告といった印刷物を作ることもあります。


なので割と面白い特殊な、変な印刷に目がいく方だと思うのですが、
面白い印刷とかしたいけど特殊な印刷ほど値段が高かったりします。
そりゃそうなんだけど世知辛いねぇ。

 

というわけで、今回はこちらのものを購入しました。

 

 

「リボンとペン?」って感じですが

村田金箔さんのウチハクです。

よく日本酒や高級な和風の箱などで見かけるキラッキラに光っている印刷加工(箔押し)

お家で簡単にできちゃう文房具です。

 

 

今回は

ウチハクglue pen 3本セット(990円)

透明ホログラム
ホログラムプレーンシルバー
SCピンク
ゴールド

の4色の(ひとつ770円)を買ってみました。箔はめちゃくちゃ種類があります。

 

まずはglue penをペンのように使います。3本は太さの違いです。

描き心地は水性の不透明塗料系のマーカーに近い感じ。

 

 

先から出る液体のりは少し水色っぽい白色です。

塗った(なぞった)ら少し待って乾かして

 

 

乾いて透明になってきたら

 

 

ウチハクをハサミで切って

 

貼る!

この状態で指で擦ります。

ある程度擦って捲ると…

 

ペラっ

 

完成!キラキラです!

金色の箔が転写されてます。

 

わかります?ちょっとだけぷっくりしていてキラキラしている!

 

蛍光ピンクもしてみましたが少し荒々しい仕上がりに。

個人的にコツは液体ノリが透明になるまでしっかり乾かすことなのかも。
乾いてないまま貼ろうとすると周りに液体ノリが漏れるので。よくわからんとこせっかちだからな〜。

 

一人では物の写真しか撮れない…

なので、アナログで絵をよく描くの玉村という友人も呼んで撮らせていただきました。
よく行く
喫茶店でなんか仲良くなったけど聞いていたらイラストレーター・アーティストです。

 

 

へ〜こんなのあるんだ、と言いながらも下書きなしの即興で書いてくれる玉村氏。

 

下書きなしでフラットな線でアナログのイラストレーションを描く方なのでサラサラと書いてくれます。

 

 

乾いたらそこにホログラムプレーンシルバーを置いて・・・

 

擦ったら・・・

 

可愛い。

 

 

玉村氏曰く「面白い」「箔によって難易度が変わる」とのこと。

あとうまく貼れなかったところもあってもこれが逆にかっこいい。というか味がある!

あと特にホログラムプレーンシルバーは光によって見え方も変わる。7色の光を内包しとる!
少し暗いところだったので怪しく光ってかっこいい。

 

そんな感じで色々試しました。線が太かったり難しいところもあるけどすぐキラキラが付与できる!

 

いいけどペンで線を引くの下手くそだし、もっとミスとかしないタイプの絵とか描けないのか?とか

めんどくさがりは思ったりします。

 

思いつきました。

 

鯖です。

 

 

 

過去に作成した鯖の絵(キャンバスプリント)にウチハク

透明ホログラム(脂身のところ)
ホログラムプレーンシルバー(真ん中のところ)

2種類の煌めき鯖の皮を表現するのにちょうどいいことが分かりましたのでご報告いたします。
透明ホログラムは私には使い所が難しいとなっていたのですが本当に脂身っぽくなった。


何よりも丁寧に色を塗らなくてもいいので楽なのがいい!

 

あと先日急いで作ったZINEに1冊ずつウチハクで加工しました。
気軽に高級感バフ付与できるのサイコー。

 

予算の関係で少しだけ紹介でしたが、箔も何十種類もあるし、箔を定着するglueも色々種類があリます。正直種類がありすぎて本当に悩みます。
イラストや工作などをされる方は是非、自分の手で輝き(物理)を与えてみてくださいね。

ウチハク