ミニ四駆がまた熱いらしい。どっちかというと、子供より大人のほうが熱くなってるらしい。ミニ四駆といえば改造だ。窓をくりぬいて軽量化したり、スポンジ性のタイヤや高性能なモーターを積んだりして、子供のころに夢中になったものだ。
東京・新橋に「タミヤプラモデルファクトリー」というタミヤ直営の大型専門店があるのを、みなさんご存知だろうか。新橋といえば東京のオフィス街だ。それにこの店、平日なら昼の12時から夜の22時までやっている。完全に大人がターゲットだ。
そのプラモデルファクトリー、もちろんミニ四駆やオプションパーツも充実している。
買ったミニ四駆はこれ。フルカウルミニ四駆の「ビートマグナム」だ。本当はサイクロンマグナムが欲しかったのだが、人気のせいかあいにく売り切れていた。
パーツも何種類か買ってきた。子供の頃は、こういうパーツひとつ買うのにも手が届かない小遣いだったが、大人になった今なら余裕の金額だ。こういうとき、大人になってよかったと思う。ひとつひとつの金額も安い。
組み立てもすごくカンタンだった。
スタビライザーポール。コースアウトを防ぐためのパーツだ。
ショートスタビライザーローラー。こいつもコースアウトを防ぐ。かつ、ローラーによるコーナリング能力を高めるためのものだ。
アルミのリヤパーツ。アルミ製なので軽く、ローラーも2つずつついている。
フロントバンパー。ミニ四駆自体の剛性を高める。
さて、ミニ四駆自体を作るのはカンタンだ。
とくに説明することはないからガンガン作っていく。
ガンガン作っていく。
ガンガン作っていく。
ガンガン。
さて、素組みは完成した。ここから先ほど作ったグレードアップパーツをとりつけたり、ボディの軽量化を行っていく。
ドリルで軽量化をします。
そして、とうとう完成した。
ビートマグナムをグレードアップパーツで改造した。
アルミ製のダブルリヤローラーでコーナリング対策を施している。
ショートスタビライザーローラー、スタビライザーポールでコースアウトを恐れることもない。
ボディをドリルで軽量化。スピードアップに一役買う加工だ。多少ボディにダメージが残ったが、全く問題ない。
さらに軽量化によって失われる剛性を、マウントプレートで補強。
自分で言うのも何だが、良いマシンが出来上がったと思う。
ミニ四駆は、それほどコストもかからずに始めることができる趣味だと思う。懐かしさも手伝って必ずおもしろさを見つけることができるだろう。興味を持った読者の方は、ぜひ一度やってみて欲しい。