ブロス編集部です。
編集部メンバーが「買って良かった」「見て良かった」「食べて良かった」など、古今東西 森羅万象様々な「良かったもの」を紹介するコーナー、それが「今月の善(ぜん)」です。
今回は、色んな便利グッズを試して「本当によかったのか」を検証しました。
また、紹介したアイテムと使用感を聞いて「ふくろう博士」が総合的に評価してくれます。何でも知ってるふくろう博士のお眼鏡に敵うものはあるのでしょうか。
■美しく保存!絶品ごはん 保存容器
絶品ごはん 保存容器 (エビス)
【試し人:マンスーン】
僕は1日2合食べる程白米が大好きなのですが、食べきれず冷凍したご飯を温める際にグチャッと固まってしまい何だか美味しくないといという悩みがありました。
これはそんな冷凍ご飯をおいしく保存できる専用タッパーです。
2重構造になっている容器が蒸気を循環させムラなくしっかりと温められるらしい…。そんなまさか…ね。
さっそく炊きたてのご飯を容器に入れて冷凍。
翌日、カチカチに凍ったご飯をレンジで温めてみると….
蓋を開けた瞬間、もう見た目でいつもと違うことがわかりました。いつもなら米が固まっている感じなのに炊きたてのようにふっくらとしている!?
更に米に箸を入れてみるとその違いは明らかでした。普段に比べて格段にグチャッとしてないので力を入れなくてもお米を持ち上げることができます。
もちろん完全な炊きたてとまではいきませんが、しっかりと美味しいご飯に仕上がりますし、ご飯を普通のタッパーに入れるならぜったいのこのタッパーの方がいいと思える商品でした。
【勝手に考えた絶品ご飯保存のCM】
・暗い部屋のテーブルが映っている
(ツァラトゥストラはかく語りき が流れる)・曲が一番盛り上がる場面でドーン!というSEと共にご飯の入った茶碗がスローで上から落ちてくる
・着地の衝撃でふんわりと跳ね上がるお米
・ロゴが出る
「ふんわり炊きたて! 絶っ品!ごはん保存!」
(力強い男性のナレーション)
白米が似合う男、マンスーン
■中華街の味!中華街のエビチリがつくれるソース
中華街のエビチリがつくれるソース(横浜大飯店)
【試し人:かんち】
僕は好きな中華料理が3つありまして、1つ目が麻婆豆腐、2つ目が青椒肉絲(チンジャオロースー)、そして3つ目がエビチリです。
どれも甲乙つけがたく、自分の中では全て1位なのですが、もし頭に拳銃を突きつけられて「順位をつけろ。さもなくば……」と言われたら「エビチリです」と答えます。一番原価率が高そうだし。
でも自宅でエビチリをイチから作るとなると、調味料をたくさん使うので面倒なんですよね。
にんにく・しょうが・豆板醤・ケチャップ・酒・中華スープなどなど……冷蔵庫に調味料が揃っている家庭ならいいのですが、普段あまり料理しない人にとっては材料を揃えるのだって面倒だと思います。
「中華街のエビチリが作れる」という触れ込みのこちらのソースは、エビさえあれば本格的なエビチリが作れちゃうんです!!!こりゃ便利!!!!
……と思いきや、この商品も、塩・酒・片栗粉や卵白などは最低限必要でした。まぁ、それくらいはどのご家庭にもあるでしょう。
調理も臭み取りなどちょっとだけ手間がかかりますが、全ては美味しいエビチリを食べるためだと思えばそんなに苦にはならないはず。
見た目はお店のエビチリと遜色ないくらいの仕上がりになり、甘さと辛さのバランスがとても丁度よいです。ソースだけでも白米をわしわし食べられます。
辛いもの好きの方にはちょっと物足りないかもしれませんが、そんなときはタバスコを好みでかけるといいと思いますので、ぜひ試してみてください!
うちにも作りに来てください
■バスタオルを干したい!バスタオルかけ
伸縮タオル掛け(レック)
【試し人:まきの】
自宅は割とスッキリしているんですが、風呂上がりに体を拭いたバスタオルを干しておく時、こうやってダイニングテーブルの椅子の背もたれに掛けとくしか置いとく手段がなく、何か見栄え悪いよな〜って思ってました(何回か使ってから洗うし)。
ということで、何かしらのバスタオルかけを買ってみました。伸び縮みして吸盤で、つきづらい場所にも接着できる補助シートみたいなものもあってだいたいの場所に付けられそうです。
ということで、ここに付けてみました。ダイニングテーブルの短辺の方、さらにカウンターキッチン側。
たまたまhuluで「収納のおさよさん」という番組を見た時に「テーブルの短辺にモノを吊るすことで収納しつつ隠せる!」という小技を思い出して実践。
ここはテーブル下部ということで死角になりながらもしっかりバスタオルを広げて干せるのでまさに死角をついた収納になっています。
ご覧の通り、干してるのが全然分かりませんね。やった〜!複数枚干す場合もここにさらにハンガーをかければイケそうです。
hulu入ってるなら「有吉の壁」のおまけ映像「エンディングの安村さん」も見てくださいね
■引き裂け!キャベツスライサー
キャベツスライサー(下村企販)
【試し人:松岡】
僕はコンビニやスーパーで「千切りキャベツ」を買う習慣があります。手軽に野菜を摂りつつ、惣菜の揚げ物などを食べるときにさっぱりするのがいいですよね。
在宅での仕事が多くなり自炊をする機会が増えるごとに、自宅で簡単に千切りキャベツを作る方法がないかと悩んでいました。そんな時に見つけたのがこのキャベツ専用のスライサーです。
通常のスライサーよりも幅がでかく、半分に切った大きさのキャベツが余裕でハマります。普通のスライサーだと、幅に合わせるために細かく切らないといけないので、めちゃ楽。
イカツイ安全ホルダーもついているので、指先を気にせずどんどん千切りにできるのも安心ですね。また、100均で売っている一番でっかい3Lのタッパーの上で千切りができるので、1玉ごとスライスできるのも最高。推定5袋分の千切りキャベツが一度に作れますよ。
気になる味の方ですが、包丁で刻んだ雑なサイズのキャベツとは違い、均等に細く刻まれたキャベツのふんわりとした食感と甘みが本当においしい。これに『パリパリ無限キャベツのもと』を入れたら、さらに最高だろうな。
野菜が不足しがちな一人暮らしの方や、家族で野菜をたくさん食べる家庭でも役にたつ商品だと思うので、一家に一台あっても嬉しいスライサーだと思います!これから僕は毎日、キャベツを食べます。
生活感が良いですね
■野菜をおいしく保存したい!愛菜果
鮮度保持袋 愛菜果(NIPRO)
【試し人:かまど】
「これに入れるだけで野菜が長持ちする!」とオススメされたので初めて使ってみました。最高でした。愛菜果(あいさいか)という名前からしてまず最高ですよね。
野菜や果物が出すエチレンガス(野菜・果物を腐らせるやつ。これ聞いたの高校の生物の授業以来だ)を袋が吸着するという仕組みらしいです。音楽室の防音壁みたいな感じ?
Lサイズはしっかり大きいので大体の野菜は入ると思います。この写真ではほうれん草1パックをまるまる入れたんですが、全然余裕があります。
同じ種類(根菜同士とか葉野菜同士とか)であれば同じ袋に入れても大丈夫らしいので、デカめのサイズを買った方がいいかもしれません。
Mサイズはこんな感じ。ナスとピーマンを入れてなおまだ余裕がある。
1週間ほどしか試していませんが、目に見えて効果がありました。葉野菜でもまだピンピンしてます
今まで野菜を使いきれずに無駄にしてしまいがちだったんですが、この1週間試しただけでもかなり安心感が生まれました。
洗えば何度も使えるらしいので、それも嬉しいですね。一度買っちゃえばしばらくは野菜室が安泰かも!
強いていうなら、袋自体に色がついているので、中の様子が分かりづらいのは難点かも。
そうそう腐ることはないと思うのでその点では心配してないんですが、冷蔵庫を開けた時にぱっと見で「あの野菜が残ってんな〜」を把握しづらくなったと思います。
あと、野菜を詰めるときは一度市販の袋から出して詰め直す必要があります(多分、ガスをしっかり吸着させるためだと思う)。買い出し直後とかは結構ダルいです。
デメリットで言えばこれくらいかな…。どう考えてもメリットが圧勝。お土産でもらったフルーツの詰め合わせとか毎回焦って消費してたんですが、コイツさえいればかなり余裕を持って味わえるはず!
袋を止めるために輪ゴムで縛ったりする必要があるそうですが、手でキュッと縛ったり、口を折りたたんだりするだけで十分効果があります。
僕、すげーバカだと思われてる?
愛菜果を愛用する人はやっぱり愛妻家なんでしょうか?
■また来月
また来月、「この世の善」をご紹介させていただきます。
それではさようなら。