こんにちは。45歳独身アニメオタクのゴトウです。今までに二度の引越しをした私ですが、正直なところ引越しのたびに、泣く泣くオタグッズを手放してきました。
それでも1度目の引越しは、まだ「資料」などと偉ぶって、大量の漫画をダンボールに詰めて持ち運んでいたんですけど。そのまま一度も開かれないまま10年以上経過してしまったりして、これはむしろ本の飼い殺しだという気持ちになったりしまして。自分なんかよりも本当にこの情報を求めている人の手に渡ってほしいと願いつつ古書店に処分したりもしました。
そんな私ですが、先日、ダンボールの中からA4サイズほどの箱が出てきまして。
あーそういえば昔、紙系のオタグッズをここにしまっていた頃があったっけーと思いつつ開いてみたら色々と懐かしいものが出てきたので、せっかくなんで懐かしさのお裾分けでもと思いまして。「なっつかしー!」「自分も持ってたー!」とか思っていただければ。
フォウ=ムラサメヌードポスター
(機動戦士Zガンダム)
まずは1985年放送の機動戦士Zガンダムに登場して、ダウナー系薄幸ヒロインとして人気を博したフォウ=ムラサメさんのいやらしいポスター。
このポスターで足フェチ、ストッキングフェチ、ストッキングのたるみフェチになった人は数知れず。いまだに持っている人も少なくないでしょう。
ちなみにwikiによるとこのポスター、いわゆる二次創作同人へのアンチテーゼとして、オフィシャルがヌードを描くという意図だったものらしいです。知らんかったー!
トランスフォーマーひみつ手帳
(戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー)
中3の頃、トランスフォーマーにハマりまして。少ない小遣いを貯めてオモチャを買っていたんですけど、その箱に付いている応募券を集めて送ることでもらえる「トランスフォーマーひみつ手帳」のパート2です。
ちなみにパート1は未入手。今だったら箱から応募券を切り取るなんて…!価値が…!とかなりそうですが、当時はそういう意識が低かったようです。
手帳の中身はキャラ紹介や能力くらべ、時間割表などなど。そしてこちらに応募したからか、なぜかガルバトロン様から年賀状も届いてました。
バブルガムクライシス2フィルム完成イベントご招待券
(バブルガムクライシス2)
「ガルフォース」でオタク人気が爆発していた園田健一キャラデザの美少女サイバースーツバトルアニメ「バブルガムクライシス」の2のフィルム完成イベントご招待券。よくよく見たら園田健一さん直々にゲストとして登場するらしい豪華なイベント。
…なんですけけど、このチケットが手にあるってことは行ってないってことだよな。このチケットの入手方法も覚えてないし、なんなんだろ…?
下敷きいろいろ
(ダーティーペア、トイポップ、幻夢戦記レダ)
安価でそれなりに大きい下敷きは、中高生が手にしやすいアニメグッズの代表。
これ以外にもうる星とかベラボーマンとかメルヘンメイズとかいっぱい出てきたんですけど、大人になって下敷きって使わなくなったなー。逆にいま使ってると新しいかも!
チラシいろいろ
(ドリームハンター麗夢、戦え!イクサー1、ガルフォース2、吸血鬼ハンターD)
(ロックマン、ボードゲーム ドルアーガの塔)
アニメやゲームのちらし。イクサー1とかガルフォースなど、OVAのちらしが懐かしい!あとゲームはロックマンと、ボードゲーム版ドルアーガのちらし。ロックマンは、どこかの中古ファミコンショップで入手したのでしょう。
中古市場がまだあやふやだった頃、当時のゲーム少年はいくつものファミコンショップを駆け回って、中古ソフトを交換していたものです。
当時の中古ショップではファミコンソフトにS、A、B、Cといったランクが付いていて、Sランクのソフトを持っていき、お店のSランクソフトと交換すると500円、Aランクのソフトを持って行ってSランクと交換しようとすると1000円…などのシステムがありました。
で、同じソフトでも店によってランクが違っていて、一方のお店ではBランク、もう一方のお店ではAランクになっていたりするので、両方のお店を行き来して、いかに安く多くのソフトを遊ぶかを画策したものです。特にアルカノイドなどの特殊コントローラーが付随するものは評価が分かれていました。
NGとイシターのパスワード表
(NG 14号)
ナムコ直営のゲームセンター「キャロットハウス」で配布されていた無料冊子「NG」と、その当時の最新ゲーム「イシターの復活」のパスワード表です。
ゲームセンターのゲームでありながら、パスワードを使うことで前回の続きが遊べるという斬新かつ大変なシステムだった「イシターの復活」。
当時、友人と一緒に1日1クレジットという縛りで必死に攻略していって、いよいよ最終面MAIN GATEまで来た!明日はいよいよクリアだ!…となった翌日、意気揚々とゲーセンに向かったら、イシターのゲームが撤去されていた。というのは、いまだにいい思い出になっていません。
カセットレーベル
(超力ロボ ガラット、魔法のプリンセス ミンキーモモ、銀河漂流バイファム(ルチーナ))
今回、数的に一番多かったのがこちら。デジタルメディアはもちろん、ビデオデッキですら普及していない時代、カセットテープはオタクの強い味方でした。僕もUDⅡでオリジナルテープ作ってましたよ。
そういったカセットテープのケースに使用していたレーベル。ガラット、ミンキーモモ、バイファムのキャラを描いた故芦田豊雄さんのイラストが楽しい。
(うる星やつら)
こちらはうる星やつらのカセットレーベル。昭和のファッションセンスが一周してオシャレだったりしません?
あとこちらは声優さんカセットレーベル。こおろぎさとみさん好きだったー。
裏面はその当時演じていたキャラというナイスな企画。
(ママは小学4年生、KO世紀ビースト三獣士、伝説の勇者ダ・ガーン、おにいさまへ…、新世紀GPXサイバーフォーミュラ、宇宙の騎士テッカマンブレード、大草原の小さな天使ブッシュベイビー、魔法のプリンセスミンキーモモ)
アニメージュ付録1983年カレンダー
(風の谷のナウシカ)
アニメ雑誌「アニメージュ」の付録についていたカレンダー。月ごとに人気アニメがピックアップされて、劇中の名セリフが書き添えられています。1月がナウシカなのは良いとして。
(じゃりン子チエ)
せっかくの水着ヒロインを登場させられる7月にチエか。いや水着だけど。あと「ウチ、泣けへん……」って悲しいセリフを一ヶ月見続けるのか…。
ハリマ王の伝説第3弾ちらし
(ハリマ王の伝説 第3弾)
ビックリマンチョコが社会現象になっていたころ、続々と現れた亜流玩具シールのうちのひとつ。当時高校生だったんですけど、小学生に混じって色々と買っていました。
ガムラツイスト、ドキドキ学園、ネクロスの要塞等々。ハリマ王はほとんど買ってなかったんですけど、なぜかチラシだけ残っているという。
ドリームハンター麗夢ファンクラブ会報
(ドリームハンター麗夢、超時空ロマネスク SAMY MISSING・99)
これはまた懐かしい、ドリームハンター麗夢のファンクラブ会報。…なんですけど、実は僕、ファンクラブには入っていませんでした。
高校生の頃、麗夢かわいい!ファンクラブってどんなものなの~? と資料を問い合わせたところ、入会案内と一緒にこのような会報が送られてきまして。
実際には会費が払えない! ということで入会までは至らなかったんですが、なぜかその後もしばらくの間、会報が送られてきたんです。単なる手続き上の勘違いか、貧乏な学生へのサービスだったのかは今となっては謎です。
にしてもこの会報、全国のファンクラブ会員情報が載ってたり、手作り感がすごい。そして改めて情報をよく見ると、会費が入会金込みで1年で1000円でした。どんだけ貧乏だったんだ当時の自分。
というわけで、今となっては懐かしい地味なアニメグッズの数々。イベントチケットはもちろん、下敷きやカセットレーベルなど、おっさんとなった今では使いようのないグッズばかりです。もちろんプレミアが付くような大層なものでもありません。
しかし、こういった地味なグッズの合間からこそ、30年ほども前の記憶が思い出されるような気がします。学校が終わったら自転車に乗り込み、ゲーセンに、アニメショップに、古本屋に出向いて、掘り出し物を探して回っていたあの日々です。
ヤフオクもamazonもネットの欠片すら無かった時代。欲しいものは足で探すしかありませんでした。あの頃は良かったなど言うつもりはありませんが、妙な熱量はあったなー。
ちなみに奥の方にはこんな本もありました。当時のアダルトアニメのムック本ですね。
完全に使える。