あち〜
やけに早く梅雨もあけて、あち〜な日々が続いてます。こんなあちあちの日には、涼を求めてどこか室内に逃げ込みたくなります。
ということで逃げて逃げてたどり着いた先は私の実家がある、大阪。そして万博記念公園駅からちょっと行くと、そこにはエキスポシティという商業施設が。
かつて存在したエキスポランドという遊園地があった場所に作られた超でっかでっか複合施設で、ららぽーとで買い物、アクティビティ施設でスポーツ、観覧車に乗って映画館に行って…と1日たっぷり遊べそうです。
そんなエキスポシティに、「ニフレル」という体感型ミュージアムがあったので行ってみました。上京して15年ぐらい経っていることもあってエキスポランド跡地がどうなってるか全く知らず、こちらの施設の存在も不勉強ながら帰阪する際に弟から教えてもらって初めて知りました。
なんでも「大阪の水族館といえば!」でおなじみの海遊館が展示プロデュースしたところらしく、動物の様々な生態や感性「にふれる」ことが出来るというコンセプトらしいです。へ〜。
これがあちし。そんなニフレルにちょっと行ってみたいと思います。
行く
いろにふれる
入るとまずは「いろ にふれる」エリア。ここは全体的にフロアの色がゆっくりと変わりながら、印象的な色を持つ魚たちを見ることが出来ます。
こういうやつね。毒を持ってることを派手な色の体でアピールしたりといったまさに「色」がコンセプトになっているエリアです。もう涼しくていい感じです。
エビも赤い!
あっ!プテラポゴン・カウデルニィもいる!オスが口の中で子育てするらしいですよ。
頻繁に登場する私の娘(おかげさまで1歳10ヶ月になりました)もイソギンチャクに夢中でした。
わざにふれる
2つ目のエリアは「わざ にふれる」。テッポウウオとかハリセンボンとか、そういった固有技をもってるお魚が展示されています。運が良ければテッポウウオの射撃も見れるかもしれません。様々なコンセプトを設けてそこに合ったお魚を展示するの良いな〜。
これは写真を撮る時にカメラ目線になってくれるという技を持ったフグくんです。
およぎ にふれる
3つ目は「およぎ にふれる」。光の陰影や水の波紋を投影することで魚の泳ぎにフィーチャーし、アーティスティックで不思議な空間が演出されているエリアです。
鏡を効果的に使うことでより不思議さを演出しています。この辺は少し娘が早足になってしまったのであまりじっくり見られませんでしたが、居心地の良さは数分でも十分に感じることが出来ました。
WONDER MOMENTS
およぎにふれるエリアを抜けると、でっけえ地球がありました。「WONDER MOMENTS」という特別エリアで、床&空中に浮かぶ球体に様々な模様をプロジェクションマッピングで映し出すことで、見る者を圧倒するアート空間になっておりました。うお〜。
足元もウネウネと動いています。きれいだね〜。静止画ですが…。
「上手く自撮りすれば自分の頭で日食みたいにできるのでは?」と思って挑戦してみたんですが、全く何が何だか分からなくなった写真です(時間経過で画も変わって地球ですらなくなっていました)。それはさておき、実に素晴らしい空間でした!
かくれる にふれる
お次は「かくれる にふれる」エリア。体の色を変えられるカメレオンのような、背景に自分を溶け込ませて隠れることに長けた動物が展示されています。カメレオンのこのとぼけた表情、かわいい!
カメレオンの居住区の中に、エサらしきチンゲンサイがカモフラージュされていました。こういった隠し方も「かくれる にふれる」のにくい演出かもしれません。
岩場に隠れてたまに顔を出すウツボ!
模様を駆使してコケに擬態できる、その名もコケガエル!エリアごとに本当にベクトルが全く違ってて飽きさせない構成になっていました。
みずべ にふれる
終盤に差し掛かったところであらわれたのは「みずべ にふれる」。開放的なエリアにガラス張りの大きなケージがあって、そこに一際多くの人が押し寄せていました。ん…?あれは…?
ホワイトタイガーがいる!!!
全く予想していなかったので、そのあまりのカッコよさにかなりうっとり見てしまいました。めちゃくちゃかっけ〜!
上段に通路が設けられていて、のっしのっしと歩く姿を下から覗き込むケージの構成も良い!ホワイトタイガー肉球もバッチリ見えました。
娘は何かを察知したのか、やや距離を取ってじっくり見ていました。大きくなったら最前線で見に行こうなぁ!
水辺ということでワニも!100日以上生きているとのこと。
そしてホワイトタイガーと双璧をなすほど人気だったのが、ミニカバ!テラテラの体に愛らしい表情、つい最近子どもが産まれたということもあって、かなりの人気でした。
奥の方に帰っていくところしか撮れなかったのですが、その丸みを帯びたずんぐりとした体つきには思わず目を奪われてしまいました。上に乗りたい。
奇しくも、訪れた日は子ミニカバのテンテンくんが1歳の誕生日を迎えた日だったそうです。お祝いにたくさんの人が駆けつけていたのはこれが理由だったのか…。
うごき にふれる
「うごき にふれる」。ここはすごい!動物と人間を隔てる檻や柵が無く、広めのエリアにワオキツネザル、クジャク、カピバラなどが放し飼いになっていて、自由に往来するのを観察できる空間になっていました。
クジャクがかなり高いところに!そして、めちゃくちゃでっかい声で鳴いてて「こんな声出んの!?」ってなりました。
ワッ!見たことあるこの鳥!南国とかにいがちなやつ!ハイビスカスの隣にいる!見たことあるけど名前出てこない!あの鳥!(オニオオハシ、という名前らしいです)
ペンギンも近い!
カピバラさ〜ん。
檻と柵は無く、動物と人間を隔てるのはこの細い川のみ。放し飼いにされている動物はその気になれば人間達のいるところに侵入することも出来ました。この距離感、たまらんな〜。
行った
というわけで、ニフレルかなり良かったです。ニフレルを出てもエキスポシティには他の施設もたくさんあってめいっぱい遊べそう。家の隣にあったらいいのにな。
夏休み、大阪に行く予定のある方や、大阪にいながらにしてその存在を知らなかった方、毎日通っている方、サクッと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。万博記念公園と太陽の塔も近い!
それではさようなら。