女優が売れても歌手活動しなくなったな。

最近、ふとそんなことを思った。

 

僕(1986年生まれ)が子供の頃は人気が出た女優はみんな、とりあえず何枚かCDを出していた気がする。

広末も出したし、ちょっと後の世代の深田恭子も出したし、柴咲コウは一時期かなり歌手活動を積極的にやっていた(そんなに例を挙げれていないけど今思いついた人を書いたのでもっといるはず)。

ここ5,6年くらいで売れた女優[有村架純、広瀬すず、etc(やっぱりあまり例が出てこないけど、もっといるはず)]を思い浮かべてみたがみんな歌手活動をしていない。

のん(能年玲奈)はCDを出したが、あれは特殊な事情によるものだろう。

僕と同い年の石原さとみは歌手活動をしてないけど沢尻エリカは歌手活動をしていた。

一つ年下だと長澤まさみは歌手活動を一瞬した(セーラー服と機関銃のやつ)。

さらに一つ年下のガッキーも歌手活動をしていた(当時、特にガッキーファンでもない姉が『heavenly days』はいい曲と褒めていたので覚えている)。ガッキーと同い年の堀北真希(88年生まれ)はしていない。

もっと下の世代(90年代生まれ以降)はほぼCDを出していない。なので1988年生まれあたりが分岐点になりそうだ(そんなに調べもせず記憶頼りに書いているので異論は認めます)。

なぜ売れた女優が歌手活動しなくなったのか理由を考えてみた。

 

・CDが売れなくなったので音楽活動の利益が見込めなくなった。

・アイドルが増えたので女優の歌手活動によるアイドル活動的な側面が、それに代替された。

・時代的に以前よりも本人の自主性が重んじられるような傾向になった(子供ながらに、芸能人はちょっと人気が出るとみんな歌を出すのでやらされてる感もあって可哀想だと思っていた)。

etc

 

とここまで考えて、ふと思ったんだけど、なんでこんなに女優の歌手活動について分析しているのだろう。別に子供の頃も積極的の女優の出す歌を聴いていたわけではない。仮に今、広瀬すずが音楽活動しだしたとしても多分聴かない。

ただ、[震災以前/以後][1995年以前/以後]など何かを起点に世の中の変化を語るタイプの言説があるように[女優が歌手活動をした時代/しない時代]で分けて世の中(日本)の何かしらの変化を語ることができるんじゃないかという気がしている。

何が変わったのかはよく分からないけど。何かは変わった気がする。

 

something…(何か…)

 

これを読んでくれた人がそれぞれ考えてくれたら嬉しい。

 

 

 

 

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