なんとなく暗いところからこんにちは。自分で思ってる以上に目が死んでるえいぞうです。突然ですがここがどこかわかるでしょうか。

 

 

 

正解は朝6時前の東京競馬場です。早起きして始発に飛び乗りやってきました。みなさんは競馬場に行ったことはありますか？

 

なぜ朝早くから来ているのかというと、いい場所を取るためです。

競馬は一人で見るのも楽しいですが、友だちと競馬場まで遊びに行って、やんややんや言いながらレースを見るのが最高に楽しいんですよ。

そう、別に賭け事がメインじゃなくても楽しめるんです！

 

今日は、賭け事は二の次にして”競馬場で友だちとワイワイ楽しむ”というテーマでレポートさせていただきます！

 

競馬場には座席が並んでいるスタンド席の他にもシートを広げられるエリアがあります。大きいレースの日となると大勢のファンが駆けつけ、第1レースが始まるころには席はもうだいたい埋まります。

 

 

 

 

こんな感じです。

 

この日は天皇賞という大きなレースがあり、たくさんのファンが集まりました。同じく競馬ファンである私も友人達と行こうぜとなり、じゃぁせっかくだから良い席にシート広げてピクニック気分で見ようってことで早朝の場所取りから参戦です。良い席を取らないといけません。

 

 

開門第0レースとは

 

この場所取りは通称第0レースと呼ばれています。（競馬のレースは1レースから）。良い席で1日中ゆっくり競馬を楽しめるように始発あたりからわらわらと老若男女が集まります。

 

開門あるあるとしては、第0レースの最前列はだいたいご高齢の方になりがち。何時からいるんだ。

 

開門時間にゲートが開くと同時にそれぞれが取りたい席の方向に向かいます。まるでおれたちが馬のようなのでこれもレースというワケです。

 

さて、始発から来て合流した友人と話したりiPhoneのアプリを整理したり詰将棋をしたりして時間をつぶすと、まもなく開門時間になり入場ゲートが開きます。

 

 

ガラガラガラガラ

 

 

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いい席！！

 

 

直線最前に陣取ることに成功しました。いざレースが始まると目の前に最後の直線。

 

最前列をキープすれば場内が盛り上がる瞬間を体感できるので、あとは友人たちとゆっくり競馬に勤しみましょう！

 

 

 

競馬場での1日

 

 

いい席から見えるレース風景。馬たちが駆ける足音も超絶聴こえて大迫力です。おじさんのポーズもかわいいですね！

 

 

さて、第0レース組ではない友人達が図々しくも良い席に合流し、お酒やおつまみを持ち寄りさながらピクニックのようです。競馬場内にもフードコートや、なんとかフェスみたいなかんじで地方のB級グルメの屋台が出ていたりするので食べ物も最高です。

 

 

 

 

他にも東京競馬場では競馬を見るだけではなく、博物館があったり、日本庭園があったり、12月ごろまではおそ松さんとコラボした「走れ！おう松さん」という期間限定のイベントをしていたり、見どころがたくさんあります。

 

もちろん競馬の予想も。「次のレースはこれこれだろう」「ルメールでかたい」「いや、武だろう」「その新聞はサイコロで決めてるよ」など友人たちと意見を交換しながら予想を絞っていきましょう。

 

競馬自体が目的でなくても、自分が買った馬を目で追うほうがより楽しめます。遊びと思って、少額でもいいので買ったほうがいいですよ！

 

 

 

馬券を買ってレースが始まるとシートの前の方まで行って観戦です。最後の直線では「ルメールいけぇぇぇぇぇぇぇぇ！！！！！！！！！」とか「そのまま！！！！そのまま！！！！」など声を張り上げましょう。勝つか負けるかよりも、こういった場所で大声を出すというのが気持ちいいんです。

 

また、自分が買っていない人気馬に対して「◯◯沈めぇ〜〜〜〜〜！！！！！！！」と本音を言うとまわりにいるその馬を買った人から顰蹙を買うのでよしておきましょう。

 

また、何も競馬を当てることだけが競馬ではありません。友人達と「今の惜しかったねぇ」とか「あー、あれは買えたわ」などと反省をするのもまた良さがあります。傷を舐め合いましょう。そういったところが一人ではなく、誰かと競馬を見る楽しさです。喜びを分かち合い、悲しみも共有する。素晴らしいことではないでしょうか。

 

当日は午前から惜しいレースが続きました。たとえば1,2着を当てようとした馬券が1,3着だったり。1,2,3着を当てようとした馬券が1,3,4着だったり。 

 

 

 

これは惜しいところで馬券を外してうなだれる様です。惜しいところで外すと立ち直れなくなるのもまたご愛嬌です。そういった時に頼りになるのはやはり友人です。先ほど言ったように、惜しかったねと慰めてもらいましょう。

 

その代わり、誰かが当たったのであれば、心から「おめでとう！」と言ってあげましょう。喜びを分かち合い、悲しみも共有する。最高ですよね。

 

 

そして1レースから10レースまでひとつも的中せず。「お前が買う馬、全部外れてるじゃねぇか！ この死神野郎が！」とか「メインレースの天皇賞、えいぞうの本命がモーリスだからモーリスは消そう」と、その場でできた流れでワイワイとイジリあうのも楽しいですね！

 

さて、残りはメインレースの天皇賞のみ。

 

 

 

 

 

 

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結果、

 

 

引用：Yahoo! 競馬

 

大勝利〜〜〜！！！！ 見たかオラァ！！何が死神だ！！逆に聞くけどなんでモーリス外したの？？いやぁ、どう考えてもモーリスでしょ！！実力馬リアルスティールとステファノスも抑えておかないと！！なんで抑えないかな〜〜！！ほら！ほらほら！喜びを分かち合おうじゃないか！えっ？黙れって？？うるせぇ！当たったもんが王様じゃい！！ガハハハハ！！！！

 

 

 

 

 

というわけで1〜10レースの損失を取りかえしてプラスに持っていくことになり最高でした。これが競馬場での1日です。別にみんなでワイワイごはん食べたりとかどうでもいいんです。勝ちゃいいのよ、勝ちゃ。朝イチから競馬場に行った1日の終わりは、それはまるでドラマチック。喜びも悲しみもすべて分け合って、競馬って最高じゃないですか？

 

 

 

レース終了後の夕日に染まる西の空も、まるで僕たちを、いや、僕を祝福しているようでした。

 

11月は東京、京都、福島競馬場で、12月は中山、阪神、中京競馬場で開催されます。大きいレースが続くので競馬場が盛り上がるのは間違いありません。

 

みなさんも友人を誘って競馬場に行ってみてはいかがでしょうか？（優越感に浸れるので）