こんにちは、ライターのギャラクシーです。
5月になってすっかり暖かくなってきましたね。爽やかな夏は、もうすぐそこ! な~んて、ちょっと気が早いカナ?
そんな、この季節といえば、もちろん……
コバエの季節ですよね
そう、特に観葉植物を育てているような人の場合は、土からコバエが発生し、家の中をブンブン飛び回る季節なのです。
というわけで今回は、僕が実際に試した対処法の中から、おすすめの農薬をご紹介します。「おすすめの農薬をご紹介」するようなメディアって他にあります? でも本当に役立つハズなので、植物からコバエが発生して困っている人は読んでみてください。
前提
コバエは代表的なものだけでも4種類に大別されます。植物から発生するタイプは基本『キノコバエ』という種類だと思ってください。キノコバエはジメジメして腐った土を好み、卵を産み付けます。
観葉植物や花、野菜などは腐葉土を使用し、水を多く必要とするため狙われやすいです。逆に、サボテンや多肉植物の土は水はけが良く、基本的に乾いてる時間が長いのであまり発生しません。
対処法としては……
1.土を変える方法
キノコバエは腐葉土などの表面2~3cmの深さに卵を産むので、3cmまでをバーミキュライトとか化粧砂といった、無機質な土に変えるのもひとつの対処法です。が、多くの植物を育てている場合、手間がハンパない。また、大きい観葉植物ならともかく、小さい鉢の場合は3cmまでを無駄にするって、まあまあキツいです。
2.ハエ取り用品を使う方法
使ったことはあるんですが、効果はあまりなかったです。取れる数より増殖する数のほうが多い気がします。
3.農薬を使う方法
結局、これが一番手っ取り早いし効果が高かったですね。そして使った中では、『ダントツ水溶剤』というのが一番良かったです。
効果は他の商品も似たようなものだと思うんですが、『ダントツ』は匂いがないのが最高です。部屋に農薬の匂いを充満させたくないし、ベランダの場合でも異臭がすると隣近所に迷惑なので。
ダントツ水溶剤の使い方
これがダントツ水溶剤です。
海賊のイラストが描かれていますが、コバエという悪を撃滅するダークヒーローといったところでしょうか。
キャップは計量カップになっていて便利……?
……と思ったら、おそらくもっと大量に栽培している人向け(業務用?)なのでしょう。目盛りの数値が大きすぎてまったく役に立ちません。2リットル作るなら大体これくらい(0.5~1グラム)を目安に考えてください。
ダントツ水溶剤はAmazonで売ってる最も少量のものでも125グラム入りなので、たぶん10年かかっても使い切れないと思います。
2リットルのペットボトルに先程の『ダントツ』を入れ、水で薄めます。
初回こそちゃんと計って作ったんですが、2回め以降は「大体↑これくらいの色」を目安に、雑に作ってます。
※農薬なので、相性の悪い植物にはダメージがあるかも。とはいえ、僕が育ててる50鉢には、ダメになったものはありませんでした。
ペットボトルからさらに霧吹きに入れ替え、コバエが湧きそうな植物にかけていきます。植物そのものにかけるだけではなく、土にかけるのが大事です。キノコバエは土の表面から2~3cmのところに卵を産み付けるので、大体3cmくらいは染み込んだかなーって感じにかけてください。
面倒なので、僕は葉っぱには霧吹きで、土にはじょうろでドバドバかけています
※僕は素手でやってますが、一応ゴム手袋とマスクをしたほうが良いと思います
かけて、
かけて、
かけます
こうして僕の休日は終了しました
50鉢も育てていると、合計半日くらい費やしてしまったわけですが、一回でビビるくらいコバエがいなくなりました。2~3週間は効果が持続するらしいので、月イチくらいでやれば良いらしいです。
※去年は1回使ったあと、「次にコバエが湧いたらまた作ろう」と思ってたんですが、いつまで経っても湧いてこないので2ヶ月に一回くらいで使用しました
以上です。
みなさんもコバエがいない園芸ライフをエンジョイしてくださいね。