前回書いた腐女子向けの記事にノンケが迷い込んで来て、いたたまれない気持ちになった猫野きなこです。
腐女子に限った話ではありませんが、イラストや小説などの作品をかいている人は基本的に承認欲求が強いのではないでしょうか。
せっかく頑張って描いたイラストをたくさんの人に見て欲しいと思うのは自然なことだと思います。
しかし承認欲求をこじらせると、人と比較したり卑屈になる自分が嫌になって描くことを辞めたくなるかもしれません。
今回は「二次創作で自分が描いたイラストに反応をもらいたい!」という人向けの記事なので、「他人の評価なんて関係なく好きな絵を描きたい」という人には意味がありません。
それでは、自分のイラストを発表する人が陥りがちなマイナス思考と、作品を見てもらうための方法を紹介します。
イラストに反応がもらえない原因
イラストや文章を誰かに見せるのは勇気がいりますよね。
表面上は謙虚に「下手ですが」「久しぶりにかいた」「落書きです」などと保険をかけて作品をアップしがちですが、承認欲求が強い人ほど心の中ではこの様に考えているのではないでしょうか。
- 下手と思われたらどうしよう
- 本当はもっと上手くかけるはず
- 今回は本気で描いてない
私もよくやりますが保険をかけて作品をアップすれば、反応がもらえなくても自分が傷つかずに済みます。
しかし、イラストに反応がもらえないのは残念ながらそれが今の実力ということです。
SNSの反応は結構シビアなので、スルーされるといたたまれない気持ちになると思います。
自分より下手な人の方が、友達からもらういいねが多いことに嫉妬することがあるかもしれません。
自分が全力でかいた作品に反応がもらえないのは辛いですが、反応があったら嬉しくてまたイラストを描く気力が湧きますよね。
実は神絵師でなくても、たくさんのRTやファボをもらうことは可能です。
イラストには反応がもらいにくい内容ともらいやすい内容があるからです。続いてその特徴を説明します。
反応がもらえないイラストとは
TwitterなどのSNSで「下手じゃないけどファボやRTするほどでもないイラスト」ってありますよね(この絵は下手ですけど)
TLに流れて来ても目に止まらず、スルーされがちなイラストの特徴をまとめてみました。
- デッサンが微妙に崩壊している
- 動きのない構図
- カラーバランスが悪い
- 下書きなど未完成
- 陰影がない
イラストはある程度の技術がないと、ただの一枚絵で反応をもらうのは難しいです。
スルーされがちなイラストの特徴に共通しているのは「目に止まるポイントがない」ということです。
逆に言うと「目に止まるポイント」を作れば作品をじっくりと見てもらうことができます。
次にRTやファボをされやすいイラストの内容を説明します。
RTやファボされやすいイラストとは
神絵師のように「どうやって描いたのかわからない」というなるほどわからんイラストじゃないとRTもファボもされない、というわけではありません。
一例にはなりますがイラストがある程度描けるなら、以下の内容が反応をもらいやすいです。
- セリフを入れる
- 2人以上描いて会話させる
- 漫画を描く
- 流行りの映像や漫画のパロディ
- キャラを幼児化(ショタ化)する
- GIFや動画にする
セリフを入れるだけでイラストに目が止まりますし、2人描いて会話をさせればより反応をもらえます。
さらに漫画で描くと、読んだ人から感想のリプライをもらいやすいのでおすすめです。
ウケ狙いでは、流行りの映像や漫画のパロディは人気の絵師さんがいち早く描いていたりします。
推しキャラをディフォルメ化させたり、ショタ化すると可愛くなるので腐女子受けはいいと思います。GIFや動画もシェアされやすいです。
このように「見る人を楽しませる」という方法を取り入れるだけでSNSの反応は増えます。
SNSの反応だけが目的になるのは間違いかもしれませんが、反応を楽しみながら描くことによってイラストは上達していきます。
イラストの技術を1日で上達させるのは難しいですが、すぐに反応をもらえるイラストを描きたいという人は試してみてください。
以上、神絵師になってみたい猫野きなこでした。