
読者の皆様は、この問題に見覚えがあるだろうか?
これは小学生が算数で習う『円の面積』の応用問題である。解いたことがある方も多いはずだ。
答えは58.875㎠だ。ただそんなことはどうでもいい。
それより、皆様も言いたくてウズウズしていることがあると思う。

この図形は、お尻っぽい。

小学生の私はいわゆる「勝手に教科書の先の方を読むタイプ」だったため、いち早くこの事態に気が付いていた。
「この問題を授業で解く日、必ず“お尻図形”で大盛り上がりする」
そしてこう確信した。
同級生には辞書で「谷間」とか引いて爆笑するようなお調子者が多かった。そんな彼らがお尻図形に気づかないわけがない。
困ったことだ。

私は当時クールキャラで行っていた。
お下品ジョークで笑うのってかっこ悪いと思っていた。ケツに似ているだけの図形で笑うなんてもっての外だ。

そこで、この記事はお尻図形で笑いそうでお困りの方々に向けて、
お尻図形で笑わないためのポイントをお教えしたい。
正直、笑いを止めるためには「鼻の穴を膨らませつつ力を込める」という愚直な攻略法しかない。
それでも闇雲に我慢するより工夫や注意点を知っておく方が有利だろう。

また結論から言うと、こんだけ語っておいて私は完全にゲラゲラ笑ってしまった。
その際の反省点も交えつつ、僭越ながら私からのアドバイスを記そうと思う。
『円の面積』をもうすぐ習う予定の方はどんどん参考にしてほしい。
では、スタート!
①ドッチボールに参加する
「?」とお思いかもしれないが、順を追って説明する。

私は事前に↑のような雑談を織り交ぜ、そもそもお尻図形で盛り上がらないよう仕向けようとした。
しかし、この意見は全然クラスに行き渡らなかった。
もし私が外でみんなと遊ぶような社交的なタイプであれば、もっと意見を押し通すことができただろう。

下ネタで盛り上がらない空気を作るには、まず友達を作って発言力を上げるべきだ。
よって、ドッチボールなどの複数人で遊ぶ流れにはちゃんと乗っかることをオススメする。
②事前に図形を見過ぎない

私の作戦で最も悪手だったのは、授業前にお尻図形を凝視していたことだ。
「面白さに慣れておこう」という意図だったのだが…

多くの人が経験済みなように、面白いものは意識を逸らそうとするほど無性に面白くなってくる。
私はお尻図形を見すぎたせいで、なんかもう笑っちゃう地盤が出来上がってしまっていた。
以上の理由から、お尻図形を見過ぎないことを推奨したい。
③「○○○着ければいいじゃん」について
ここまで読んだ皆様の中にはこう思った方もいるのではないだろうか。

「マスク着ければいいじゃん」
笑っているところを見られたくないのであれば、隠せばいいという話だ。

大正解です。

実際に私も中学生からはそうしていた。
ただしマスクをつけたところで吹き出してしまっては意味がないので、万能というわけではないのだ。
④新たな刺客に注意
お尻図形を一回やり過ごした後も、油断は禁物だ。
なぜならコイツは姿を変えてちょくちょく現れる。

逆尻、縦尻などの角度を変えてくるパターンや……

お尻っぽくえぐれているというとんでもない図形も出てくる。
お尻図形だけならまだいい。しかし『円の面積』という単元には第二形態がある。

π(パイ)である。
※一応説明すると、中学以降円の面積の計算においては円周率として記号のπを用いるようになる。

これは本来小学生では習わないが、
私のクラスでは先生が「πという記号が今後登場する」という雑談をしたのだ。

あろうことか、お尻図形で大爆笑が起こった直後に。
“ケツ”⇒“パイ”という下ネタ連想コンボが決まってしまったために、クラスはより一層荒れ狂った。
「先生は狙っていたんじゃなかろうか」と疑わずにはいられない。

私が噴き出してしまったのはこのタイミングだ。
「ケツからのパイなんてずるい!」と思った。
皆様はお尻図形だけでなく、π(パイ)が突然現れることにも警戒しておいた方が良いだろう。
終わりに
以上がお尻っぽい図形で笑いそうでお困りの方々に向けた、私からのアドバイスである。
日本中のお尻図形で笑いたくない人の助けに少しでもなっていれば幸いだ。
それでは!

私野台詞






