AI。

 

最近めちゃくちゃ聞きますよね、AIの話。

 

 

スピーカーに話しかけるとインターネットに接続して天気を教えてくれるような超高性能なAIや、将棋でプロに勝つためだけに特化したAI、人の顔を認識して常連さんにはサービスを手厚くする……といったものまであるそうです。

 

どれもすごくて、会社に導入できたら便利かも?と思うこともありますが、僕がいるような小さい会社ではどれも関係ない話なんだろうなぁと思っていました。

 

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そんな中、ドコモの担当者さんから、自分たちが作ってるAIの紹介をしたいと相談もらいまして。それがこれ。

 

 

 

Repl-AI(レプルエーアイ)という、AIを使ったサービス。

 

どうやらめちゃくちゃ高性能なわけではないけど、それなりの機能のAIが「無料」で、しかも「プログラムの知識なし」で使えるという、難しいことがよくわからん我々にはちょうどいい具合のAIのチャットボットらしい。

 

 

 

簡単にイラストで表すと、こう。

バカにしてないよ?褒めてる。ちょうどいい塩梅だねって、褒めてるのよ。そこ勘違いしないでほしい。

 

実際、横浜市の資源循環局が「イーオのごみ分別案内」という名前でRepl-AIを利用してて、ゴミの分別方法や粗大ゴミの料金とかを教えてくれるチャットボットを公開しています。

 

 

 

 

 

これを見ると、たしかにこんな事ができたら便利だな〜と思う。こういう対応を全部人間やってたら大変だもんね……。これが無料か……。

 

お店のホームページに『24時間対応の問い合わせ窓口』としてこのチャットを置いたり、大きい会社だったら『社内手続きの問い合わせ対応』にも使えそう。

 

 

 

僕もAIを作りたい

 

 

無料だし、これくらいのものが作れるなら、僕も作ってみたいぞ。

 

というわけで、せっかくなのでこのWEBメディア「ブロス」のチャットボットを作ってみようと思います。

 

どんなものにしようか色々考えてみましたが、たとえば「グルメ」と話しかけると、グルメの記事を教えてくれる……こういうチャットボットを作ってみます。

 

あと、このドコモの担当さんに聞いたら、FacebookメッセンジャーやLINE@と連携することもできるらしい。よし、今回はLINE@だ。オススメ記事を教えてくれる、ブロスのLINE@を作ろう。

 

 

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それでは「グルメ」とユーザーさんに聞かれたら、グルメに関する記事を教えてくれる…というシナリオを作っていきます。

 

 

クリック&ドラッグで「ユーザー発話」っていうボックスを持ってきて、

 

 

 

その中に想定される質問内容…「グルメ」を入れる。これで質問内容が設定されました。

 

 

 

この質問に対して、お次はグルメ記事のURLを答えるように設定する。
今度は「システム発話」っていうボックスを持ってきて、

 

 

 

その中にグルメ記事の情報(タイトルとURL)を入れる。

 

 

 

最後に、「この質問と答えがつながってますよ」ってことで、矢印でつなげれば完成。

 

 

 

デバッグツールで確認してみると、ちゃんと動いたぞ!

ここまで一切プログラムらしきものは書かずにすみました。

 

 

 

ちなみに、質問は「グルメ」のほかに「ごはん」「美味しい」「食べ物」なども想定されるので複数登録しておくことにした。実際にはもっと条件があるんだろうけど(”食べ物”か”食物”かとか)、そのへんはAIがいい感じに同じものとして判断してくれるのだ。

 

 

 

ブロスには他にもグルメの記事がいっぱいあるので、回答もそのぶんいっぱい登録した。

 

ここは正直ちょっとめんどい。けどまあ、ぼくらが今まで書いた記事が多くてめんどくさいだけで、このRepl-AIの操作がめんどくさいわけじゃないのよね……。クリック&ドラッグとコピペだけだし。

 

という感じで、「グルメ」「アニメ」「ゲーム」「映画」「ガジェット」……などなどに答えるチャットボットが完成しました。

 

 

 

よくない?お腹減ったときとかにLINEで聞いてくれりゃ、美味しいごはんの情報とか教えてくれるの便利じゃない?

 

 

 

「アニメ」とか「ゲーム」とかも登録しておいた。暇してるときにLINEで聞いてくれたら、今期見ておくべきアニメとか、おもしろかったゲームの情報とか教えますよ?

 

 

おまけ機能もいれた

Repl-AIは、ただ文字を答えるだけじゃなくて、もうちょっと色々できる。なので、それを利用したおまけの機能を色々入れてみました。

 

 

半目ギャラリー

ブロスでは記事を作るために今まで大量の写真を撮ってきましたが、半目で使えない写真が大量にありました。そこで、「半目」と話しかけると、半目の画像を返すようにしました。

 

 

 

 

 

普通のメディアではお目にかかれない、クソ画像の数々です。

 

ちなみに、LINE@では仕様上できなかったのですが、ホームページに置いておくタイプのチャットボットなら、GIFアニメを返すことも可能です。

 

 

 

意味がわからないとバグる

 

ブロスのLINEは繊細。こいつが理解できない言葉を投げかけると、一定の確率でバグるようにしました。

 

 

正確には、バグの世界に引きずり込まれたライターの画像を返します。

 

 

お問い合わせ用に、会社で導入すると便利そう

 

本当はもっと色々機能があるんですけど、とりあえず超・基本的にやれることだけ紹介しました。勤め先で「AIのチャットボットに任せたら楽そうだな〜」という仕事がある人は、無料だし試してみる価値はあると思います。

 

ちなみにプログラムがわかると、もっと高度なカスタマイズもできるみたいです(ぼくは知識がなくてよくわからんので、詳しくはリンク先読んでみてね)。

 

 

 

というわけで、Repl-AIの広告記事にかこつけた、ブロスのLINE@チャットボットの宣伝でした。

 

 

 

 

▶Repl-AIを導入してみたい人はこちらから

 

▶ブロスのLINE@チャットボットをさわってみる

 

※Repl-AIはNTTドコモとIPI社が共同開発した対話式チャットボットです。docomo developer supportのアカウントに登録することで、無料で利用できます。