ちくわを覗いて・・・

キラキラした世界が広がっていたら・・・

素敵じゃないですか・・・?

 

こんにちは!
ライターのBIGSUNです!

ということで今日は!

ちくわの万華鏡を作ろうと思います!

早速!商品紹介!いってみよう!

 

▼ 材料▼

まんげきょう 基本セット

紙筒 ・・・・・・1枚
反射板 ・・・・・3枚
粘着シール ・・・1枚
キャップ ・・・・2つ
アクリル板 ・・・1枚

 

その他の材料

樹脂粘土 モデナ ・・・2個
粘土棒 ・・・・・・・・2〜3本

霧吹き(水)・・・・・・1個
絵の具 ・・・・・・・・お好きな ちくわ系の色を数本

 

 

 

 万華鏡を組み立てる! 

まずは万華鏡を組み立てます!

 

粘着シールを細かくカットしします

 

 

反射板をシールで繋げるように貼ります

 

 

反射板を三角に組んでまたシールで止めます。

 

そして、中身はあえてシンプルに!

 

完全に好みになってしまいますが・・・
今回はちくわ本来の良さを引き出す作戦でいこうと思います!

 

これらすべてを紙筒に
セット!!!!!

 

 

素体が完成〜!

簡単ですね!!!

 

次は外側のちくわ部分に取り掛かります!

 

 

まずは

本物のちくわを用意!

本気でちくわを再現するためには、しっかりと観察することが大切です!

 


接写のちくわ。

近くで見ると結構シワシワ!

焼き目がついてるのに、質感はふやけたような感じです……こうして見ると、ちくわって不思議な物体ですね。

 

 

切ってみました。
斜めに切るだけで ″ 調理した感 ″ が出ます。和物や煮物などでよく見られるポピュラーな形ですね。

 

 

じゃ、ちょっと

 

 

失礼して・・・

 

 

 

 

うん!美味しい!!!

ほどよい塩味 !安定した美味しさです!うめ〜〜〜

 

 

作業中でもちくわを観察できるように写真を壁に貼り付けました!

 

 

粘土を開けていきます!

今回購入したのは株式会社パジコさんの、モデナ(ホワイト)です!

透明感・透光性のある樹脂粘土です。乾くと耐水性(生活防水)になります。

いざ開封!ドキドキ!

 

 

出してみて触ってみると柔らかい!

結構もっちりとしています!なめらか〜!

この粘土は乾かすだけで固まるタイプ。
硬化時間は約3~4日です(作品サイズによって誤差あり)
かたい場合は未開封のまま40°Cのお湯で温めるといいそうです!

 

 

作業中乾いてきてしまう・・・!
そんな時は、霧吹きで少しずつ水を加え柔らかさを調節します。自分好みの柔らかさになるまでこねましょう!

 

 

さっそく万華鏡の素体サイズに合わせて粘土をうすく広げました。

 

 

粘土を素体に巻きつけて、余った粘土はヘラで取り除きかたちを整えます!

 

 

こんな感じです!

 

ここで少々トラブル発生・・・

 

覗き穴の反対側、万華鏡の飾りが入っている半透明のキャップの部分も粘土で覆って、リアルなちくわを再現したいのですが・・・

そうすると覗いた時に十分に光が入らず 暗くなってしまいます。光を取り込むためにこのキャップは飛び出したままにします。少々見た目が悪くなってしまいますが!まぁしょうがないか!!!!!

 

 

 

粘土に色を付けるため

ちくわの色を作ります!
黄土色を軸に赤と焦げ茶を混ぜました!

このモデナは、水彩絵の具・アクリル絵の具・油絵具が混ぜることができます!

 

 

色ができたら粘土に着色!

色を付けるときはちょんちょん少しずつ濃くしていくと失敗しにくいです!

 

 

粘土が混ぜ終わりました!
グラデーションで3色作りました!

これを先ほどの素体に盛っていきます!

 

 

写真の焼き目を見ながら粘土を盛っていきます!

 

 

【ねんど豆知識】
手にベビーオイルを薄く塗ると粘土が手にくっつきにくい!洗い流す時も楽チン!

 

 

【ねんど豆知識】
使わない粘土は乾燥を防ぐため、ラップを巻いて保存!さらにタッパーやジップロックなど密封性のある容器に入れるとより安心です!

 

 

中心になるに連れて色が濃くなるように3色の粘土を馴染ませていきました!

 

一旦、写真と比べてみます!

 

 

うん!
わりと、いい感じです!
最後に上から着色するので若干薄めにしてあります!

 

色の次は、かたち!

ちくわのシワをつけていきます!

 

 

丸めたアルミホイルを押しつけてみましたが…

理想のシワになりませんでした…。これでは目が細かすぎた見たいです。

 

 

 

再度、本物と比べてみます。

もっとデコボコさせる必要がありそうです!

ちくわの写真に注目してみると、このゴツゴツ感…ちょっと・・・山脈っぽい!という発見がありました。日本アルプスとか……そんな感じの。地理の資料集とかで見たことありませんか?山を真上から捉えた地図。あれに似てるなと思いました。

このちくわのシワを、シワの集合体として見るのではなく、この1本シワが、ひとつの山脈なんだ。という意識で見てみると、細かいシワの造形がハッキリ見えてきました。

ここに山頂があって稜線がジグザグと続いてるなとか、ここの谷は深めだなとか。

 

いい発見ができました!
『ちくわは山脈!』このことを念頭に作っていくことにします!

 

 

最初は全体のバランスを見つつ、山並みの様な強弱のあるデコボコになるように意識しながらおおまかに粘土を盛っていきます。

 

【ねんど豆知識】メラミンスポンジの上に 粘土を置くと底面が潰れにくく、くっつきにくいから作業しやすい!

 

 

 

全体をに粘土を盛ったら、今度は細かい部分のシワをつけていきます。

ディテールってやつですね。こだわっていきましょう。

 

 

▲今持ってる青い棒は昔、転写シートを貼る為に使っていたバーニッシャーという道具なのですが、先端が金属で使いやすいです。私は粘土用のヘラじゃなくても使いやすければなんでも使います。

 

 

白いところも細工棒でなぞり質感を出していきます。

この作業だんだん夢中になって、終わり時を見失いそうになりました。←粘土好きあるある。

 

 

よし!なんとか踏ん切りをつけて!

 一旦、乾燥させます!!!

 

 

〜 乾燥中 〜

乾燥おわり!

 

 

!!!!!!!!

乾きました!
乾いたら少し色が濃くなりました。

我ながら写真から飛び出してきたかのか?と思うほどの出来です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!嬉しい〜〜〜〜〜〜〜〜〜

シワ作り頑張った甲斐がありましたね〜〜〜〜〜〜?????ね!!!

 

最後の仕上げに・・・

 

焦げ目を再現するために、絵の具をつけたスポンジでぽんぽんしていきます!

 

 

ぽんぽんぽんぽん!

 

 

軽くニスを塗ったら・・・!!!

 

 

完成!私!ちくわの才能が!!

あったみたいです!!!!

 

 

それにしても
でっけーちくわですね!

景気がいいや!
ってそんなことより・・・!!!!!

 

!!気になるのは中身!!

早く見たいですよね!

 

お待たせいたしました!!!!

ちくわの万華鏡!とくとご覧あれ!!!!!

 

 

3…

 

 

2…

 

 

1…

 

 


▲拡大

 

 

キラキラした ちくわの世界…あった〜!!

素晴らしいですね!!!


人が想像したものは実現できるんですよ・・・

こういう、くだらない夢をこれからも叶えていきたい。見守ってください。

 

 

いかがでしたか?

 

まさか自分にちくわ万華鏡職人の才能が眠っていたなんて思ってもいませんでした。こんなにちくわと真剣に向き合ったのは生まれて初めてでしたが、なんだか不思議と満ち足りた気分です!!満足!満足〜!

最後までお付き合いいただきありがとうございました!!!

次回!!!

「チョココロネの望遠鏡を作りたい」でお会いしましょう!

それではさようなら!

 

おわり