こんにちは、テクニカルライターのもりれいです。
突然ですが、こちらをご覧ください。
こちらはガス湯沸器の取扱説明書にあったイラストなのですが、最近の製品なのにイラストがどう見ても昭和。色といいタッチといい、味わいがすごいのです。
そんな説明書のイラストの中でも、私が特に好きなのが『擬人化イラスト』。
趣味で集めていてるトリセツの中から、擬人化された製品のさまざまな表情を集めてみました!
ガス湯沸器の表情あれこれ
迷惑がっている
こどもの来襲を迷惑がるガス湯沸器。
まあまあリアルな手が現れました。困ると手が生えるしくみなのでしょうか。
機嫌が良い
おねえさんと共に満足げな表情を浮かべるガス湯沸器。
あまりの機嫌の良さにナナメに傾いておねえさんに寄り添っています。幸せそうです。
機嫌が悪い
さっきとまったく同じ表情のおねえさんとは対照的に、へそを曲げてしまうガス湯沸器。
寄り添うのもやめてしまいました。
おねえさんには早急に気付いてもらいたいです。
機嫌が直る
拭いてあげたところ機嫌が直った様子のガス湯沸器。じつにやすらかな表情です。
しかしおねえさんは終始どこか別の方を見ていてぜんぜんガス湯沸器を見ていません。二人の関係性が心配ですね。
ちなみに、実際のガス湯沸器の写真はこちらです。
完全な「無」です。
蛇口も擬人化
一方こちらはちょっとポップに擬人化された水道の蛇口。
固いものがぶつかると蛇口だって痛い。蛇口から涙が出ていますが、こういった際の水漏れは涙と思え…ということでしょうか?
慌てる
ドライバーを向けるとあわてます。分解されることは恐怖なのでしょう。
人間だって分解されるのはイヤですもんね。
わけのわからないときは混乱する
なにやらわけのわからない目に遭って混乱しています。
人間だってこんなことされたら混乱してしまいますよね。
これ、電気を通そうとしてるの? 蛇口に? なぜ…?
ちなみに、実際の蛇口の写真はこちらです。
やはり顔が付いているのと付いていないのでは印象がぜんぜん違うのです。擬人化の計り知れないパワーを感じます。
こんなことなら、もう全部のイラストに顔が付いていたほうが良いような気がしてきました。
主役である製品以外の「擬人化」
『擬人化』は主役の製品以外にも見られます。
押されたくなくて困るスイッチ。
めちゃくちゃ可愛いです。やっぱり困ると手が生えるのでしょうか。
ほかにもさまざまなモノたちが擬人化されています。
付属品など
リモコン、プラグ、コンセントなど、わき役も擬人化。
顔はもちろん、セオリー通り手も生えます。
観察していると、彼らは基本的に機嫌の良いことが多いようです。
せっかく疑似化したのに無表情じゃ意味ないですからね…。
仲良しなモノ
「水あかクリーナー」はその性質上、主役である蛇口と仲良しのようです。手をつなぐために手を生やす仲良しぶり。
ふたり手を取りあっていつまでもピカピカでいてほしい…
そんな思いが込められているのが伝わってきますね。
寒さ
驚くべきことに、気温の状態である「寒さ」すら擬人化されています。
「寒さ」の表現はゆきだるまが窓を開けて覗いてくることで表されています。
なんかよくわからないモノ
このようによくわからないものも擬人化されます。
「13A」と書いてある気がしますが、なんなんですかね、これ…。
概念
なんと、「豆知識」までもが擬人化されていました。
概念までも擬人化してくるとは…
おまけ:お楽しみコーナー
いかがでしたか?
擬人化のあまりのエクストリームっぷりに心が乱れてしまった方も多いのではないでしょうか。
そんな方のために、最後にちょっぴりセクシーなお楽しみコーナーをご用意しました。トリセツにもセクシーなイラストってあるんですよ。
どうぞお楽しみください。
おしまい。