はじめまして! BL大好きな猫野きなこです。

 

とある少年誌の発売日に、Twitterで「推しカプが結婚した」とTLの腐女子たちが騒いでいました。(推しカプとはハマッているカップリングという意味)

 

すでに本誌の漫画を読んだフォロワー同士で「あれは確かに結婚してた」とか「2人の間に夫婦のオーラが溢れていた」と盛り上がっています。

 

真実を確かめるために私も急いでコンビニで本誌を買って読んでみると、ただ隣を歩いてるだけだったり、一言会話しただけだったりします。

 

マイナージャンル民は特にキャラクター同士の関わりが滅多にないので、「隣を歩くだけ」という萌えポイントで舞い上がってしまうんですね。

 

しかし、その小さな関わりで薄い本が何冊も完成したりするので、腐女子の無限の想像力って本当すごいと思います。

 

腐女子は天邪鬼(あまのじゃく)

隣を歩くだけで結婚と言うなら、直接的な触れ合いが原作であったらもっと腐女子は喜ぶのではないかと思いますよね。

 

しかし公式がホモホモしくしすぎると「私達に作者が媚び始めた」と一気に冷めてしまう腐女子も中にはいるので女心は複雑です。

 

「ほらほら腐女子はこういうのが好きなんだろ?」という原作者の意図が見え隠れすると、逆に抵抗したくなるのかもしれません。

 

キャラクターの隠された日常の妄想は腐女子が補うので、そこを公式にやられると「楽しみが奪われた」と感じるというのもあるのでしょうね。

 

しかしながら、最初から腐女子を全力で狙ったアニメに見事に釣り上げられてしまったりもするので、イラストの好み次第では「どうしても見ずにはいられない」という場合もあります。

 

腐女子のSNSは経済を回している

SNSによる腐女子の経済効果を侮ってはいけません。

 

腐女子のカップリングによるネットワークは凄まじいものがあります。

 

原作以外でも二次創作の漫画やイラスト、公式のイベントやグッズなどをSNSで共有することによってカップリングが盛り上がりますし、そのカップリングをSNSで知ることによって原作漫画の購入に繋がったりもします。

 

とあるアニメ映画も腐女子の口コミによって、過去最高の興行収入になったケースがありました。

 

しかし、原作やアニメが終了したり、公式のツイッターの更新が止まったりすると、次の萌えを求めてジャンル移動する腐女子が多いのも事実です。

 

公式には腐女子の特性をうまく捉えたエネルギー(萌え)の供給によって、経済を回してほしいですね。

 

腐界の現場からは以上です。