こんにちは。shunです。
僕はアメリカンドッグを愛している。
コンビニに立ち寄る用事があれば、アメリカンドッグのコーナーをチェックし、
3本以上のストックがあれば必ず購入している。
3本未満であれば、揚げてから時間が経っている可能性が高いので、
どうしても食べたいとき以外は避けるようにしている。
また、アメリカンドッグのソーセージは魚肉と勘違いされがちだが、
国内で一般に流通している商品の殆どは鶏肉と豚肉の合い挽きで製造されている。
B級感溢れるこのソーセージも、
アメリカンドッグとして生地と一緒に食べることで、
ビフテキにも勝るとも劣らない美味しさへと変貌するのだ。
しかし、屋台のアメリカンドッグは基本的に食べない。
価格性もさることながら、イエローマスタードではなく、
めちゃ辛いオリエンタルマスタードを使用している事があるためだ。
本稿ではコンビニ各社のアメリカンドッグの違いについて調査を行った。
1軒目:ミニストップ
店舗数ランキングは全国5位。
店内にイートインコーナーが設けられていることが特徴で、
食品のラインナップがユニークである。
近所のミニストップではヤンキーカップルが席に居座り、
喧嘩強い自慢を延々としている。
僕は隣に座ってその話を聞くのが好きで、ついついマキシマムストップしてしまう。
こちらがミニストップの公式WEBサイトに掲載されている
『ビッグアメリカンドッグ』の写真だ。
ケチャップとマスタードが上手にレイアウトされており、美味しそうである。
重さは110g。
公式の写真のようにケチャップとマスタードをきれいに盛り付けてみよう。
・・・・・・。
どうやら途轍もない技術力が必要なようだ。
何はともあれ、食べてみよう。
うまい!
特筆すべきは生地。
目を閉じればカンザス州の小麦畑が思い浮かぶ。
頻繁に発生する雷雨や竜巻にも負けない力強い冬小麦が、
舌の上でソウルフルなモダンジャズを奏でる。
高めの温度で揚げられた衣はサクっと確かな歯応えを提供し、
油を摂取することによって多く分泌されるβエンドルフィンによって、
脳が快感の海に溺れる。
生きててよかった。
脳内麻薬によって前向きになることもアメリカンドッグの凄いところだ。
食品関係に力を入れているコンビニだけあって、満足に値する商品で間違いないだろう。
2軒目:ファミリーマート
続いてはファミマ。店舗数ランキングは3位。
「お客様とフランチャイズ加盟店、本部とが家族的なお付き合いをしながら、共に発展してゆきたい」という考えから名づけられたらしい。
「家族的なお付き合い」の意味があまりわからないが、
ファミリーマートの本社にズカズカと入って「ただいまー!」と言えば、
受付嬢が「おかえりお兄ちゃん!」と返してくれるのだろうか。卑猥である。
尚、取り扱い食品の原産国をWEB上で表記しているのはファミリーマートのみである。
この経営努力は素晴らしい。
こちらが公式WEBサイトに掲載しているアメリカンドッグの写真である。
ソーセージをフワッとしたやや甘めの生地で包みこんだアメリカンドッグだそうだ。
108g。早速食べてみる。
これは・・・・・・!
ウフイ!
硬めの生地が好きな人には堪らないだろう。
僕はどちらかといえば柔らかい方が好みだが、
アメリカンドッグ特有のサクッふにゃっ!っといった食感が楽しめる。
本社に問い合わせてみたところ、以下のような回答が得られた。
ソーセージを生地で包むシンプルな商品の為、生地に拘っております。
生地の表面のやや硬質なサクッとした食感、
生地の中は逆に柔らかめの食感にして、
食感のメリハリ(コントラスト)を意図的にだしております。
また生地の味付けはやや甘目にして、
中のソーセージの旨みを引き立たせる様な味付けにしております。
ふーん。
3軒目:ローソン
続いては高嶋店長のローソン。店舗数ランキングは2位。
日本で初めて47都道府県に出店した偉大なコンビニエンスストアである。
看板はアメリカンファームを連想させるミルク缶のデザインだ。
発端がアメリカの牛乳屋「ローソン」であることから、このような卑猥な看板になっている。
こちらが公式WEBサイトに掲載している『ジャンボアメリカンドッグ』の写真だ。
ちなみに、フォトショのトリミングが雑なのは僕の技術力の問題である。
重さは106g。
超うまい。
でも、三本目だからお腹いっぱいなんだよね。
ローソンのアメリカンドッグ好きだから、頑張ってきちんとレビューするね。
えー、ローソンのアメリカンドッグは生地に独特の甘みがある。
それでいて癖がなく、硬すぎず、柔らかすぎない食感。
生地だけでも商品として成立するレベルだ。
また、ローソンのジャンボアメリカンドッグは揚げたてではなくても、
電子レンジで加熱すれば十分に美味しくなる。
(時間が経ちすぎているものは硬くなってしまうが)
本社に問い合わせたところ、以下のような回答が得られた。
レギュラーローソンにて販売しているアメリカンドッグは
生地のさくさく感とほんのりとした甘さにこだわって作っております。
ちなみに、ローソンの亜流版、ローソンストア100のアメリカンドッグは製造元が異なる。
実はこちらもめちゃめちゃ美味い。
知る限り最もサクッとした歯応えがあり、非常にアメリカンドッグらしいアメリカンドッグだ。
珍しいことに、ケチャップとマスタードはパキっと割るタイプのものではなく、
ビニールでちぎるタイプのものである。なぜパキッとにしてくれないんだろう?
4軒目:セブンイレブン
言わずとしれたコンビニ界のキングオブキング。店舗数ランキングは1位。
発端はアメリカ南部の氷屋である。とても卑猥。
名称は当初、朝7時から夜11時まで営業していたことに由来している。
朝7時から夜11時まで……氷を使って一体何をしてたんでしょうねぇ?
口コミサイト等では、食品全般の評価が高い。
こちらは公式WEBサイトに掲載されている『ビッグアメリカンドッグ』である。
ちょっと画質が荒い。
93gと他社に比べて小さい。だけどビッグアメリカンドッグ。嘘つくな!
ちなみにセブンイレブンのアメリカンドッグは、地域によって2種類あるらしい。
今回紹介するものは東北、関東、甲信越、北陸、東海で販売されているアメリカンドッグであり、北海道と近畿以西の店舗をご利用する際には参考にされないようお願いしたい。
はぁ…もうお腹いっぱいだよ…。あまり食べたくないけど食べる。
・・・・・・。
うん。たぶん、美味しいんじゃないかな? セブンイレブンだし? マズイものは出さないでしょ?
普段からローソンに次いで買うことが多いセブンイレブンだが、
いつもは食欲をそそられる香ばしさも、今は憎しみを覚えてしまう。順番のせいである。
本社に問い合わせたところ、
表面がサクッとなるような生地配合を使用し、
職人が一本ずつ丁寧に衣付けを行っています。
そこが美味しさのポイントです。
とのことだ。
一本ずつアメリカンドッグを作る職人……子供の頃にその職業を知っていれば僕の就活も違ったものになっていたかもしれない。
5軒目:サンクス
最後はサンクスだ。店舗数ランキングは4位。
サークルKとサンクスの2種類の店舗があるが、取り扱い商品は同じらしい。
名前の由来であるが、「Sun」と「Thanks」を掛けて、Sunksである。
これは想像に過ぎないが、SonとThanksで息子に感謝という卑猥なネーミングの意味も込められてるのではないだろうか。
公式WEBサイトに掲載しているアメリカンドッグの写真が・・・・・・無い。
無いんか~~~~い!!!!!!
サンクス~~~~!!!!!!
フランクフルトとかいうアメリカンドッグの天敵の写真はあるのに、肝心のはないんか~~~~い!!!
重さは109g。
ってサンクス~~~!!!
袋の自己主張強すぎー!!
香港のハッカーから電子テロ受けた時みたいな包み紙である。
まぁ、とりあえず食べてみよう。
まず、挨拶代わりのキッスをします。
決していきなり咥えたりしないでください。
アメリカンドッグはとても敏感なのです。
キッスが終わったら裏側をゆっくり舐めてみましょう。
そのときのコツは、舌先に力を入れないことです。
舌に力が入ると舌が硬くなってしまい、気持ちよさが損なわれてしまいます。
アメリカンドッグがどんどん大きくなってきましたね?
いよいよ実際に咥えます。
サンクス~~~~!!!!!
(油断してるとこんな顔になっちゃいます。
アフェラカンドッグに夢中になり過ぎないようにしましょう!)
まとめ
一番美味しいアメリカンドッグはローソンだった。
独特の甘みのある生地は、一度食べたらやみつきになる。
『ローソンのアメリカンドッグ食べたら人生変わった』
という題の映画が一本できそうなレベルだ。
一番美味しくなかったアメリカンドッグはサンクス。
ソーセージは美味しかったんだけど、生地をもう少し頑張って欲しい。
あと公式のWEBサイト、更新してね!
僕はこれからも色んなアメリカンドッグを探し求め続ける。
大きいアメリカンドッグ。
美味しいアメリカンドッグ。
暖かいアメリカンドッグ……。
そして、
最高に興奮するアメリカンドッグを……!!
東京ゲイナビで。