第033回「デラックス引き出物」
OP/気付いたこと ED/町子のテーマ
唄/森の子町子
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みくのしん写真集化計画
コーヒーが飲みたいのに、僕は今白湯を飲んでいる。何故?
コーヒーを家で一人で淹れている時はなんだかとても良い気になれた時代があったのに。
コーヒーフィルターをしっかりあべこべに折って、
粗く挽いたコーヒー豆の粉を入れたら気持ち真ん中をくぼませて、
100度になる前のお湯を粉に含ます程度馴染ませ、
20~30秒程じっと蒸らす。
そしたらお湯をゆっくり「の」の字を書くようにくるくると中心に注いでいく。(この時に周りのコーヒーの壁みたいなやつは絶対崩してはいけない)
コーヒー豆とお湯がモコモコと泡立っている状態を確認しながらゆっくり抽出し、水面が見えてきた所でお湯を注ぐのをやめる。
最後の一滴は美味しくないのでその直前あたりでドッリパーを下げて、完成。
これが、親や友人に教わったルールを合体させて僕の中で完成された「美味しいコーヒーの淹れ方」だ。
それがどうだ。今僕は白湯を飲んでいる。
「白湯が飲みたかったんでしょ? いいんじゃない? お腹痛いの?」
痛い。お腹は痛いけど実はこの白湯、コーヒーを飲もうと思って出来た白湯なのだ。
コーヒーは本当に奥が深いと思う。
豆の種類や挽き方。粉になってるやつを買うと風味が逃げるから豆で買って飲む分だけを挽かないといけなかったり、それもモーターのやつだと熱が加わって旨味が半減するだとか、
最初は楽しかったけど、器具にもこだわりだしたらキリがなくて、ある日気付いた。
僕は苦くて黒い液体を飲みたいだけなのだと。
それがわかってからはスーパーで売ってる粉のコーヒーを買ってきて、
測りもせずにフィルターにドサッと砕いた豆を入れ、
熱々100度の熱湯をジョボジョボ注いで、
モコモコ泡が消えて水面が現れても構わず注ぎ続け、
しまいには最後たくさん飲みたいから水で薄めてる。
でも、あんまり変わらなかった。
それから試行錯誤を繰り返しているうちに、僕はそもそも「何か喉に液体が流れれば良い」ということに気付いて、コーヒーの気分の時には自動的に白湯を飲むようになっていた。
白湯もレンジでチンして水で割った偽物。
コーヒーにこだわれる人は本当に偉いと思う。
コーヒーにこだわるの俺、ちょっと無理だった。
コーヒーの事、みんなに託すよ…
…いや~?
俺、コーヒー意外もこだわれなくねぇ~?
タイトル【秋を楽しむ みくのしん】
かまどからの一言
みくのしん「見てください!綺麗に色づいてますね〜。ま、僕が引きちぎったらそれで終いなんですけど(笑)」
(写真:味付けのり男)